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障害者雇用水増し問題 [2018年08月30日(Thu)]
中央省庁の障害者雇用水増し問題。

3,460人(平成30年8月28日現在)が、
確固たる根拠もなしに、誤解や配慮や過大解釈で
「障害がある」とされていたとは。
「視力が弱い」とか「糖尿病」という理由で障害者だなんて、
少なくとも、私たちが関わってきた市町ではあり得ない基準です。
それを、
より大きな権限を持っている国では採用されていたという二重基準。

報道は、一部が切り取られて誇張されがちです。
人の手を介する限りある程度は仕方なく、
今回も、本人に他にも特性上の要因があったかもしれない。
それでも、
3,460人という数字は、体制的な問題を感じずにはいられません。

にこま〜るでは、
自分の基準(感性)を大切にしつつ社会の規範に慣れよう(集団)という
いわば二重基準の大切さを活動に組み入れています。
ポジティブな二重基準は、
困難とうまく付き合うために必要な感覚だとも思います。
でも、管理する場合にはあり得ない。軸がブレては社会が成り立たない。

法定雇用率は、共生社会を実現するため、
就労による障害者の自立を促すねらいで導入されたそうです。
障害者の存在が数値化されることに違和感があったりもしますが、
その本来の目的に立ち返って、
仕事の切り分けをしたり労務管理に配慮するなど働きやすい労働環境を整え、
みなが輝く場が増えるという方向へ向けば、違和感なんて。
小義を捨てて大義を得るです。

しかし今回の水増し問題では、
法定雇用率の目標値を達成すること自体が目的になってしまっているような、
障害者の方が切り分けられているような現状を突きつけられた気持ちになり、
脱力感に襲われます。

障害は個人の特性だけによるのではなく、
環境の問題が加味された相互作用の中で把握するものだいう理解と、
本人の幸せに寄り添った合理的配慮を、
就労の現場に根付かせるための法定雇用率であってほしいと思います。(京)

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