中村区の旧本陣小学校跡地で事務所をかまえる「ＮＰＯ法人起業支援ネット」さんの取材を受けました。

「起業支援ネット」は、〜がんばろうコミュニティビジネス〜をキャッチフレーズに、名古屋地区で長く活動されている有名な支援団体です。「おりのあな」を立ち上げて間もない頃に、代表関戸さんの無料起業相談に行き、それ以降も何かと相談にのって頂いたりと大変お世話になっています。

ひょうたんカフェの設立時も、監事さんを引き受けてくれる方がなかなか見つからず困って相談したところ、起業支援ネットの事務局長の水谷さんをご紹介いただき、本当にありがたく心強かったです。その時に関戸さんがおっしゃった、「その団体がその時々に本当に求めている支援をタイミングよく提供するのが私たちの仕事でしょ。人が足りないなら人を提供しないとね！」という言葉がとても印象に残っています。
単に起業のためのノウハウだけを提供するのとは一線を画した、人と人とのつながりを大切にする関戸さんの機動力と懐の深さにノックアウトされました。ある意味での「泥臭さ」があって、起業の大先輩としてもとても魅力的な方です。

取材に来てくださった事務局の久野さん、どうもありがとうございました。
記事、楽しみにしています！

桑名にある「手づくり屋」さんに納品に行きました。

一階が店舗で２階が広いギャラリーになっています。とても素敵なお店でした。
実はここの店長の川合さん、本業が看板屋で、ひょうたんの看板作りを快く引き受けていただきました。ブログのトップの写真に写ってる木の看板がそれです！

川合さんの守備範囲はとても幅広くて、名古屋市内の小学校の課外授業で陶芸その他のものづくりをボランティアで教えたりする活動もしているそう。「今の学校教育は、相当行き詰まっている」とおっしゃっていましたが、私も小学生をもつ親として同感です。

あらゆる意味でとても豊かな時代になっているはずなのに、学校教育のやっていることって３０年前とあまり変わってないと感じます。むしろ後退してないか？と思う部分も・・。一昨日の日経の記事にも「ゆとり教育影響、補助教育費増加」という記事が出ていました。学校教育に期待できない部分を塾や通信教育に求める家庭が増えているんだそう。

我が家の長男も今年の夏は一人でキャンプに行かせようかと検討中。なるべく期間が長くて本格的なの・・・と思って、Canpanブログでいつもチェックしていたヤックス自然学校さんのHPも見させて頂きました。私生活にも役立ってます、Canpanブログ！

くれよんカフェの素敵さをお伝えできてるでしょうか？これが法的には小規模作業所だなんて信じられないでしょ？

初めての販売会だったにもかかわらず、大盛況だったそうで、ひょうたんから出品させていただいたさをり織り製品の売上も１万円を超えていました。お買い上げ下さった方々、販売の労をとっていただいたくれよんの皆様、本当にありがとうございました！この場を借りてお礼申しあげます。

ひょうたんカフェでは、デイの利用者である障害を持った方々のさをり織りで製品をつくり、販売しています。ご本人からの委託により販売する形をとっているので、売上のうち何割かを委託料として法人に入れていただき、それ以外はご本人にお渡しします。月によってばらつきはありますが、毎月数万円レベルの売上を得ている方もいます。趣味の手作り品で月数万円の収入を得られる人はそうそういないですよね。もちろん収入額だけで判断はできないですが、その方のさをり織りに関しては、「作家さん」と呼んでもいい域だと私たちは思っています。

好きなことをやり遂げている彼女と、彼女の意思をサポートし続けたご家族は、今とても幸せそうです。幸せの形はひとそれぞれですが、どんなに障害が重くても、自分の幸せの形を貪欲に探しつづける力と可能性は誰もが持っているはず。そうであると信じて、私自身もひょうたんカフェも、貪欲に前に進んでいきたいと思っています。（豆腐事業やるとか叫んでるし、十分貪欲かな(^_^;)？）