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STILL ALIVE

2001 ニューヨーク同時多発テロによる海外渡航自粛
2002 SARS(重症急性呼吸器症候群)による渡航規制
2003 鳥インフルエンザによる東南アジアへの渡航規制
2004 スマトラ島沖地震による津波被害
次は何が起きるのか?

ここ、数年、観光で生きているタイ・プーケットは、毎年のように、数々の苦難が襲っているが、立ち直っている。
しかし、今年、2005年は、すでに津波被害からの復旧が終わったにも関わらず「日本人観光客だけがプーケットに来ない」という現象が発生。それは、タイ・プーケットで、現地のタイの人たちと共に暮らし続けている日本人たちを直撃。それでも、力強く、楽しく、生きている。そこには、今の日本社会が失った大切なものが生きていた。

ブログ名同名のドキュメンタリー映像の製作に関する話題。
風評観光被害の他に、地球温暖化の問題、コミュニティの再生、人間の回復、地域の再生、貧困問題などを取り上げてゆきます。
ツナミクラフトの「さをり織り」の情報。
エコロジーシアター「天の浮舟」情報も。


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議会は何を話し合うべきなのか? [2010年10月19日(Tue)]
武蔵小金井駅前にクラッシック音楽に適したホールがURが建設して来年にも出来るのだが。その件で、小金井市の議会が紛糾している。
そして、国会の方も、なんか揚げ足取りのような状態が続いている。
議会の目的が不明確になっているから、このように状態になっているのではないだろうか?


武蔵小金井駅前の仮称)市民交流センターと呼ばれている建設中の建物


施設が完成すると、市は何十億円の建設費用をURに支払い、しかも、毎年2億円以上の運営費用負担が必要になるということで、疑問の声を持つ市民がいる、いわくつきのたてもの。
小金井市の文化の発信に役立つ効果もあるが、キャパシティが中途半端で、私のような舞台屋さん、イベント屋さんとしては、使いにくいホールで、しかも学校行事でも使いにくいとの指摘もあります。
最近、越してきた私にとっては、完成間近のホールは、すでに市議会の合意の上で進められていたのかと思っていたのですが。どうも、そうでないらしい。
まだ、小金井市とURとの間で契約も済ませていなかったのだそうです。
見切り発車で作って、既成事実を作り、売りつけると言われても仕方がない状態です。
そんなことで、建物が完成間際の状態で、市議会で契約をするか、どうかで、紛糾しているわけです。

ところが、その紛糾している内容がお粗末。
荷さばき用の駐車スペースが、小金井市、住民、企業の複数の所有者にまたがっていて、自分の土地なのになぜホール用に使わせなければいけないのかで、もめている。
本当に多くの人が困る可能性のある事は、将来の利用者であり、同時に将来多額の借金返済や補てんにあたる人の事。
そんなことなど頭にない状態で話が進んでいるらしい。(本日、議会や総務委員会の傍聴している方のツイッターの情報)

よくステークホルダー(利害関係者)と言うけど。
このステークホルダーは、直接の利害関係者だけでなく、将来発生するステークホルダーが存在するはずであるが。現状のステークホルダーだけで話し合いが進められる傾向がある。
今の小金井市のホールに関する話し合いは、地権者というごく一部のステークホルダーだけの話し合いになっているような気がする。
ほんの一部のステークホルダー間の調整は、極端な話、わざわざ議会の中で調整すべきではない内容ではないかと思う。
議会で話されるのは、利害関係者の代表の議員や役人が、今の自分たちの利害やプライドのためだけで話し合うのではなく。将来のステークホルダーの事を踏まえて話し合うのが、未来を見据えた話し合いであり、議会であり議決というものではないだろうか?

議員や首長は、選挙に落ちると、おまんま食い上げなので、現状の利害関係者に訴えかけて選挙に勝ちぬく。
しかし、未来をどのようにするのかを決めるのが、立法の仕事だとしたら、まだ生まれていない人を含む、将来の子どもたちや、転居してくる人など、これからのステークホルダー存在に留意して議決をするべきでしょう。

そんなことで、国会で敵対する政治家の過去をひっかきまわし糾弾することに終始するのは、立法としての仕事をさぼっていると言っていいと思う。
もちろん、なぜ、そんな悪いことが起きたのかを知り、再発防止をするために、問題行動を起こした政治家に事情を聴くのはいいと思う。
それを、人気を取るための吊るし上げの道具にのみ使うのなら、税金泥棒である。

議会の目的は「議決をすることで将来を決めて行く」という事。
「議決をすることで将来を決めて行く」という意識のない出席者ばかりの話し合いは、明るい将来を生み出せないに違いない。
議会を始める前に、議会の目的は「議決をすることで将来を決めて行く」という事を是非共有してもらいたいと思う。

そうするだけで、国会運営なり議会運営がスムーズに行くと思う。

そのうえで、将来のステークホルダーを見据えた会議をひらいてほしい。
それが、未来をつくる話し合いというものだと思う。
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