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2007年02月05日

薬害について

血液製剤によるC型肝炎感染の責任を問う薬害C型肝炎訴訟で、全国の支援団体が参加する「薬害肝炎訴訟を支える会・全国ネット」が4日、正式に発足した。(毎日新聞より)

血液製剤による薬害。
HIVにしろ、C型肝炎にしろ、国や製薬会社の責任は重大だと思います。
(というか、そもそも同じ問題なわけですが)

そして、日本におけるHIVをめぐる社会的資源のほとんどを、
薬害によりHIVに感染した方々が切り開いてきたと言えるでしょう。
今、こうして抗HIV薬があるのも、
障害認定がとれるのも、医療費の個人負担が少なくて済むのも、
薬害によりHIVに感染した方々が、
それこそ身も心も削って闘ってきたからなわけです。

決して、忘れてはならないことだと思います。

学生時代、薬害の方々を描いた舞台を見ました。
当時は、まだ誰も、公に顔を出しておらず、
舞台の最後に、緞帳の向こうから、会場へ挨拶していたことを
今でも覚えています。

その中の一人で、後に、薬害によりHIVに感染していることを公表し
原告団として第一線に立ってきた川田龍平さんが
2月3日には、仙台で
「被害のあと」というシンポジウムに参加されていたようです。

久々に川田さんのお話を聞ける機会だったわけですが、
俺の足は会場には向かいませんでした。
時間があれば行きたかったのですが、
家の用事が終らず、断念。

「用事を後回しにしてでも行きたい」という気持ちが
沸き起こりませんでした。
その最大の理由が、シンポジウムの内容が一切不明だったこと。
「臨床研究の倫理-被害のあと-医療におけるケア・補償・責任」
というタイトルと
シンポジストの名前など以外、何も情報がなく、
どんな話が聞けるのかが、全く不明。
シンポジストに名前が連なっている人たちも
川田さん以外は、知らない人たち(川田さん以外全員医師)でした。


そしてもう一つの理由が、
俺にとって、「薬害」は「忘れてはならないこと」だとは思うけれど
なにか近くて遠いことなんです。
薬害によってHIVに感染した方々とも交流があるんですが、
それでも「薬害」という「問題」には
なぜか溝を感じてしまうんです。
問題が大きすぎるというか、
今の俺には消化しきれない問題なんだと思います。
大きな問題だってことはわかるんだけど。。。
posted by ふとし at 11:03| Comment(0) | その他