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小さな頃に見た机の「落書き」
その時のわくわくする気持ちを
もう一度。。。

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新城市と田原市、再考。[2014年07月11日(Fri)]
この仕事に身を置いていて
実感するのは行政の企画力と決断力が
いかに大きなウェイトを占めているか
ということです。
2014.1.1-2.JPG

今年の3月議会で新城市西部福祉会館の
要綱が改正されました。
高齢者のディサービスは民間が
たくさん整備したので、市の建物で実施する必要はない。
逆に新城市では障がいの重たい人の受け入れ先が
不足しているので生活介護事業を
実施すべきとしました。

これは新城市地域自立支援協議会における
地域の課題として、
「新城市では障がいの重たい人たちの
昼間の活動の場が絶対的に不足している。」
ということに対する行政側の回答でした。

実際、障害者自立支援法施行後、市内では
民間の力で就労系の事業所は沢山できましたが、
障がいの重い人たち、とりわけ最重度の人たちの
受け入れ先は設備面も含めて
絶対的に不足している現実が続いてきました。

レインボーはうすの生活介護は定員24名、
新城市社協の地域活動支援センターは定員10名。
現在、重度の人の社会資源はこれだけです。

ヘルパー利用で在宅生活を何とか継続している人。
通える場所があれば本当は毎日でも利用したい人。
これから特別支援学校を卒業してくる人。
市内相談支援事業所にはそんな
彼ら、彼女たちの声が届いています。

ということで来週月曜日、新城市西部福祉会館の
指定管理に向けて、新城市社会福祉協議会と
当法人(新城福祉会)が競争入札という形で
プレゼンを行ないます。

嬉しいことは、結果がどうあれ、来年度新城市に
定員20名以上の生活介護事業所が誕生することです。
大きな大きな一歩です。
最重度の人の受入れが可能になります。
高齢者のデイサービス用に整備されたものなので、
特殊浴等の入浴設備もあります。
また医療ケアを実施するベッド等を
設置するスペースも十分あります。
2014.1.1-1.JPG

さらにいろんな絵が描けます。
例えば。
レインボーはうすの倍の床面積があるので、
単独型日中一時支援として
「放課後等デイサービス」の
試行実施も可能になります。

地域活動支援センター事業では、
思いっきり柔軟な日中活動として、
サテライト型サロン活動の可能性もあります。

さらに、ふれあい相談センターの事業では
基本相談という意味で、高齢と障害の垣根を
超える取り組みに当法人としてチャレンジできます。

小さな小さな新城市ですが、
障がい者の支援施策として
しっかりと舵取りをしてくれました。

ところで、同じく新城市こども未来課
こども園では、今年度から園に看護師を
配置して、気管切開をされているお子さんを
受け入れが始まりました。
これまた、行政力の凄いところです。
10年前の新城市では考えられないような
大きな変化です。

そんな新城市ですが、障がい福祉の分野を
田原市と比較した時、諸々の課題も見えてきます。

行政と民間との協働の仕組み、システムが
田原市では見事なほど構築されています。

行政と民間とで情報が共有されて、
諸々の事業展開、社会資源創出において
「選択」と「集中」が実践されています。

そんな田原市の実践が浮き彫りとなる
tahara seminar vol.14(田原ゼミナール)
です。

そして戸枝さんが
熱く地域福祉の未来を語ります。

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