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MICKEYBOARDS

国際児童文庫協会(ICBA)の
音楽ディレクター♪MICKEYのブログです。
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【図書館の仕事 祥弘さんの1日】を読んだ。 [2021年06月26日(Sat)]
【図書館の仕事 祥弘さんの1日】(2021 LLブック)を読みました。


     https://www.bookcover.jp/smartphone/detail.html?id=000000006643

       ┅埼玉福祉会が取り組む新しいバリアフリー本┅

      【内容】
        「大好きな場所で働きたい」
        シリーズ10作目は、図書館で働く男性のある1日を紹介。
        祥弘さんには軽度の知的障害や双極性障害があります。
        学校時代はクラスになじめないこともありましたが、
        大好きだった図書館に勤め、5年続いています。
        返却本の点検や配架、予約本の回収、蔵書点検など、色々な作業をします。

     【編集企画・文】季刊『コトノネ』編集部
     【デザイン&イラスト】小俣裕人
     【写真】山本 尚明
     【監修】野口 武悟、藤井 克徳   
     【発行元】社会福祉法人 埼玉福祉会

   
     「10万歩の男」と言われるほど館内を歩き回り、ひたすら業務をこなす祥弘さん。
     本
     祥弘さんに知的障害があることは最後のページまで気が付きませんでした。
     図書館で働くことが合っていて勤続5年です。拍手
 

     LLブックを手に取ったのは初めてです。

     
  <やさしく読める3つの工夫>

【1】分かち書きにする、直接的な表現にするなど、文章を工夫し、ふりがなも振る。
【2】写真などを使い、内容を直接的に表現する。
【3】内容理解を助ける絵記号(ピクトグラム)を使用する。   



       先日読んだ小川糸の❬とわの庭❭で、視覚障害を持つ主人公が手紙を
      スマホにかざして読み上げてくれるシーンが何度も出てきて、
      バリアフリーがどんどん進んでいることをに驚きました\(^o^)/

    先入観なく[図書館の仕事]という本を読んだ私は、
    祥弘さんが朝起きてから出勤までの細かな行動と図書館での業務、
    退勤後の様子を見て、真面目に一生懸命に働いている人だなぁと思いました。
    障害のことを知り、働くことがどんなに素晴らしいことかを考えさせられました。
    地方で暮らすご両親にとっては
   心配でたまらないでしょうけれど、東京で自立して生活を送っている息子さんを
   誇らしいでしょう。

   本作はシリーズ10作めです。他の作品も是非読んでみようと思います。

     
      

    
Posted by icba-committee at 23:23 | 読書ノート2(開) | この記事のURL | コメント(0)
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