『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』[2017年09月10日(Sun)]
スイーツ×スイーツ×スイーツ
Sweets×Sweets×Sweets
東京スイーツ、全国のスイーツ、人気スイーツから
新発見スイーツまで紹介する、
おすすめスイーツガイド
2017年。
Mr.Childrenにとっては25周年イヤーとなる今年、2016年4月〜11月の長丁場で敢行された初のホールツアー『Hall Tour 2016 虹』の流れで『Hall Tour 2017 ヒカリノアトリエ』を今春に開催。
これは25周年を迎えるにあたって「今までやったことのないことを…」とのメンバーの考えから、過去にあまり類を見ない、1公演あたり数千人収容という小規模でのツアーであった。
大規模な仕掛けもなく、Mr.Childrenとサポートミュージシャンで編成されたバンド“ヒカリノアトリエ”の生音のみでの演奏をコンセプトに、アットホームな雰囲気でコアな曲を中心に披露された。
ツアーファイナルから僅か1ヶ月後、いよいよ25周年イヤーを盛大に“感謝”する『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』がナゴヤドームからスタートし、そして昨日、熊本県民総合運動公園陸上競技場でゴールを迎えた。
ここでは、今ツアー最大規模となった、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)公演の内容を中心にレポートする。
2015年の『Mr.Children Stadium Tour 2015 未完』以来の日産スタジアム公演になるが、当日は真夏の暑さが心地好い快晴の空で、2年前の全身びしょ濡れになった超豪雨が懐かしく思えた。
今回初めての試みであるフォトスポット設置やフードブース、開演前のブラスバンドによるMr.Childrenメドレー演奏が会場を回り、観客を楽しませる。
また、東京ドーム公演では警備員による入場案内にMr.Childrenの曲の歌詞等が盛り込まれ、観客の気分を煽っていた。
お祭りムード満点だ。
17:00
オープニング映像が流れ始める。
通常なら、ツアータイトル、ひいてはアルバムの内容に則したメタファー的な映像が流れるところ、今回はデビューからこの25年間を振り返り今に辿り着くような、Mr.Childrenが寄り添ってきた観客それぞれの人生をプレイバックするような映像でアプローチしていく。
そして待ちに待ったメンバーが登場した瞬間、7万の観客の「ワー!!」とも「キャー!!」ともならない歓声が鳴り響いた。
「CENTER OF UNIVERSE」から始まる感謝祭に、この場所が日本の音楽の真ん中であると、Mr.Childrenがこれからも日本の音楽の中心を担っていくとの主張を思わせた。
バンド編成は“ヒカリノアトリエ”。
生音を基調に、スタジアムならではの爆発や紙テープなど大規模な演出がお祭り感を盛り上げる。
「シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜」〜「名もなき詩」〜「GIFT」〜「Sign」と90年代の大ヒット曲から00年代の名曲を、「出し惜しみを一切しない」と宣言した桜井和寿の言葉が象徴するように惜しげもなく披露し、スタートからMr.Childrenの25年間を彩ってくれた観客に最高のGIFTを届けた。
「名もなき詩」の7万人のシンガロングには、キャリアの長さと影響力の強さを感じざるを得なかった。
続いて、「まだ始まって5曲しかやってないですけど、せっかちな僕らはもっとみんなの内側に、深いところまで入り込んで、近付きたいんです。」との桜井の言葉で、センターステージに移動。
最新曲「ヒカリノアトリエ」からデビュー曲「君がいた夏」と一気に時代を遡り、タイムマシンに乗っているかのよう。
スタジアムのスケール感が最大限に活かされる「innocent world」と「Tomorrow never knows」では観客をこれでもかと圧倒。
あまり演奏されることはないが、もし自分が作詞作曲した曲が自分と違う人格を持っていたとして、その曲がMr.Childrenに向けて歌いたい歌、と桜井が表現したこの曲が続く。
穏やかでありそれが貴重であると日常の幸せを歌う「Simple」で落ち着きを取り戻させると、海外の通販番組風にリーゼントのカツラを売る映像や海外アニメ風の映像で始まった極めて珍しい選曲であり、日本屈指のシンガー桜井和寿を差し置いて、リーゼントのカツラを被りズイッとフザケた歌声を披露したJEN作曲の「思春期の夏〜君との恋が今も牧場に〜」で観客を失笑…いや、爆笑と喝采を呼んだかと思うと、180度空気を変える「365日」。
