
新たな事例検討法「PCAGIP(ピカジップ)」を体験しよう Vol.2[2016年09月10日(Sat)]
7月に引き続き、
東三河北部圏域相談支援専門員等連絡会にて
新たな事例検討法として「PCAGIP」を
学びました。
講師は前回に同じく臨床心理士の
成田有子先生。


成田先生のレクチャーから始まり、
テンポ良く、デモを1回、
そしてグループワーク1回。
あっと言う間の2時間でした。

研修終了後の成田先生と何気ないの会話から
PCAGIPの5回目にして
やっとその肝がわかったような気がしました。
対象者理解から始まる野中方式や
具体的な場面を取り上げるインシデント・プロセス法と
何が違うかということが、自分の中で
今回とても明確になりました。
肝はPCA、
パーソン・センタード・アプローチ。
東三河北部圏域相談支援専門員等連絡会にて
新たな事例検討法として「PCAGIP」を
学びました。
講師は前回に同じく臨床心理士の
成田有子先生。
成田先生のレクチャーから始まり、
テンポ良く、デモを1回、
そしてグループワーク1回。
あっと言う間の2時間でした。
研修終了後の成田先生と何気ないの会話から
PCAGIPの5回目にして
やっとその肝がわかったような気がしました。
対象者理解から始まる野中方式や
具体的な場面を取り上げるインシデント・プロセス法と
何が違うかということが、自分の中で
今回とても明確になりました。
肝はPCA、
パーソン・センタード・アプローチ。
困っている人、悩んでいる人(支援者でも当事者でも)は
元気がなくなっている。
そんな人にエネルギーを取り戻す
手法だということです。
PCAGIPは事例検討法という名の
形を変えたカウンセリングでしょうか。
職場で元気のない人が居たら、
是非、活用すると良いと思います。
主語は「私」。
ホワイトボートの中心には困っている「私」が。
そして、「Aさんの○○○のことで、○○○に困っている」
と記載して、参加者からの質問が始まる。
とにかく、ある意味手軽で、事例提供者が
元気になれる事例検討であることは
間違いないと思います。
2月の滋賀県大津市の全国アメニティーフォーラムで
初めって知ったPCAGIP。
その時の分科会の講師は
現在、厚労省の相談支援の大平専門官。
分科会の後、大平氏に直接話を聞いて
滋賀県の相談支援事業所では3年ほど前から
PCAGIPを取り入れ、
活用していることを知りました。
その理由は支援者が孤立し、
疲れ切ってしまわないために、
支援者にこそ、「対話、共感、共創」が必要である、
それを障がい者福祉先進地の滋賀は
事例検討を通して実践していたのではないでしょうか。
支援者同士が元気に繋がり続けられるために。