9/19-22の秋の大型連休に開催される
ショートピース!仙台短篇映画祭
http://www.shortpiece.com/
この中で9/20(日)14:00〜
Rainbow Shortsっていう
レズビアン/ゲイ/トランスジェンダーの
短篇映画を上映するプログラムがあります。
映画上映後のゲストスピーカーとして
お話しすることになりまして、
先日、上映する映画を試写してきました。
俺のお気に入りは
「何でも聞いてみよう No Dumb Questions」
大好きな「おじさん」が実はトランスジェンダーで
これからは「おばさん」になることを知らされた
三姉妹がカメラに向かって心情を吐露したり
様々な素朴な疑問をぶつけるドキュメンタリーで
子どもの素直な反応がおもしろいし、あたたかい作品でした。
当日は、この他にも数本上映されます。
で、トークをするってことで、
これまでに見た
セクシャルマイノリティがテーマだったり
登場する映画を振り返ってみたんだけど
おそらく生まれて初めて意識して見た映画は
「ブエノスアイレス」(レスリー・チャンがセクシー)
だったような。他に思い出す限り書き出すと、
(映画祭で見た作品をのぞく)
「クルージング」(ハードゲイの世界)
「ピンクフラミンゴ」(デヴァイン様のお下劣自慢)
「フィラデルフィア」(HIV+のゲイが解雇した会社を告訴)
「イン&アウト」(クローゼットなゲイ教師の話)
「RENT」(ゲイ、トランスジェンダーも登場するHIVとも密接な話)
「カーテンコール」(HIV+のダンサーとカウンセラーの恋物語)
「ジェフリー」(HIVとゲイをテーマにしたコメディ)
「アタックナンバーハーフ」(タイのゲイバレーボールチームの話)
「アタックナンバーハーフ2」
「プルートで朝食を」(父をたずねて三千里)
「キンキーブーツ」(ドラァグのブーツをつくる靴工場の話)
「ミルク」(ハーヴェイ・ミルクをショーン・ペンが熱演)
邦画では
「おこげ」(オカマ♂♂にくっつくオコゲ♀が主人公)
「渚のシンドバッド」(少年の淡い恋。若き日のあゆが出てるよ)
「ハッシュ」(ゲイカップルとヤリマン♀の不思議な関係)
などなど。
実は定番の、
「モーリス」「ブロークバックマウンテン」「プリシラ」「御法度」
なんかは見てません。
でもって、最も好きなゲイ映画は
「キラーコンドーム」です。
もうね、主人公のハゲでチビのゲイ刑事がカッコよすぎます。
なぜ♀を試しもせずに♂に走るんだってノンケにきかれて
「俺は男のかたいケツが好きなんだよ」なんて吐き捨てたり
かと思えば、美少年に恋してるのに
「もう恋愛はたくさんだ。ただ寝るだけの関係がいい」なんて
強がってみせて、すんごい可愛いの。
元ノンケのドラァグ、レズビアン?て感じの女刑事、
好き者の検死官(♀)などなど脇役も濃いキャラ揃い。
笑いのツボもしっかりおさえられています。
あ、ストーリーは
モノを噛み切る化け物コンドームを捜査する刑事もの。
というとハチャメチャですが、
最後まで見ると、以外とメッセージ性の強い作品です。