2014.1.10東三河北部相談支援専門員連絡会[2014年01月12日(Sun)]
新しい年が始まりました。
今年もよろしくお願いします。
ということで、去る1月10日(金)
平成25年度第5回東三河北部相談支援専門員連絡会を
開催しました。
参加者は馴染みの顔ぶれで
前半は事例報告ということで、
各相談支援事業所より、決められた時間の中で、
丁寧に報告が行なわれました。
小林部会長より質問やアドバイスが
行なわれ、3時少し回ったところで休憩。
そして、後半はいよいよ田原市の総合相談センター長の
新井さんが、「基幹相談センターとは」という私たちの
オーダーに応えて、田原市の相談支援体制の
構築の実践をパワポを使用して、丁寧に、
そして熱く講義をしてくれました。
私なんぞは正直、その内容に圧倒されまして、
時々天井を見上げてしまうほど
田原の仕組み、本当に見事です。
そして、何よりも日本国憲法をベースに
根っこの部分を繰り返し、繰り返し語る
新井センター長。
生きづらさを抱える人=障がい者である前に、
国民であると腕まくりをしながら語る
参加したM相談員は、感動して涙を流していました。
東三河北部圏域として大きな宿題を頂きました。
新城以北には基幹相談センターはありません。
しかし、人材育成、OJTという側面からすると
田原の仕組みはとても魅力的。
そして、各関係機関(なんと教育も!)との連携が
物理的にも取り易い基幹相談センターの環境。
しかも、来年度には地域包括も成年後見センターも
同一フロアーにセッティングされるとのこと。
これだけの情報を頂き、当圏域としてどう答えを
出すのか。新城市として基幹をつくるのか、
北部圏域全体として基幹をどう考えるのか。
赤羽根町、渥美町を合併して田原市と存在する
渥美半島。
新城市、設楽町、東栄町、豊根村として
自治が存在する北部圏域。
私自身の力の及ばない行政という壁を
どうして行くのか、実は圏域アドバイザーを
受けた時からの大きな課題でした。
そんな思いを持ちつつ、相談の部会を広域化し、
次には日中活動部会を広域化して来ました。
私の到達点は残念ながら、今はそこまでです。
圏域として6万人ほどの人口で、面積としては
愛知県の5分の1を要する地域。
ただ、偶然の産物からもしれませんが、
1市2町1村にまずは相談の窓口があることは、
新城市を中心にサテライト的に機能することを
目指す動機付けにはなっています。
新井さん、答えを出して、形をつくるには
もうしばらくかかります。
ただ、それまでにも出来ることはありますので、
個別の事例に丁寧に向き合い、とにかく
この地域で暮らすことが、
時に通院等、諸々不便であったとしても
不幸ではないと言えるように、
皆で力を尽くしたいと思います。
それでは講師の立ち位置から見た
新井さんの報告をぜひ、ご一読ください。
「基幹相談支援センター考」
今年もよろしくお願いします。
ということで、去る1月10日(金)
平成25年度第5回東三河北部相談支援専門員連絡会を
開催しました。
参加者は馴染みの顔ぶれで
前半は事例報告ということで、
各相談支援事業所より、決められた時間の中で、
丁寧に報告が行なわれました。
小林部会長より質問やアドバイスが
行なわれ、3時少し回ったところで休憩。
そして、後半はいよいよ田原市の総合相談センター長の
新井さんが、「基幹相談センターとは」という私たちの
オーダーに応えて、田原市の相談支援体制の
構築の実践をパワポを使用して、丁寧に、
そして熱く講義をしてくれました。
私なんぞは正直、その内容に圧倒されまして、
時々天井を見上げてしまうほど
田原の仕組み、本当に見事です。
そして、何よりも日本国憲法をベースに
根っこの部分を繰り返し、繰り返し語る
新井センター長。
生きづらさを抱える人=障がい者である前に、
国民であると腕まくりをしながら語る
参加したM相談員は、感動して涙を流していました。
東三河北部圏域として大きな宿題を頂きました。
新城以北には基幹相談センターはありません。
しかし、人材育成、OJTという側面からすると
田原の仕組みはとても魅力的。
そして、各関係機関(なんと教育も!)との連携が
物理的にも取り易い基幹相談センターの環境。
しかも、来年度には地域包括も成年後見センターも
同一フロアーにセッティングされるとのこと。
これだけの情報を頂き、当圏域としてどう答えを
出すのか。新城市として基幹をつくるのか、
北部圏域全体として基幹をどう考えるのか。
赤羽根町、渥美町を合併して田原市と存在する
渥美半島。
新城市、設楽町、東栄町、豊根村として
自治が存在する北部圏域。
私自身の力の及ばない行政という壁を
どうして行くのか、実は圏域アドバイザーを
受けた時からの大きな課題でした。
そんな思いを持ちつつ、相談の部会を広域化し、
次には日中活動部会を広域化して来ました。
私の到達点は残念ながら、今はそこまでです。
圏域として6万人ほどの人口で、面積としては
愛知県の5分の1を要する地域。
ただ、偶然の産物からもしれませんが、
1市2町1村にまずは相談の窓口があることは、
新城市を中心にサテライト的に機能することを
目指す動機付けにはなっています。
新井さん、答えを出して、形をつくるには
もうしばらくかかります。
ただ、それまでにも出来ることはありますので、
個別の事例に丁寧に向き合い、とにかく
この地域で暮らすことが、
時に通院等、諸々不便であったとしても
不幸ではないと言えるように、
皆で力を尽くしたいと思います。
それでは講師の立ち位置から見た
新井さんの報告をぜひ、ご一読ください。
「基幹相談支援センター考」
ご自身でのブログアップに加えて、コメント返し、そして当法人ブログへのコメント、本当に丁寧にお付き合い頂き、ありがとうございます。
早速、本日の豊根村自立支援協議会運営会議より先週の研修(新井さんの田原市の実践報告と問題提起)を受けて、そこに参加した相談員、県職員さんから新城市並びに北部圏域で「基幹相談をどう考えるか」、率直な意見を聴くことを開始しました。
本日確認した新井さんの追加スライド「田原市地域福祉課のキーワード(戒め)」を念頭に置きながら。
ボトムアップ型で積み上げて行きたいと考えます。