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東日本大震災(木村)
・3.13:支援委員会として新燃岳噴火災害の都城市、高原町で車座トーク開催
(委員会から山中、宮下参加)栗田委員長、稲垣副委員長は地震のため欠席できず。 ・3.24〜28,君島副委員長と宮城県の気仙沼市、石巻市、女川町で調査。「手引き」の寄贈の要請を受ける。 ・日本財団に「手引き」増刷の依頼 ・4.4〜4・6:稲垣、福留、宮下、木村で気仙沼市、石巻市、女川町、南三陸町に「手引き」を届ける。 ・4.17;木村、稲垣で1500人が避難している郡山のビックパレットを調査 ・4.19〜22:宮城県の気仙沼市、石巻市、女川町で調査。 ・4月末から女川町の復興計画策定に参画(町の委員会の副会長) ・宮城県の復興会議の委員に就任 ・6.12:宮城県栗原市耕英地区の震災3周年イベントに参加(稲垣さん、宮下さんも) ・7.10;ふくしま被災者支援ネットワーク主催のシンポジウムに参加(場所は郡山のビックパレット) ・8.5;災害復興基金解説のため木村と宮下が福島県双葉町(埼玉県加須市)を訪問
【4.支援日誌の最新記事】
耕英記録誌、その後
もうすぐ4月。東京の桜はすでに咲き始めています。
宮城の耕英地区の震災記録誌は順調に進んでいます。3月は13日と27日に編集会議があり、参加してきました。記録誌の方は、印刷代の寄付を募集中で、詳しくは耕英のブログを見てください。 久しぶりに耕英(山)に行ってきました。積雪は例年より50センチほど多く、まだ1メートル近くあります。大場さんは早く農作業を始めたいのだが・・・といって嘆いていました。 栗駒山もまだ雪景色。写真の右下に見える住宅が大場邸。 ![]() 全壊で建て替えた大場邸も雪の中。 ![]() 山脈ハウスも雪に囲われていました。 でも4月1日からは交通規制が解除になり誰でも山に行けるようになります。山道は狭いので運転にはくれぐれもご注意を。 ![]()
091203シンポジウム報告
091203シンポジウム報告 が公開されました。
日本災害復興学会 復興支援委員会シンポジウム 「災害ボラセン、その後。〜復興について学ぶ」報告書 災害直後には災害ボランティアセンターに何千人、何万人ものボランティアが駆けつける状態に象徴されるほど、被災地に多くの関心が集まるが、時間とともにその現状は忘れ去られる傾向が強い。しかし被災者にとっては、むしろ復興期のほうが時間的にも圧倒的に長く、経済的にも精神的にもかかる負担は大きい。本学会では復興の実態を過去の被災地から学び、そもそも復興とは何かを探求しながら、復興期の支援のあり方や次の災害に対する心構えについて考察している。本シンポジウムでは、2008年の岩手・宮城内陸地震で生活の多くを失い、現在も復興に取り組んでいる被災者らを招き、その課題を研究者やボランティアとともに議論。今後の支援のあり方について意見を交わした。 日時 2009年12月3日(木) 18:30〜20:30 場所 TFT(東京ファッションタウン)ビル東館9階会議室 主催 日本災害復興学会復興支援委員会 共催 中央共同募金会 後援 全国社会福祉協議会 参加者 各地の社会福祉協議会職員を中心に約120人 成果物詳細ページへ(ファイルダウンロード)
シンポジウム報告
2009年12月3日(木)に、東京お台場で開催された、シンポジウム「災害ボラセン、その後。〜復興について学ぶ」の報告書が完成しました。
熱のはいった議論と、ホットな話題が活き活きと記録されています。 (写真も秀逸!) こちらにアップしますので、ごらんください。 復興支援委員会シンポジウム報告書PDF約540kB
耕英 震災記録誌
木村と宮下さんで記録誌作成協力のために耕英に行ってきました。耕英といってももはや山は大雪で行けないので岩ヶ崎に行きました。着いた日は、地元の人もビックリするような大雪。そして仮設住宅では、独り暮らしの高齢者が亡くなりました。避難してから3人目なそうです。
![]() 昨日は、記録誌に掲載するための座談会が仮設住宅の談話室で開催されました。司会進行は仙台の青木さんです。予定の1時間半があっという間に過ぎ、時間オーバー。実に中身の濃い座談会でした。 本は震災2周年の6月完成の予定。有料頒布になるはず。写真は1世の皆さんの座談会。 ![]()
島原 噴火20周年
島原に行ってきました。島原は最初の噴火から今年で20年になります。
島原の復興で特筆すべきは、安中地区のかさ上げ事業です。集落を平均で6メートル盛土し、その後再び集落を再生しました。この方法は、北海道南西沖地震の奥尻町の手本になりました。 今年は、有珠山も三宅島も噴火から10年です。3地域合同でイベントをやりたいという思いがあります。今回はその相談に行ってきました。ビックリするようなアイデアが出ました。段取りがうまくいけばいずれ発表します。お楽しみに。 ![]() ![]() 集落が再生がほぼ終わって10年。現在の集落にはまだ空地が目立つ。
