【樽とタタン】を読んだ。
[2020年08月27日(Thu)]
中島京子 著 【樽とタタン】(2018 新潮社)を読みました。
https://www.shinchosha.co.jp/book/351351/
《鍵っ子》だったワタシは、
小学校が終わると毎日、喫茶店に向かい、
母が迎えに来るまでそこで時間を過ごしていました。
置いてあった珈琲の赤い樽にいつも入っていたので、
常連客のひとりがワタシを〖タタンちゃん〗と呼ぶようになりました。
マスターをはじめ、店に集う個性的なお客さんたちは
タタンちゃんとほどよい距離で子ども扱いしないで接してくれて
とても居心地が良さそうです。
作者の名前を隠してこの文章を一頁読んだだけでも、
私はナカキョウ作と言い当てることが出来るでしょう
それほどナカキョウ作品には独特の雰囲気、ノスタルジー、言い回しが
溢れています
必ずお年寄りが登場して名言を言います。
あれから30年以上が過ぎおとなになった「ワタシ」が、
小学生時代の自分を回想している9つの短編は、
嘘かまことか本人もわからなくなってさえいます。
『それはほんとう?それとも嘘?』
小説家には一つだけ、聞かれても答えなくていい質問がある
ナカキョウ️うまい大好きです️
表紙のタタンちゃんが
思わず手に取りたくなるかわいさです(*≧з≦)
https://www.shinchosha.co.jp/book/351351/
《鍵っ子》だったワタシは、
小学校が終わると毎日、喫茶店に向かい、
母が迎えに来るまでそこで時間を過ごしていました。
置いてあった珈琲の赤い樽にいつも入っていたので、
常連客のひとりがワタシを〖タタンちゃん〗と呼ぶようになりました。
マスターをはじめ、店に集う個性的なお客さんたちは
タタンちゃんとほどよい距離で子ども扱いしないで接してくれて
とても居心地が良さそうです。
作者の名前を隠してこの文章を一頁読んだだけでも、
私はナカキョウ作と言い当てることが出来るでしょう
それほどナカキョウ作品には独特の雰囲気、ノスタルジー、言い回しが
溢れています
必ずお年寄りが登場して名言を言います。
あれから30年以上が過ぎおとなになった「ワタシ」が、
小学生時代の自分を回想している9つの短編は、
嘘かまことか本人もわからなくなってさえいます。
『それはほんとう?それとも嘘?』
小説家には一つだけ、聞かれても答えなくていい質問がある
ナカキョウ️うまい大好きです️
表紙のタタンちゃんが
思わず手に取りたくなるかわいさです(*≧з≦)