病院の送迎 [2012年05月31日(Thu)]
県北支部の業務の一つに、病院送迎があります。
病院内での付き添いは、基本ご家族や看護師の方にお願いしているので、 私たちが担うのは、車の運転だけです。 え?アッシー? ~(^◇^)/ かつて、嘲笑と共に使われた死語、なんて似合うのかしら。 でも、いいんです。 甘んじて受けましょう。 だって被災地、足がないのがこんなに切実。 病院送迎の行程は、 「家まで迎えに行き、 病院へ送り、 診察の間は待機していて、 終わったら家まで送り届ける」というもの。 ええ、ふつうです。 でも、 「家まで60キロかけて迎えに行き、 病院へ45キロかけて送り、 終わったら家までまた45キロ送り、 家から60キロを戻って、業務終了!」 となれば、どうです? 全行程210キロ、 診察待ち時間を含め、なんと9時間!! 超過勤務じゃん! 各行程直行、寄り道しているわけではないんですよ。 まぁ、だいたい寄るとこないですしね。^^; 今回一番の想定外は、待ち時間の長さ。 だって、延々3時間!!! 病院って、なぜあんなに時間がかかるのでしょう。 ご本人も相当お疲れで、 あれじゃ診察に来て病気になっちゃう。。 それでも、私たちにはすごくやさしかったSさん。 早くよくなってくださいね。^^ 事務所に戻って午後5時、本日終了。 身も心も疲れ果て、 何が残ったのか微妙で、 オレンジ色の光につつまれて、 夕暮れを見つめるサンバカッパ。(* ̄m ̄) これが被災地の今。 移動困難と言われる現実。 自由に動く車を使っても、 病院通いにこれだけの時間と労力が、必要なのです。 |