言わずと知れた、今となっては2010年代を代表するラブソングである。
この降り幅の広さこそ、Mr.Childrenが25年の歳月を経てもなお、人々の心を掴んで離さない所以ではないだろうか。
時に明るく、時に悲しく、時に怒りに満ち、そして慈悲の心を忘れない。
人間の喜怒哀楽全ての感情を受け入れてくれる稀有なバンド、それがMr.Childrenなんだと再確認させてくれる。
続いて、ドームツアーには無かった「HANABI」。
2008年の発表から9年経った今、ドラマ効果もあり再度注目を浴びているこの曲だが、サビの「もう一回 もう一回」のリフレインは、ファンでなくても多くの人が歌える国民的歌詞に成長しているように感じる。
Mr.Childrenがもう一回やろうとしている、音楽のド真ん中になり得る楽曲であるようにも。
まだ夏は続く。
もの凄い暑さに見舞われた夏の心情を歌った「1999年、夏、沖縄」で感謝を伝える。
1999年、ノストラダムスの大予言による世界の滅亡を引き合いに出し、やりたい事だけやって滅亡したらラッキーだなんて考えていたら、滅亡もせず2002年を迎える。
2002年はMr.Childrenにとって10周年イヤー、その年を回顧する。
当時はまだひねくれた考え方で、「10周年おめでとう」と言ってくれる人たちも、いずれはいなくなり、離れていくんだろうと思っていた、と。
でもその後あっという間に25年、「すぐに離れていってしまうと思っていた、僕らの音楽を聴いてくれる人、ライブに足を運んでくれる人、未だにこんなにたくさんいてくれて、それは心から感謝だし、嬉しいし、幸せに思ってます。」と桜井和寿。
しかし、いつまで音楽活動を続けていけるのかと不安にも思う様子。
同世代のミュージシャンや友達が病気になったり、亡くなってしまったり、だからこそ…「今こうやって、演奏している時間、みんなとこうして、Mr.Childrenとしていられる時間を心から嬉しく、愛おしく感じています。
そして、10周年の時とまた違った意味で1日1日を、1曲1曲を、1つ1つのフレーズを大事に過ごしていきたいと思っています。
本当に今日はみなさんどうもありがとう。」
きちんと言葉にして、もちろん音楽でも、“伝える”ことを真面目にやってきたMr.Childrenの最大限の感謝だった。
2014年に決意表明をした「足音 〜Be Strong」でMr.ChildrenがMr.Childrenらしく存在し続けていると現状確認をし、そしてまだまだ走り続けるよと「ランニングハイ」、「ニシエヒガシエ」でアツいロックをかます。
15周年イヤー発表のアルバム『HOME』から「ポケットカスタネット」を経て、このツアーの最大の見所の一つ「himawari」。
桜井「次の曲、今一番僕らが聴いてほしい曲をやりたいと思います。
優しいんだけど、激しくて、まっすぐなんだけど、ねじまがっていて、醜いんだけど、美しい・・・そんな相反する要素が、想いがこの曲には、歌の中に注がれています。
今日はこの曲でみんなをやっつけにきました。」
暗がりに咲く向日葵だから意味がある。
そしてやがて陽を浴びる向日葵。
Mr.Childrenらしい絶望と希望が表現されているが、タイアップされているタイプの映画主題歌には珍しいロックサウンドが胸をぶち抜き、小林武史イズムを引き継いでいるストリングスの絶妙な美しさに心揺さぶられ、メンバー各々の音や情熱が感情を爆発させる。
この集中力の高さに涙する。
正にやっつけられる。
新しい名曲の誕生だった。
そのアツさを引き継いだ「掌」では、抜群の相性を見せる桜井和寿とSUNNYの掛け合いで観客を魅了する。
本編終盤は「Dance Dance Dance」〜「fanfare」〜「エソラ」とアンコールに向けて観客を煽りに煽り、再びテンションを上げにかかる。
そして熱の覚めやらない内にアンコールは始まった。
15年前の知る人ぞ知る名曲。
当時、桜井和寿が小脳梗塞に倒れファンは肝を冷やした。
17歳だった自分も、週刊誌の電車吊り広告で初めて知るが、復帰までは強い不安を覚えた。
そして正にこの曲のタイトルが示すようだった、「蘇生」。
以来、多くのツアーで披露されているこの曲だが、「何度でも生まれ変われるんだ」というシンプルながら力強いメッセージを放つ、これもまた人生を語れるだけのポテンシャルを持つMr.Childrenの本質を表現しているような重要な一曲に思えて仕方がない。
25年間の感謝を伝えるのには粋なタイミングの選曲であった。
