• もっと見る

シンポジウムのお知らせ [2009年12月01日(Tue)]
「災害ボラセン、その後。〜復興について学ぶ」と題するシンポジウムを
下記要領にて開催いたします。参加費無料、どなたでも参加できます。
多数の参加をお待ちしています。

■ 目的
災害直後には、災害ボランティアセンターに何千人、何万人ものボランティアが駆け
つける状態に象徴されるほど、被災地に多くの関心が集まるが、時間とともにその現
状は忘れ去られる傾向が強い。しかし、被災者にとっては、むしろ復興期の方が時間
的にも圧倒的に長く、経済的にも精神的にもかかる負担は大きい。そこで、復興の実
態を過去の被災地から学び、そもそも復興とは何かを探求しながら、復興期の支援の
在り方や次の災害に対する心構えについて考察する。また一連の取り組みを記録し、
報告書としてまとめて広範な市民各層にその成果を伝える。


■ 2009年12月3日(木)18:30〜20:30
■ TFT(東京ファッションタウン)ビル東館9階会議室
■                             
   ※敬称略
時間 内容 講師等
18:30〜18:40 挨拶 木村拓郎(復興支援委員長)
18:40〜19:10 基調報告「岩手・宮城内陸地震からの復興に向けて」 大場
浩徳(くりこま耕英震災復興の会)
聞き手:稲垣文彦(復興支援委員)
19:10〜19:20 休憩(場面転換)
19:20〜20:20 シンポジウム「災害ボラセン、その後。〜復興について学ぶ」
▼パネリスト
宮下加奈(三宅島被災者・復興支援委員)
君嶋福芳(災害ボランティアオールとちぎ)
渋谷篤男(全国ボランティア活動振興センター所長)
▼コメンテーター
山口一史(復興支援委員)
▼コーディネーター
上村靖司(復興支援委員)
20:20〜20:30 まとめ 山中茂樹(日本災害復興学会理事)
※総合司会/栗田暢之(復興支援委員)
■ 主催 日本災害復興学会復興支援委員会
■ 共催 中央共同募金会
■ 後援 全国社会福祉協議会
Posted by 復興支援委員会 at 14:06 | 3.ニュース | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「生活再建ガイド」できました! [2009年07月27日(Mon)]
もしも、被災してしまったら・・・。被災後にはどのようなことが起きるのでしょう。避難生活することになったら、避難所ではどんな暮らしをするのでしょう。

もしも、被災して家を失ってしまったら・・・。生活を再建するのは、とても大変です。十分な保険に入っていれば良いのでしょうが、そうでない人が大多数でしょう。

「わからない」というのは、とても不安なことです。

支援委員会では、「被災してしまった」そんなときに、いったい何がおきるのか、国や自治体などによる公的な支援は受けられるのか、どんな支援があるのか、などを解説した、冊子を作りました。


「被災したら −生活再建のための本−」


被災地の住民や行政職員が抱える悩み不安を少しでも解消してあげたい、そんな願いから生まれた冊子です。2009年6月に完成しました。

A5版、12ページ。もくじは、次の通り。

  1. 被災した
  2. 避難所へ
  3. 避難所で
  4. 自宅が心配
  5. 「り災証明書」って、なに
  6. 応急仮設住宅へ
  7. その他の支援

中越地震や水害など、度重なる災害を経験した長岡市に監修して頂きました。

日本財団の協力を得て5000部印刷し、どこで災害があってもすぐ届けられるように新潟、東京、愛知、兵庫などの協力機関で保管しています。

災害発生時にはもちろん無償で配布いたします。

平時でも、「研修などで活用したい!」というご要望があれば、印刷費実費で配付したいと思います。ご希望あれば学会事務局までお問い合せください。
Posted by 復興支援委員会 at 13:41 | 3.ニュース | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
人材バンク募集中! [2009年07月27日(Mon)]
復興支援委員会では、「イザ!」というときに、被災地支援に駆けつけてくれる専門家を登録しています。「人材バンク」と呼んでいます。

学会会員に呼びかけたところ、2009年6月1日現在で、16人から申込みがありました。


現在、登録されている人材は、土木工学、砂防、建築、まちづくり、法律、行政など、実にさまざまな専門家達です。

災害の復興支援ですから、「出動要請」がないことが一番なのですが、災害が全く起こらないと言うことはありえません。

イザ!というときには、委員会が、登録された人材バンクの中から、最もふさわしいと思う人に声をかけさせてもらいます。

「私もお役に立てるのでは・・」という方、まずは学会に入会して頂いて、それから人材バンクに登録してください。

ただし、あくまでボランティアです。それだけはお忘れ無く。
Posted by 復興支援委員会 at 13:32 | 3.ニュース | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)