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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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「妊娠解雇」が「児童虐待」の引き金になった [2010年11月09日(Tue)]
というタイトルの日経ビジネスオンラインの記事が掲載されています。
妊婦や乳幼児を持つ母親に対し、労働基準法が機能せず、働く人の人権が守られないことから、それが児童虐待に繋がり、二次的、三次的な被害者が出ているという事例の記事。
いたたまれないですよね。



この件以外にも、変な話があります。

某乳児同伴で働ける職場では、最低賃金以下でたくさんの乳児を持つ母親たちが働いています。
どうも、乳児同伴で働く場合、障害者と同じ扱いとなって、最低賃金以下での雇用してもいいという特例が認められるらしいんです。それを利用して、低賃金で雇用しているようなんです。
しかも、経営者は乳児同伴の職場を提供しているということで、世間的には高い評価を得ちゃってるわけです。
最低賃金は、なんのために作られているのかを考えると、目的を達成できていないのは明らかです。
変な話ですよね。

この変な話を成立させてしまうのが「妊婦解雇」。

経済的な問題やら、生きがいという面も含めて、働けない、働かせてもらえないというのは、とても苦痛なんですよね。
そりゃ、少子化や児童虐待などのいろんな問題が起きるわ。

0歳から預かれる保育所整備などの社会基盤作りなどの、対策は急務だと思います。
また、保育所に預けやすい仕組みも整備すべきです。

単に増やすだけではなく、制度が受けられやすくするよう、ハードルを下げることも必要かと思います。
うちの子が行っている保育所には、一人っ子が少数派で。少子化と言われる昨今とは逆に二人・三人はたまた五人兄弟などたくさんの兄弟のいる園児が多いんです。
公団や公営住宅もそうなんですが、最初は審査が厳しく、一度、入り込んでしまえば制度をいくらでも活用できてしまうって事が、保育所で起きているからそうなっているのではないかと思うわけです。
つまり、最初の出産後に受けられるサービスの差や、その他の待遇の違いが二人目、三人目に・・・・ということへの差に繋がっている可能性が非常に高いわけです。

定員割れしている幼稚園と、待機児童だらけの保育園を、-1+1=0という算数の発想で「こども園」に合体させればうまくいくなんてありえないと思います。
「妊婦解雇」をはじめとする雇用の実情などと合わせた、総合的な対策を望みます。
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