そして『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』を締め括る曲として最もふさわしい曲、「終わりなき旅」。
Mr.Children25年のキャリアの中で、この曲ほどまでにファンやそれ以外の人々を救い、愛され、常に進化を遂げ続けている曲は他に見当たらない。
Mr.Childrenとそのスタッフがファンに贈りたい、ファンにとってはMr.Childrenから一番受け取りたいメッセージだったのではないか。
終演
音が鳴り止んだ時、日はどっぷりと沈み、空の暗さとスタジアムの明るさが混ざりあった至福の空間で、気持ちのいい火照りと興奮の残り香を味わいながら思うのは、25年を経てもなお貪欲に新しい価値観を追求し創造し、4人は強く結びつき誠実に音楽に向き合い、情熱の炎を絶やさないMr.Childrenの旅を、我々は見続けていきたい。
見続けていく。と。
「明日からも頑張ってー!」
この桜井さんの言葉に、どれだけの人が救われているか。
Mr.Children、ありがとう。

≪セットリスト≫
1. CENTER OF UNIVERSE
2. シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
3. 名もなき詩
4. GIFT
5. Sign
6. ヒカリノアトリエ
7. 君がいた夏
8. innocent world
9. Tomorrow never knows
10. Simple
11.思春期の夏〜君との恋が今も牧場に〜
12. 365日
13. HANABI
14. 1999年、夏、沖縄
15. 足音 〜Be Strong
16. ランニングハイ
17. ニシエヒガシエ
18. ポケット カスタネット
19. himawari
20. 掌
21. Dance Dance Dance
22. fanfare
23. エソラ
<ENCORE>
1. overture
2. 蘇生
3. 終わりなき旅
スイーツ×スイーツ×スイーツ
Sweets×Sweets×Sweets
by Tatsuya Umezawa
(080-2023-8050、be_hero_in_shifukunoworld0728@yahoo.co.jp)
Sweets×Sweets×Sweets
東京スイーツ、全国のスイーツ、人気スイーツから
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Mr.Children
DOME & STADIUM TOUR 2017
Thanksgiving 25
2017年。
Mr.Childrenにとっては25周年イヤーとなる今年、2016年4月〜11月の長丁場で敢行された初のホールツアー『Hall Tour 2016 虹』の流れで『Hall Tour 2017 ヒカリノアトリエ』を今春に開催。
これは25周年を迎えるにあたって「今までやったことのないことを…」とのメンバーの考えから、過去にあまり類を見ない、1公演あたり数千人収容という小規模でのツアーであった。
大規模な仕掛けもなく、Mr.Childrenとサポートミュージシャンで編成されたバンド“ヒカリノアトリエ”の生音のみでの演奏をコンセプトに、アットホームな雰囲気でコアな曲を中心に披露された。
ツアーファイナルから僅か1ヶ月後、いよいよ25周年イヤーを盛大に“感謝”する『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』がナゴヤドームからスタートし、そして昨日、熊本県民総合運動公園陸上競技場でゴールを迎えた。
ここでは、今ツアー最大規模となった、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)公演の内容を中心にレポートする。
2015年の『Mr.Children Stadium Tour 2015 未完』以来の日産スタジアム公演になるが、当日は真夏の暑さが心地好い快晴の空で、2年前の全身びしょ濡れになった超豪雨が懐かしく思えた。
今回初めての試みであるフォトスポット設置やフードブース、開演前のブラスバンドによるMr.Childrenメドレー演奏が会場を回り、観客を楽しませる。
また、東京ドーム公演では警備員による入場案内にMr.Childrenの曲の歌詞等が盛り込まれ、観客の気分を煽っていた。
お祭りムード満点だ。
17:00
オープニング映像が流れ始める。
