お豆腐の酢豚風 [2006年11月24日(Fri)]
![]() その料理とは、「お豆腐の酢豚風」。 お豆腐を毎週届けさせていただいている「ヨナワールド」(名古屋市中区の知的障害者授産施設)さんの調理員、竹内さんから教えていただいたレシピです。 電話でさっとお聞きしたのを記憶をたどって作ってみたので、オリジナルに忠実に再現できていないかもしれませんが・・ <材料4人分> すずしろもめん豆腐2丁、好みの野菜(今日使ったのは、にんじん、たまねぎ、ピーマン、ブロッコリー)、片栗粉、りんごジュース、酒、お酢、砂糖、塩、しょうゆ、おろしにんにく(調味料の分量は適宜・・) @豆腐は水切りする。(パッケージの一辺に包丁で切り込みを入れて、流しに立てかけておくと簡単、と竹内さんに教えて頂きました) A野菜を切り、たまねぎ以外はさっと素揚げしておく。 B片栗粉以外の調味料を合わせる。イメージとしては、りんごジュースをベースにお酢と砂糖を加えて甘みと酸味のバランスを決め、そこに酒、塩を加えて味を引き締め、最後に少量のしょうゆとおろしにんにくで風味をつける感じでしょうか・・。 C豆腐を大きめのさいころ状に切り、(一丁を八等分位)片栗粉をまぶして油で揚げる。中まで温まればよいので、揚げすぎは禁物。 Dたまねぎをいため、Aで素揚げした野菜を加え、Bの調味料を一気に回し入れる。 E片栗粉を同量の水で溶き、Dをまとめる。 FCで揚げた豆腐に、Eの野菜あんをかけて出来上がり♪ う〜ん、これはかなり感動しましたね。 酢豚ってケチャップ味と思いこんでましたが、このレシピだとかなり大人の味です。 大豆の甘みがあるすずしろのお豆腐に、りんごジュースのフレッシュな甘酸っぱさとにんにくの風味が絡んで・・・ 何ていうか、五感を刺激する味です! すずしろ豆腐を使うことで、普通に豚肉で作るよりうんと繊細なお料理に仕上がってるんじゃないでしょうか? 素人の私が作ってもそれなりに美味しいんですから、プロの料理人である竹内さんの手にかかるともっと完成度が高くなるんだろうなあ・・ 素材の味を生かした完成度の高いレシピに脱帽です。 素材であるお豆腐をつくっている蔵王すずしろの方々と、それを食べる名古屋のヨナワールドの方々。 両者をつなぐ魔法が竹内さんのお料理ですね。 ひょうたんカフェの私たちも、お豆腐を届けることでそのつながりの輪に加わらせていただけるのはとてもうれしいことです。 「産地や生産者のはっきりした食材を選ぶ」というのはロハス的な生き方として頭では理解していたつもりでしたが、自分自身が多少ながらも食材に関わるようになって、その意味が少し実感できてきたような気がしてます。 わりと気軽に初めてしまったお豆腐事業ですが、実はとんでもない奥深いところに手を出してしまったんじゃないかと・・。う〜ん。 |