うれしかったこと。 [2006年08月06日(Sun)]
土曜日はうれしいことが三つありました。
まず一つめは、お豆腐の試食販売会にたくさんの人が来てくれて、大盛況だったこと。 お越しくださった皆様、本当にありがとうございましたm(__)m 二つめは、日本財団さんに申請していた助成金の支給決定通知が届いたこと。豆腐販売用の冷蔵ショーケースと業務用冷蔵庫の2点の購入計画で、計50万円を助成していただけることになりました!新しい事業のスタートにあたって本当に心強いです。ありがとうございます! そして三つめは、土曜日のメンバーYくんに「豆腐のおしごと」を初めてお願いしてやってもらったこと。 以前にも書きましたが、自閉症のYくんは洗い物が得意で、土曜日にひょうたんに来ると自主的に皆のコップなどを洗ってくれています。最近は、洗ってない時でもなんとなく一人で流しの前に立っている時間が長くなってるような・・。 昨日は小さな透明カップに豆腐を盛ってお客様に試食して頂きました。午前中に少し使った透明カップを流しに下げに行ったら、そこにYくんが立っていたので、「洗って?」とお願いしたら、「洗って。」と言ってその小さなカップを受け取ってくれました。彼にとって予定外のことだったはずですが、「しょうがないな・・」という表情でその小さなカップに丁寧に石鹸(手荒れするタイプなので彼のお母様推薦の万能石鹸をつかってもらってます)をつけて洗って、拭いて、他のカップが積んである一番上のところに重ねて置くところまできっちりやってくれました。 大きな体のYくんが、60ccサイズの小さな小さなカップをちまちまと洗ってくれている姿を、隣の部屋からそっとのぞいて思わず笑いがこみ上げてきました。 Yくんはお盆休み明けから毎日ひょうたんに通うことが決まっています。 6月に豆腐作りの実習セミナーに行ったときに、豆腐作りをすると洗い物が出ることに気付き、「これはYくんの仕事だ!」と思いました。その時に具体的にY君の顔が思い浮かんだことで、「豆腐工房をやろう」という気持ちが固まった気がします。 そんな経緯があったので、まず第一歩を踏み出せたようでこの小さな出来事がとてもうれしかったのです。 Yくん、これからもどうぞよろしくね。 そしてもう一人、お母様が豆腐事業話にピンと来てしまい、あれよあれよという間に養護学校を中退してひょうたんに来てくれることになった同じく自閉症のRくん。今は何がなんだかわかんなくても、そのうちに「ああ、どうやら僕は豆腐を作らなきゃいけないのかもな〜」と思ってもらえるよう、徐々に外堀を固めるからね〜(^。^)頼むよ、Rくん! |