通常なら、ツアータイトル、ひいてはアルバムの内容に則したメタファー的な映像が流れるところ、今回はデビューからこの25年間を振り返り今に辿り着くような、Mr.Childrenが寄り添ってきた観客それぞれの人生をプレイバックするような映像でアプローチしていく。
そして待ちに待ったメンバーが登場した瞬間、7万の観客の「ワー!!」とも「キャー!!」ともならない歓声が鳴り響いた。
「CENTER OF UNIVERSE」から始まる感謝祭に、この場所が日本の音楽の真ん中であると、Mr.Childrenがこれからも日本の音楽の中心を担っていくとの主張を思わせた。
バンド編成は“ヒカリノアトリエ”。
生音を基調に、スタジアムならではの爆発や紙テープなど大規模な演出がお祭り感を盛り上げる。
「シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜」〜「名もなき詩」〜「GIFT」〜「Sign」と90年代の大ヒット曲から00年代の名曲を、「出し惜しみを一切しない」と宣言した桜井和寿の言葉が象徴するように惜しげもなく披露し、スタートからMr.Childrenの25年間を彩ってくれた観客に最高のGIFTを届けた。
「名もなき詩」の7万人のシンガロングには、キャリアの長さと影響力の強さを感じざるを得なかった。
続いて、「まだ始まって5曲しかやってないですけど、せっかちな僕らはもっとみんなの内側に、深いところまで入り込んで、近付きたいんです。」との桜井の言葉で、センターステージに移動。
最新曲「ヒカリノアトリエ」からデビュー曲「君がいた夏」と一気に時代を遡り、タイムマシンに乗っているかのよう。
スタジアムのスケール感が最大限に活かされる「innocent world」と「Tomorrow never knows」では観客をこれでもかと圧倒。
あまり演奏されることはないが、もし自分が作詞作曲した曲が自分と違う人格を持っていたとして、その曲がMr.Childrenに向けて歌いたい歌、と桜井が表現したこの曲が続く。
穏やかでありそれが貴重であると日常の幸せを歌う「Simple」で落ち着きを取り戻させると、海外の通販番組風にリーゼントのカツラを売る映像や海外アニメ風の映像で始まった極めて珍しい選曲であり、日本屈指のシンガー桜井和寿を差し置いて、リーゼントのカツラを被りズイッとフザケた歌声を披露したJEN作曲の「思春期の夏〜君との恋が今も牧場に〜」で観客を失笑…いや、爆笑と喝采を呼んだかと思うと、180度空気を変える「365日」。
言わずと知れた、今となっては2010年代を代表するラブソングである。
この降り幅の広さこそ、Mr.Childrenが25年の歳月を経てもなお、人々の心を掴んで離さない所以ではないだろうか。
時に明るく、時に悲しく、時に怒りに満ち、そして慈悲の心を忘れない。
人間の喜怒哀楽全ての感情を受け入れてくれる稀有なバンド、それがMr.Childrenなんだと再確認させてくれる。
続いて、ドームツアーには無かった「HANABI」。
2008年の発表から9年経った今、ドラマ効果もあり再度注目を浴びているこの曲だが、サビの「もう一回 もう一回」のリフレインは、ファンでなくても多くの人が歌える国民的歌詞に成長しているように感じる。
Mr.Childrenがもう一回やろうとしている、音楽のド真ん中になり得る楽曲であるようにも。
まだ夏は続く。
もの凄い暑さに見舞われた夏の心情を歌った「1999年、夏、沖縄」で感謝を伝える。
1999年、ノストラダムスの大予言による世界の滅亡を引き合いに出し、やりたい事だけやって滅亡したらラッキーだなんて考えていたら、滅亡もせず2002年を迎える。
2002年はMr.Childrenにとって10周年イヤー、その年を回顧する。
当時はまだひねくれた考え方で、「10周年おめでとう」と言ってくれる人たちも、いずれはいなくなり、離れていくんだろうと思っていた、と。
でもその後あっという間に25年、「すぐに離れていってしまうと思っていた、僕らの音楽を聴いてくれる人、ライブに足を運んでくれる人、未だにこんなにたくさんいてくれて、それは心から感謝だし、嬉しいし、幸せに思ってます。」と桜井和寿。
しかし、いつまで音楽活動を続けていけるのかと不安にも思う様子。
同世代のミュージシャンや友達が病気になったり、亡くなってしまったり、だからこそ…「今こうやって、演奏している時間、みんなとこうして、Mr.Childrenとしていられる時間を心から嬉しく、愛おしく感じています。
そして、10周年の時とまた違った意味で1日1日を、1曲1曲を、1つ1つのフレーズを大事に過ごしていきたいと思っています。
本当に今日はみなさんどうもありがとう。」
