4月から転職をして、新しい職場で働いています。
といっても昔働いていた職場への出戻りなんで
気持ちはだいぶ楽です。
今日は研修の一貫で、
起業支援センターの方の講演を聞きました。
で、講師の方のスタンスがとても共感できるものだったんです。
例えば、起業っていうのは、
そりゃあ経済的にも他の面でもリスクを伴うものなわけですが
講師の方は起業しようという人に対して
「リスクに気付いてもらえるように促しはするけど、
絶対に否定はしない」らしいです。
「判断するのは個人。僕にはそれを止める権限はありませんから」って。
それを聞いてHIVの啓発も同じだよなと思いました。
例えば、ナマ派の人に対して、
※コンドームを使わずナマでSEXするという選択をする人。
感染の可能性について気付いてもらえるように促すのが、
いわゆる予防啓発であって
ナマを否定することではないと思うわけです。
どう判断するかは個人なのだから。
そんでもって、講師の方はご自分の組織について
こんなことも言っていました。
みんなが同じフィールドに立っているチームメイト。
俺はキャプテンマークをつけてはいるけど
みんなで一緒に走らないとゲームはできない。
監督型の口は出すけど手は出さないリーダーが多い中で
かっこいいなあと思いました。
講師の方もおっしゃっておられましたが、
もちろん組織の大きさや形態によっては
監督型のトップであることが必要だったりするわけで
それこそ監督型を否定するわけではありません。
でも、自分がいる「やろっこ」を考えた場合は
やっぱりチームメイト型のグループにしたいなと思うわけです。
というか、やろっこは実際、
ゲイによるゲイのためのHIV啓発「チーム」と銘打っていますし〜。