Mr.Children 20th Anniversary[2012年05月10日(Thu)]
スイーツ×スイーツ×スイーツ
Sweets×Sweets×Sweets
東京 スイーツ、全国のスイーツ、人気 sweetsから
新発見 sweetsまで紹介する、
おすすめスイーツガイド
僕が生まれた1985年、同じ高校の少年達がバンドを結成。
3年後、メンバーの中学時代の同級生が加入し、今や日本一のバンドともいえるバンドの前身が誕生。
ライブハウス「渋谷La.mama」を中心に約3年5ヶ月間アマチュアとして活動。
1991年11月に、音楽プロデューサー小林武史と出会い、1992年5月10日、1st mini album『Everything』でメジャーデビュー。
今日まで日本の音楽シーンを牽引し続ける。
Mr.Children

今日までに、CDシングル34作品、オリジナルアルバム16作品、配信限定シングル3作品、ベストアルバム6作品(うち2作品本日発売)を発表。
CD総売上枚数は約5500万枚(歴代2位)を誇るモンスターバンド。
しかし小林武史はこうも語っている。
「割と暗〜いバンドだと思った。弱そうな。正直でいようとしてる。今のMr.Childrenを一片も想像するという感じではなかった。成長していくことは有り得ることを体現している。積み上げていく。」
この20年間で、数々の記録を打ちたて、今なお止まるところを知らず順風満帆にも見えるのは、Mr.Childrenが様々な困難に立ち向かってきては、乗り越えてきたからだ。
デビューから数年は爽やかさ溢れる楽曲で、リリースする曲が立て続けにミリオンヒットを飛ばし「ミスチル現象」と呼ばれるまでになった。
それは良い影響だけでなく、固定観念など悪い側面も孕んだ。
ヒット曲さえも、演奏を控えたくなるくらいに。
アルバム「深海」では、人間の汚さや絶望、そして浮上と、当時のMr.Childrenを表現したような暗い一面を見せる。
また、無期限の活動休止、桜井さんの突然の病。
他にはサザンオールスターズ・桑田佳祐との共演、AAAでの活動、環境問題や自然災害との対峙。
その後、表現の幅が広がったMr.Childrenは、愛・人生・社会風刺といったテーマを深堀りしていく。
常に現状にクエスチョンを持ち、新しい価値観を提示する音楽。しかし過去も肯定し全てを包み込むような姿勢は、自らを以て人々を癒し続ける。
Mr.Childrenの音楽には、聴く者がその音楽の中に飛び込んでいける、馴染んでいけるという不思議な強さを持っているのだ。
〜魂を揺さぶるような音楽〜
ロックで魂を揺さぶったかと思えば、切なく心のかさぶたを癒す絆創膏のようなバラードで喜怒哀楽の感情を刺激する。
まるでチャンネルを切り替えるように、緩急があり振り幅の広い楽曲の応酬に、リスナーは心を開くだろう。
ちょっと恥ずかしいことも恥ずかしげもなく言える桜井さんの説得力が、それを可能にする。
また、桜井さんのソングライティングにその秘密があるように思える。
Mr.Childrenの曲のほとんどを桜井さんが書いているわけだが、桜井さんの視点、日常、一見別に何でもない光景、出来事の中に壮大なドラマを見出だし、価値を拾い上げる。
また、「星を散りばめるように言葉を配置し、聴く人が自分の手で星座を作れるような」作詞方法が、誰にとってもいつの時代にも普遍的な価値観となるのだ。
こんな風にリスナーそれぞれが持つ人生をドラマとして映し出してくれる。
「僕の人生は意外と輝いている」「私の人生って思ったよりも美しい」、そんな優しい空気をくれるのだ。
より明瞭な、それでいて不明瞭なメッセージを隠して、発せられる音に僕らは酔いしれるんだ。
コンサートでは、それをより近い場所で、よりリアリティーを持って感じさせてくれる。
メンバーは、それぞれがそれぞれの仕事を淡々とこなしているように見えるが、実は内なる情熱を燃え立たせている。
歴代のサポートメンバーも、Mr.Childrenというアーティストをよく理解していて、今や人気アーティストに成長したナオト・インティライミもとても良いコーラスを務めてくれた。
最高値の熱で表現する桜井の歌声と、20年以上を共通の意志のもとに共に生きる田原・中川・鈴木、そして欠かすことの出来ない小林の繊細なピアノはもはや欠かすことのできないエッセンスで、演奏は随一だと見せつけられる。
心の琴線を震わす優しく強いピアノの音色は、バンドを引き立てる素晴らしい調味料だ。
映像もコンサートを引き立て、感性のアンテナは反応しまくり。
メンバーとオーディエンスの感性のコミュニケーションも抜群。
