• もっと見る

STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
<< 2018年03月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
月別アーカイブ
タグクラウド
新作のカオラックの民芸品を初公開 [2006年04月29日(Sat)]
先日届いた、カオラックの民芸品の新作を「ヒーリングナイトその五」で初公開した。
「ヒーリングナイト」というイベントでは、オーガナイザーが、働くことでの津波の癒しについて理解していただいていることもあり。今回が3回目のイベントへの出店となった。

新作の評判はすこぶるいい。



今までのカオラックの民芸品はサオリプロジェクトの製品が人気だったのだが、今回の作品は、サオリの品質向上もさるとこながら、他のブロジェクトで作られるバティックへの注目度が高かった。
カオラックの津波復興住宅の民芸品は、約20のプロジェクトがあるのだが、大きな復興住宅街で作られているサオリプロジェクトが躍進している一方、他のブロジェクトが販売面で苦戦しているという状況がある。
被災地によくあることだが、一番大きな被害のあった地域か、大きな避難所や復興住宅のある所、又は交通便がいいところに、マスコミや、視察者、ボランティア、NGOそして支援が集中するという現象がある。そのため、被害は一番大きくないかもしれないが、甚大な被害を得ているのに、情報は発信されない、注目されない、報道する価値があると思われない、支援が来ない、人が来ない、お金が来ない、物も来ない、復興しない、努力もなかなか報われない、というないない尽くしの現象が起きる。
一番大きな復興住宅のプロジェクトが成功することにより、イメージリーダーとなることは大切なのだが。それと同時に、他のプロジェクトも引っ張られる形で伸びてゆかないと、一人勝ちになってしまって、多くの人が助からない。
今回、サオリの他に、2つのプロジェクトのバティックの作品に注目が集まってきたというのは、より多くのプロジェクトがうまく運営出来る手助けとなる可能性が出てきた。
とはいえ、まだ、約20のプロジェクトのうち、5つしか取り扱えていない。そのうち、いろんなものが扱えるようになればいいんですけどね。

そして、これから、日本の夏にかけて売れてくれれば。現地のシーズンオフで観光客の減るカオラックの工場も少しは助かるだろう。
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
コメント
プロフィール

まいける東山さんの画像
まいける東山
プロフィール
ブログ
https://blog.canpan.info/ideaeast/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/ideaeast/index2_0.xml

tsunamicraftをフォローしましょう

canpanブログ大賞
特報!
ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」
まいける東山監督作品 ドキュメンタリー映画「STILL ALIVE 2005年プーケットに何が起きたのか」