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2014年04月10日

4月2日「人そだて地域そだて」


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平成26年4月2日 岩手日日新聞より

1月15日「人そだて地域そだて」
 FMあすも 水曜日の11時35分からは、小野寺センター長出演の「人そだて地域そだて」のコーナーです。放送内容の一部を紹介させていただきます。

 4月2日の岩手日日には、「協働のまちづくりを進めています」とコメントする市長の記事が載っていました。4月1日から協働推進計画の施策が始まります。「協働」はわかりにくい言葉ですが、地域づくりの原点だと思います。今までは行政から「こういう事業をやりませんか?」「こんな補助金が出ますよ」と提案されて活動を行い、住民もまた「行政にこれをしてほしい」という要望・陳情をしてきました。しかしこれからは、市民が描いた計画に沿い、行政・NPO・企業が支援をするという、そもそもの地域づくりの在り方に戻るのかなと思います。地域の皆さんが元々の基本を描き、その内容に沿って各種制度や支援を利用するようになるのかなと思います。

 視聴者から「萩荘地区で、元気な地域づくり事業を活用した催しが計画されているようですが、地区民総会で説明を聞いても内容がよくわかりませんでした」というメッセージが届きました。
 何かを知らせたり連絡をする時は事前の準備が大切です。例えば、会議のご案内と一緒に「総会では〇〇のことを伝えますよ」という一言を付け加えるのも手です。私達は何かを伝える時、小学1年生でもわかるような話し方することを心掛けています。教科書のような話し方やカッコつけた言葉は、意外と伝わりにくいものです。噛み砕いて話すのはもちろん、「これでいいですか」「次に進んでもよろしいですか」と要所ごとに確認することも大事です。

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陸前高田まちづくり協働センターがある商店街の風景

 先日は仕事で沿岸に行きました。震災後3年が経過し、沿岸では大きな変化が出てきています。今まで被災地支援ということで各地から支援に来ていた団体が、3年と言う任期を終え現地を離れています。これからは地元の力だけで地域を作っていかなければならないという課題がありますが、仕組みがまだできていないので、住民や行政の役割分担が混在しています。もう少し役割分担を明確化しなければ成しえないこともあり、しかし「何かやらなければ」という思いもでてきます。陸前高田まちづくり協働センターは、地域の駆け込み寺になっておりますので、困った時は是非お気軽にお立ち寄りください。

陸前高田まちづくり協働センター
http://rtmachikyodo.jimdo.com/

高田大隅つどいの丘商店街
http://rt-tsudoinooka.com/
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