きちんと言葉にして、もちろん音楽でも、“伝える”ことを真面目にやってきたMr.Childrenの最大限の感謝だった。
2014年に決意表明をした「足音 〜Be Strong」でMr.ChildrenがMr.Childrenらしく存在し続けていると現状確認をし、そしてまだまだ走り続けるよと「ランニングハイ」、「ニシエヒガシエ」でアツいロックをかます。
15周年イヤー発表のアルバム『HOME』から「ポケットカスタネット」を経て、このツアーの最大の見所の一つ「himawari」。
桜井「次の曲、今一番僕らが聴いてほしい曲をやりたいと思います。
優しいんだけど、激しくて、まっすぐなんだけど、ねじまがっていて、醜いんだけど、美しい・・・そんな相反する要素が、想いがこの曲には、歌の中に注がれています。
今日はこの曲でみんなをやっつけにきました。」
暗がりに咲く向日葵だから意味がある。
そしてやがて陽を浴びる向日葵。
Mr.Childrenらしい絶望と希望が表現されているが、タイアップされているタイプの映画主題歌には珍しいロックサウンドが胸をぶち抜き、小林武史イズムを引き継いでいるストリングスの絶妙な美しさに心揺さぶられ、メンバー各々の音や情熱が感情を爆発させる。
この集中力の高さに涙する。
正にやっつけられる。
新しい名曲の誕生だった。
そのアツさを引き継いだ「掌」では、抜群の相性を見せる桜井和寿とSUNNYの掛け合いで観客を魅了する。
本編終盤は「Dance Dance Dance」〜「fanfare」〜「エソラ」とアンコールに向けて観客を煽りに煽り、再びテンションを上げにかかる。
そして熱の覚めやらない内にアンコールは始まった。
15年前の知る人ぞ知る名曲。
当時、桜井和寿が小脳梗塞に倒れファンは肝を冷やした。
17歳だった自分も、週刊誌の電車吊り広告で初めて知るが、復帰までは強い不安を覚えた。
そして正にこの曲のタイトルが示すようだった、「蘇生」。
以来、多くのツアーで披露されているこの曲だが、「何度でも生まれ変われるんだ」というシンプルながら力強いメッセージを放つ、これもまた人生を語れるだけのポテンシャルを持つMr.Childrenの本質を表現しているような重要な一曲に思えて仕方がない。
25年間の感謝を伝えるのには粋なタイミングの選曲であった。
そして『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』を締め括る曲として最もふさわしい曲、「終わりなき旅」。
Mr.Children25年のキャリアの中で、この曲ほどまでにファンやそれ以外の人々を救い、愛され、常に進化を遂げ続けている曲は他に見当たらない。
Mr.Childrenとそのスタッフがファンに贈りたい、ファンにとってはMr.Childrenから一番受け取りたいメッセージだったのではないか。
終演
音が鳴り止んだ時、日はどっぷりと沈み、空の暗さとスタジアムの明るさが混ざりあった至福の空間で、気持ちのいい火照りと興奮の残り香を味わいながら思うのは、25年を経てもなお貪欲に新しい価値観を追求し創造し、4人は強く結びつき誠実に音楽に向き合い、情熱の炎を絶やさないMr.Childrenの旅を、我々は見続けていきたい。
見続けていく。と。
「明日からも頑張ってー!」
この桜井さんの言葉に、どれだけの人が救われているか。
Mr.Children、ありがとう。
≪セットリスト≫
1. CENTER OF UNIVERSE
2. シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
3. 名もなき詩
4. GIFT
5. Sign
6. ヒカリノアトリエ
7. 君がいた夏
8. innocent world
9. Tomorrow never knows
10. Simple
11.思春期の夏〜君との恋が今も牧場に〜
12. 365日
13. HANABI
14. 1999年、夏、沖縄
15. 足音 〜Be Strong
16. ランニングハイ
17. ニシエヒガシエ
18. ポケット カスタネット
19. himawari
20. 掌
21. Dance Dance Dance
22. fanfare
23. エソラ
<ENCORE>
1. overture
2. 蘇生
3. 終わりなき旅
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by Tatsuya Umezawa
(080-2023-8050、be_hero_in_shifukunoworld0728@yahoo.co.jp)