音で、動作で、映像で…僕らは五感をフルに使って受け止めなければならない。
だから約2時間30分のショータイムが終わる頃には、心地よい疲労感と、言い知れない達成感があるものだ。
本当の意味で愛される存在という存在であるがゆえだ。
僕はMr.Childrenが好きだ。大好きだ。
…でも何だか違うと感じていた。
何だろう…
最近気付いたことがある。
僕にとって、Mr.Childrenは自分で、好きという感情を超越して、一言一言一音一音が血液であり肉体なんだと。
2000年、18枚目のシングルである“口笛”で、僕の感性と感情がMr.Childrenをキャッチした瞬間から12年、今となっては人生のほぼ半分を共に歩んできた。
常に密着し、人生で起こる全ての事象に対して、何を憂い、何を喜び、何に悲しみ、何に怒り、何を慈しみ、何を愛するか、それをどう捉え、感じ、人生を生き抜くか、そんなヒント、いや、もはや道標となるのがMr.Children。
そう感じているリスナーは少なくないだろう。
それは、Mr.Childrenがある意味一人の人間像として、20年間人々の鏡となり映しつづけてきたからではないだろうか。
そうして今日、2012年5月10日、20歳の誕生日を迎え、彼は現在全国ツアーの真っ最中。
今日は大阪・京セラドームでコンサート。
どんな姿を魅せてくれるのだろうか。
彼の終わりなき旅は続く。
“今日という日は、残された人生の一日”
桜井さんの生き様を表しているような、桜井さんの好きな言葉。
この言葉に沿って生きているようで、生きていたらこの言葉に沿っていたようで。
「残された時間が 僕らにはあるから
大切にしなきゃと 小さく笑った
君が見せる仕草 僕を強くさせるサイン
もう 何ひとつ見落とさない
そうやって 暮らしてゆこう
そんなことを考えている」from“Sign”
この歌詞が示すように、今を大切に、大切なものをきちんと見つめて生きていこう、Mr.Childrenと共に。
スイーツ×スイーツ×スイーツ
Sweets×Sweets×Sweets
by Tatsuya Umezawa
(080-2023-8050、be_hero_in_shifukunoworld0728@yahoo.co.jp)
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東京 スイーツ、全国のスイーツ、人気 sweetsから
新発見 sweetsまで紹介する、
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僕が生まれた1985年、同じ高校の少年達がバンドを結成。
3年後、メンバーの中学時代の同級生が加入し、今や日本一のバンドともいえるバンドの前身が誕生。
ライブハウス「渋谷La.mama」を中心に約3年5ヶ月間アマチュアとして活動。
1991年11月に、音楽プロデューサー小林武史と出会い、1992年5月10日、1st mini album『Everything』でメジャーデビュー。
今日まで日本の音楽シーンを牽引し続ける。
Mr.Children
今日までに、CDシングル34作品、オリジナルアルバム16作品、配信限定シングル3作品、ベストアルバム6作品(うち2作品本日発売)を発表。
CD総売上枚数は約5500万枚(歴代2位)を誇るモンスターバンド。
しかし小林武史はこうも語っている。
「割と暗〜いバンドだと思った。弱そうな。正直でいようとしてる。今のMr.Childrenを一片も想像するという感じではなかった。成長していくことは有り得ることを体現している。積み上げていく。」
この20年間で、数々の記録を打ちたて、今なお止まるところを知らず順風満帆にも見えるのは、Mr.Childrenが様々な困難に立ち向かってきては、乗り越えてきたからだ。
デビューから数年は爽やかさ溢れる楽曲で、リリースする曲が立て続けにミリオンヒットを飛ばし「ミスチル現象」と呼ばれるまでになった。
それは良い影響だけでなく、固定観念など悪い側面も孕んだ。
ヒット曲さえも、演奏を控えたくなるくらいに。
アルバム「深海」では、人間の汚さや絶望、そして浮上と、当時のMr.Childrenを表現したような暗い一面を見せる。
また、無期限の活動休止、桜井さんの突然の病。
他にはサザンオールスターズ・桑田佳祐との共演、AAAでの活動、環境問題や自然災害との対峙。
その後、表現の幅が広がったMr.Childrenは、愛・人生・社会風刺といったテーマを深堀りしていく。