宮城、耕英地区記録誌の作成始まる
22日、耕英地区で震災2周年に向け住民による記録誌の作成が始まりました。 作成委員会が8人で発足。 第1回の打合せには、木村と仙台の青木さんも参加。場所は仮設住宅の談話室。 決まった内容は、 ・住民の1年半の体験をしっかり残すことを目的にする(次の被災地で役立つものを目指す) ・発行は、来年の6月。 ・体裁は、A5版。ページ数は150〜200ページ。 ・印刷部数は1000部を予定。有料頒布 ・1〜2月にかけて住民から聞き取り、座談会を実施。 ・資料編には、「復興の会」が作成した資料などを入れる 記録誌作成に向け委員会としても支援する予定です。みなさまご提案があればどうぞ。 ![]() 仮設住宅、談話室でイチゴを食べながらの打合せの様子(壁の時計は20時) ![]() 花山地区、積雪50センチの「自然薯館」。花山では記録誌作成の動きはまだない。
佐用町の近況
12月12〜13日と佐用町久崎地区に行ってきました。現地は、外見上は落ち着いたかのように見えますが、実情はまだまだです。4か月たっても壁がベコベコの家、下塗りの壁が乾かない家、床下が乾かない家、畳のない家など、さまざまです。住民の話では、生活が普段取りになるのは来年の春だろう、と言っています。つまり災害前の生活に戻るためには半年以上はかかるということです。
住民の方から出た話を紹介します。 ・5年前にも被災した。お金もなく生活再建に向かう気持ちになれない。自分たちのような被災者には支援金を増額して欲しい。 ・もう別の場所で生活再建したい。 ・河川改修が終わらないうちは、また水害が発生するのではないかと思い、家を建てる気になれない。 ・80歳の男性。被害は大規模半壊。家の修理に1000万円かかる。お金がない。 みなさん、いろいろな悩みを抱えて年の瀬を迎えようとしていました。 ![]() 仕事場の壁は水が引いた後も波打ったまま。 ![]() 下地が乾かないために未だに上塗りができない家が多い ![]() 未だに畳が入っていない家も多い
初のシンポジウム開催
12月3日、支援委員会の主催で初のシンポジウムを開催しました。このシンポジウム中央共同募金会との共催で、全国社会福祉協議会からは後援をいただきました。からはテーマは、「災害ボラセン、その後。〜復興について学ぶ〜」です。主な参加者は、全国の社会福祉協議会の職員の方で、これに学会の会員も何人か参加、合計で約100人の参加がありました。講師は前回の案内のとおりです。
参加できなかった皆様には、写真で会場の雰囲気だけも味わっていただければと思います。 ![]() 震災直後の生々しい状況を語る宮城県栗原市耕英地区の大場さん ![]() 会場には大勢の参加者が集まった ![]() レベルの高い話題が次々に ![]() 熱心にメモを参加者も いずれ報告書が出ることになっています
シンポジウムのお知らせ
「災害ボラセン、その後。〜復興について学ぶ」と題するシンポジウムを
下記要領にて開催いたします。参加費無料、どなたでも参加できます。 多数の参加をお待ちしています。 ■ 目的 災害直後には、災害ボランティアセンターに何千人、何万人ものボランティアが駆け つける状態に象徴されるほど、被災地に多くの関心が集まるが、時間とともにその現 状は忘れ去られる傾向が強い。しかし、被災者にとっては、むしろ復興期の方が時間 的にも圧倒的に長く、経済的にも精神的にもかかる負担は大きい。そこで、復興の実 態を過去の被災地から学び、そもそも復興とは何かを探求しながら、復興期の支援の 在り方や次の災害に対する心構えについて考察する。また一連の取り組みを記録し、 報告書としてまとめて広範な市民各層にその成果を伝える。 ■ 2009年12月3日(木)18:30〜20:30 ■ TFT(東京ファッションタウン)ビル東館9階会議室 ■ ※敬称略 時間 内容 講師等 18:30〜18:40 挨拶 木村拓郎(復興支援委員長) 18:40〜19:10 基調報告「岩手・宮城内陸地震からの復興に向けて」 大場 浩徳(くりこま耕英震災復興の会) 聞き手:稲垣文彦(復興支援委員) 19:10〜19:20 休憩(場面転換) 19:20〜20:20 シンポジウム「災害ボラセン、その後。〜復興について学ぶ」 ▼パネリスト 宮下加奈(三宅島被災者・復興支援委員) 君嶋福芳(災害ボランティアオールとちぎ) 渋谷篤男(全国ボランティア活動振興センター所長) ▼コメンテーター 山口一史(復興支援委員) ▼コーディネーター 上村靖司(復興支援委員) 20:20〜20:30 まとめ 山中茂樹(日本災害復興学会理事) ※総合司会/栗田暢之(復興支援委員) ■ 主催 日本災害復興学会復興支援委員会 ■ 共催 中央共同募金会 ■ 後援 全国社会福祉協議会
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