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命日と誕生日 [2009年10月09日(Fri)]

台風18号が八戸に最接近した昨日の夜。

カナダのバンクーバーに住んでいる姉から
プーちゃん(犬・15歳)が息を引き取ったと
電話がありました。

プーは江陽5丁目あたりを放浪していて
車にひかれそうになっているところを
たまたま通りかかった姉が保護した犬で
新聞に「迷い犬預かっています」を載せましたが
飼い主は現れず、そのままうちの子に。

そして3年前、姉と一緒にカナダへ渡りました。

去年一度、軽い脳梗塞になったりしていたので
老女のプーや自分に何か起きる前にと
母が1ヵ月ほど遊びに行ってきました。

いつも散歩に行く公園には野生のリスがいて
プーはリスを見かける度に
砂ぼこりをあげながら猛ダッシュで追いかけてたとか。

昨日急に倒れたのも
そのリスのいる公園で散歩中の出来事でした。

私も会いに行かなくちゃと
思い続けていましたが結局行けずにいました。
元気なうちにひと目会いたかった。

プーは姉にお供して、カナダ国内はもちろん
フランスはセーヌ川のほとりでウンチしたり
うらやましくなるほど、あちこち旅した犬でした。

姉の旦那さんが勤めている会社は犬連れOKなので
普段はプーも一緒に出勤して
仕事中はデスクの下でずっとお利口さんしてたそうです。

ちなみに欧米のレストランでは
幼い子どもNGでも犬は可
という店が多いといいます。
もちろん飼い主のしつけとマナー次第ですけど。

スカイプ(ネット電話)で見せてもらったら
いつもと変わらず、ソファに寝そべっているプーの姿は
そのうち起きて歩き出しそうなぐらい。

昨日は私の誕生日でもあったのですが
カナダ旅行のお土産に買ってきてもらっていて
飲み忘れてたアイスワインを思い出して
信じられないまま、母とそれを開けてお通夜しました。

それを買ったワイナリーにも
プーはもちろん一緒。

私はプーは本当に幸せな犬だったなぁと思えますが
姉の今の心中は痛いほど分かります。

一緒に過ごした時間の長さの分だけ
喪失感も大きいもの。

動物に関わっている人の間ではよく知られている
虹の橋』という詠み人知らずの詩があります。

作者不詳ですが、原文は英語で
ネイティブアメリカンの伝承に基づくとの説も。

読めばちょっとした心の支えになるかもです☆




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コメント
コメントいま見たじゃ(笑)

年齢の四捨五入厳禁!

母は未だにお風呂仲間達に1歳ごまかしてるらしいよ(内緒)

もうすぐペーの命日だよ。
Posted by: 妹  at 2011年12月12日(Mon) 23:44

元気でがんばっていますか?

2011年10月6日で、
プーが亡くなり2年になりました。

今月14日はハゲの命日だし、先月19日はメクの命日だったね。

しっぽの家族は人より寿命が短い分、我家には命日が次から次だね。

昔も今も、ずっと私達家族は、犬猫達から救われ続けてきました。

すごく有り難いことです。
我家も家族も、そして貴女も、
多くの愛に恵まれてこその今があります。

愛のないところ、それは無関心だと、
そうマザーテレサは言われました。

10月8日でまたひとつ歳をとるアラフォーの妹へ。

貴女があなたである存在を支えてくれた、
多くの愛が引き続きそこにありますように。
そして感謝の心を忘れることのないように。

貴女が健康で元気に暮らせますように。
そして不惑の時をより良く迎えられるように。

貴女とあなたを愛する人々が共に幸せでありますように。

誰もが、愛し、愛され、
全ての命が温かく暮らせる世でありますように。

お誕生日おめでとう!

幸せを祈っています。

来年は四捨五入で知命の姉より愛をこめて:)

Posted by: 姉  at 2011年10月08日(Sat) 04:22