常に現状にクエスチョンを持ち、新しい価値観を提示する音楽。しかし過去も肯定し全てを包み込むような姿勢は、自らを以て人々を癒し続ける。
Mr.Childrenの音楽には、聴く者がその音楽の中に飛び込んでいける、馴染んでいけるという不思議な強さを持っているのだ。
〜魂を揺さぶるような音楽〜
ロックで魂を揺さぶったかと思えば、切なく心のかさぶたを癒す絆創膏のようなバラードで喜怒哀楽の感情を刺激する。
まるでチャンネルを切り替えるように、緩急があり振り幅の広い楽曲の応酬に、リスナーは心を開くだろう。
ちょっと恥ずかしいことも恥ずかしげもなく言える桜井さんの説得力が、それを可能にする。
また、桜井さんのソングライティングにその秘密があるように思える。
Mr.Childrenの曲のほとんどを桜井さんが書いているわけだが、桜井さんの視点、日常、一見別に何でもない光景、出来事の中に壮大なドラマを見出だし、価値を拾い上げる。
また、「星を散りばめるように言葉を配置し、聴く人が自分の手で星座を作れるような」作詞方法が、誰にとってもいつの時代にも普遍的な価値観となるのだ。
こんな風にリスナーそれぞれが持つ人生をドラマとして映し出してくれる。
「僕の人生は意外と輝いている」「私の人生って思ったよりも美しい」、そんな優しい空気をくれるのだ。
より明瞭な、それでいて不明瞭なメッセージを隠して、発せられる音に僕らは酔いしれるんだ。
コンサートでは、それをより近い場所で、よりリアリティーを持って感じさせてくれる。
メンバーは、それぞれがそれぞれの仕事を淡々とこなしているように見えるが、実は内なる情熱を燃え立たせている。
歴代のサポートメンバーも、Mr.Childrenというアーティストをよく理解していて、今や人気アーティストに成長したナオト・インティライミもとても良いコーラスを務めてくれた。
最高値の熱で表現する桜井の歌声と、20年以上を共通の意志のもとに共に生きる田原・中川・鈴木、そして欠かすことの出来ない小林の繊細なピアノはもはや欠かすことのできないエッセンスで、演奏は随一だと見せつけられる。
心の琴線を震わす優しく強いピアノの音色は、バンドを引き立てる素晴らしい調味料だ。
映像もコンサートを引き立て、感性のアンテナは反応しまくり。
メンバーとオーディエンスの感性のコミュニケーションも抜群。
音で、動作で、映像で…僕らは五感をフルに使って受け止めなければならない。
だから約2時間30分のショータイムが終わる頃には、心地よい疲労感と、言い知れない達成感があるものだ。
本当の意味で愛される存在という存在であるがゆえだ。
僕はMr.Childrenが好きだ。大好きだ。
…でも何だか違うと感じていた。
何だろう…
最近気付いたことがある。
僕にとって、Mr.Childrenは自分で、好きという感情を超越して、一言一言一音一音が血液であり肉体なんだと。
2000年、18枚目のシングルである“口笛”で、僕の感性と感情がMr.Childrenをキャッチした瞬間から12年、今となっては人生のほぼ半分を共に歩んできた。
常に密着し、人生で起こる全ての事象に対して、何を憂い、何を喜び、何に悲しみ、何に怒り、何を慈しみ、何を愛するか、それをどう捉え、感じ、人生を生き抜くか、そんなヒント、いや、もはや道標となるのがMr.Children。
そう感じているリスナーは少なくないだろう。
それは、Mr.Childrenがある意味一人の人間像として、20年間人々の鏡となり映しつづけてきたからではないだろうか。
そうして今日、2012年5月10日、20歳の誕生日を迎え、彼は現在全国ツアーの真っ最中。
今日は大阪・京セラドームでコンサート。
どんな姿を魅せてくれるのだろうか。
彼の終わりなき旅は続く。
“今日という日は、残された人生の一日”
桜井さんの生き様を表しているような、桜井さんの好きな言葉。
この言葉に沿って生きているようで、生きていたらこの言葉に沿っていたようで。
「残された時間が 僕らにはあるから
大切にしなきゃと 小さく笑った
君が見せる仕草 僕を強くさせるサイン
もう 何ひとつ見落とさない
そうやって 暮らしてゆこう
そんなことを考えている」from“Sign”
この歌詞が示すように、今を大切に、大切なものをきちんと見つめて生きていこう、Mr.Childrenと共に。
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by Tatsuya Umezawa
(080-2023-8050、be_hero_in_shifukunoworld0728@yahoo.co.jp)



