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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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ミャンマー情勢が気になる [2007年09月28日(Fri)]
日本人カメラマンが亡くなり、日本も他人事ではなくなったミャンマー情勢ですが。
気になりますねぇ。
亡くなった方がカメラマンということで、職業柄、他人事ではないという部分もありますが。
お坊さんたちは、毎日、托鉢をして歩くので、庶民の暮らしがわかるんですよね。
一般の人が反政府的な動きをすると、兵隊がその気になったら、一気にとっつかまえてしまうんですが。お坊さんならそうはいかないということで、民衆に代わってお坊さんがデモをしたわけですが。大きな事になってきました。
事が大きくなったのは、お坊さんたちがアウンサンスーチーさんに会った事が、引き金になっています。
アウンサンスーチーさんのお父さんは、ビルマ建国の父といわれています。建国の父といっても、建国の前に31歳の若さで亡くなっています。
日本で言えば、ちょうど幕末の吉田松陰、高杉晋作、坂本竜馬のような感じです。
幕末に夜明けを見ることなく、若くして亡くなった英雄たちは、日本で人気を誇っているわけですが。それと同じようにアウンサンスーチーさんのお父さんもミャンマー人にとって絶大な人気があり。娘もその人気を継承しているわけです。

#アウンサンスーチーさんのお父さんは、当時イギリス領インドの一部にされていたビルマから、日本軍と組んでイギリスを追い出し。しばらくして、日本がビルマのためによくないと気づいたら、今度はイギリスを味方につけて、日本軍を追い出し。結果としてビルマの独立にもっていったわけですから。そうとうしたたかです。

ただでさえ、庶民に尊敬されているお坊さんと、アウンサンスーチーさんがタッグを組んだということとなると、そりゃ盛り上がっちゃいますよね。しかも、人気タレントまで、お坊さんに協力したのですから大変です。10万人もあつまってしまいます。
ただ、気になるのは、民主化をしようとする人たちと、国民の生活というレベルから政府のやり方に異を唱えているお坊さんとは、反政府活動の目的がちがうんですよね。
もし、このデモがきっかけに、いまの政権が追い出されたとしても。新しい政府はどうなるんでしょうね。

とにかく、かなりの流血事件になっているので、どうにか人の命を奪わない解決をしてほしいものです。

亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
P.S.亡くなられた長井健司さんですが。
神戸新聞に載っていた写真を見てびっくりしました。
わたしの持っているのと同じ三脚を持っていたんですよね。
おそらくわたしと同じようなビデオカメラを持って、ヤンゴンの地に降り立ったのでしょう。
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コメント
ごだっぺ さんカキコミありがとう。

タイフェスティバルの準備で、テレビは見ていませんが、どうなんでしょうね。

あ、今見ちゃいました。

完全に狙っていましたね。

おそらく、ビデオテープは回収されてしまったのではないでしょうか。

わたしも、あの状態になったら、きっとビデオカメラを放さないと思いますね。

それにしても、テレビ局の社員は、だれも戦地で取材しないんですよね。
だから、フリーの契約カメラマンが撮っているんですよ。

給料は、キー局のテレビ局員の何分の一なんですよね。

大手メディアが取り上げない問題を追いかけているジャーナリストのことを、こんなことがないと取り上げない大手メディアという矛盾を感じます。
Posted by:まいける東山  at 2007年09月28日(Fri) 23:55
僧侶が活動の中心になっているというところが今までとは違いますね。
犠牲者がこれ以上増えないように願うばかりです。

しかしながら、亡くなられた長井さんの撃たれた映像を繰り返し流すテレビ局の無神経さには怒りを感じます。
年老いたご両親、ご家族がこの映像を見て一体どう感じることか。
確かにあの映像には彼が伝えたかったであろう現地の混乱、逃げ惑う人々が映し出されていますが、一人の人間が絶命する様を繰り返し放送するテレビ局だって彼を至近距離から撃った兵士と同等のレベルのように思います。
彼が握り締めていたカメラには一体何が映っていたのでしょうか・・・
Posted by:ごだっぺ  at 2007年09月28日(Fri) 21:56
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ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」
まいける東山監督作品 ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」