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佐用町の近況 [2009年12月16日(Wed)]
12月12〜13日と佐用町久崎地区に行ってきました。現地は、外見上は落ち着いたかのように見えますが、実情はまだまだです。4か月たっても壁がベコベコの家、下塗りの壁が乾かない家、床下が乾かない家、畳のない家など、さまざまです。住民の話では、生活が普段取りになるのは来年の春だろう、と言っています。つまり災害前の生活に戻るためには半年以上はかかるということです。
住民の方から出た話を紹介します。
・5年前にも被災した。お金もなく生活再建に向かう気持ちになれない。自分たちのような被災者には支援金を増額して欲しい。
・もう別の場所で生活再建したい。
・河川改修が終わらないうちは、また水害が発生するのではないかと思い、家を建てる気になれない。
・80歳の男性。被害は大規模半壊。家の修理に1000万円かかる。お金がない。

みなさん、いろいろな悩みを抱えて年の瀬を迎えようとしていました。


仕事場の壁は水が引いた後も波打ったまま。

下地が乾かないために未だに上塗りができない家が多い

未だに畳が入っていない家も多い
Posted by 復興支援委員会 at 10:30 | 4.支援日誌 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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