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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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ストリートチルドレンたちのうたごえ [2007年09月17日(Mon)]
ベルギー在住の人気歌手ファタキの興味深いCDを入手しました。
アフリカのコンゴ共和国は、資源が豊かだったために、長年戦乱が続いていて、貧困化が進んでいます。やっと、停戦をしたということで、8年振りにコンゴの地に戻った、ファタキは、停戦しても貧困が全く解決していなくて、ストリートチルドレンがいっぱいいることに愕然としたそうです。
そこで、ファタキは、敢えて、コンゴ国内で活動をして、音楽で元気になってもらおうと
考えた。ビジネスとしてはあまりよくないところでの活動と言うことで、ミュージシャン仲間の中には、やめたほうがいいと助言した方もいたそうですが。ファタキの信念は堅く、ストリートチルドレンたちとレコーディングに挑んだそうです。
それが、このCDです。



アフリカの子どもたちは、音楽性はすごい。

問い合わせ NPO法人アフラシア http://www.npoafrasia.com/
コンゴ民主共和国の
少年兵やストリートチルドレンの
支援活動をしています。


じつは、こぼれ話があって・・・
音楽によって、子どもがイキイキしすぎてたため、DVDの日本版の発売を中止したのです。
変な話ですが、日本人って、「悲惨そう」な姿を見て、募金をしたりする傾向があるんです。
実際のストリートチルドレンは、見ているとほんとに涙が出そうなぐらいきつい生活をしている。しかし、レコーディングスタジオに入った、ストリートチルドレンは、歌うことで元気いっぱいになってしまって、貧困による苦しさなんか吹っ飛んでしまったのだそうです。
本当は、この姿こそが感動的なのですが。残念ながら、そのスタジオの姿"だけ"を見たらストリートチルドレンの深刻な問題がわからなくなってしまうのだそうです。
だから、スタジオでのレコーディング風景のみの入ったDVDの日本国内版の販売を見送ったのだそうです。

「悲惨」なものが好きで、ものの本質を見ようとしない、日本人の心のヤミを感じます。
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コメント
ごだっぺさんカキコミありがとう。

まあ、イベント毎にコンセプトがあるので仕方ないですが・・・。

今年は、日タイ修好120周年と言うことでタイ関係のイベントがたくさんあります。

とはいえ、私の方のキャパシティの問題もあって、出展出来る所って限られているのが現実です。


さて、アフリカの洪水ですが、ほんと大変です。
洪水と渇水ってけっこうワンセットだったりするんですよね。要は、自然が水を溜められないことで起こる。
その多くが、文明によって自然を壊したということで発生するんですけどね。

アフリカの報道ですが、ヨーロッパの方がアメリカよりアフリカに親近感をもっているために、報道する傾向があります。
イギリスよりアフリカに植民地をたくさんもっていたフランスの方がもっと報道していますね。
Posted by:まいける東山  at 2007年09月25日(Tue) 23:06
グローバルフェスタって書類審査があるのですか?
初めて知りました!実績がないとダメ?外務省が絡んでいるから厳しいのかしら?

そういえば上野公園でもタイフェスティバルやっていたようですね。
こちらはタイ航空が主催したものなのらしいですが・・・?
最近情報量が多くてなかなかついていけないです(苦笑)
その中から正確な情報を得ることも大変だなと思います。
10月の代々木公園ではぜひTSUNAMI CRAFTを探しあてたいです(笑)。

話は飛びますが、アフリカの一部で洪水被害が出ていますね。
私の関係のある国もありとても心配です。
時には渇水で水がなかったり、そうかと思えば洪水もあるし・・・なかなか一筋縄ではいかないですね。
そしてこの手のニュースはBBCが本当によく伝えてくれるなと思います。
CNNではO.J.SIMPSONのほうが重大ニュースですものね(苦笑)
Posted by:ごだっぺ  at 2007年09月25日(Tue) 20:57
ごだっぺ さん カキコミありがとう。

そうそう、悪意はないけど、可哀想でなければ、募金が集まりにくいんですよ。

寄付したモノに関しては、換金されてしまったりすることって多いようです。
だから、どうするかっていうと、現金で持っていって、近くで調達して自分たちで持っていって、支援するんです。
私の知り合いのNGO職員は、イラクの子どもに薬を届けるため、現金を持ってヨルダンに行き、そこで必要な薬を買って、イラクに入るんです。そして、直に渡してくる。命の補償はありません。
この職員と同行してイラクに入ったジャーナリストは、このあとイラクにいる米軍に拘留されてしまいます。
命からすれば、モノが多少現金にされたりとかしても、一部でも届けば良しとするという考え方もあります。

P.S.グローバルフェスタですが、その日は、大阪のタイフェスティバルの方に行っています。
実は、去年グローバルフェスタに出展の応募をしたのですが、私のような実績も組織もない新しい活動は、書類審査でアウトでした。

かわりに、10/22.23、27.28は、代々木公園のイベント、11/3.4は新宿御苑のイベントに出展しております。
お時間が在ればお立ち寄り下さい。
Posted by:まいける東山  at 2007年09月24日(Mon) 22:27
ちょっと前の話題になりますが、こちらのトピックがまさにドンピシャ!だったので、こちらに書き込みをします。

まいけるさんのおっしゃる通り、「文字通り」しか受け止めずその裏を読めない人が多いなと思います。
夕張やしょうがい者の問題もしかり。最近ではアメリカの「JENA6」の問題にもそんな一面が見えるかな。

アフリカは個人的に支援している団体等もあり馴染み深いのですが、
アフリカを見る日本人には「うるうる族」が多いなと思います。
アフリカ=過酷な状況にいる子供達
これが多くの日本人の求める図式。
これが「自分達の募金や援助」で再生されていく姿をみて、また「うるうる」する。
もちろん悪意ではなくすべて善意の心からのことだし私はその行動を批判する立場ではないのですが。
確かにお金や援助は絶対的に必要なんですが・・・寄付した自転車が換金されるためにその日のうちに売り飛ばされていたり、送った衣類がマーケットで売られていたりする現実を見たらどう思うのかな?
それほど厳しい現実がそこにはあるのですが。
本質が見えなければ解決方法も見つからないですよね。

PS.今年のグローバルフェスタにはTSUNAMI CRAFTはブース出展などはしますか?今年はお手伝いではなく一参加者として参加する予定なので、もし出展するのであればぜひ見てみたいです。
Posted by:ごだっぺ  at 2007年09月24日(Mon) 19:44
ムツミさんカキコミありがとう。

そうなんです。
画面に映っている部分で判断するしかないのですが。画面に映っている部分でしか判断しないという想像力の欠如が問題なんです。

最近は、空気を読めるかどうかで、人の評価をされることが多いわけですが。
空気を読めても、映像の裏側だとか、行間を読めない人が多いのかもね。
Posted by:まいける東山  at 2007年09月18日(Tue) 12:13
なんだか悲しくなりますね。
楽しく歌う姿だけを見せられない日本。。。
情けないです。
厳しい状況で暮らしている子供たちが
音楽に触れることだけで、輝くことが出来る
そこまで、感じ取れる人が増えて欲しいです。
Posted by:ムツミ  at 2007年09月17日(Mon) 23:36
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