春爛漫。午後は眠気に襲われたり・・・
今日は、そんな眠気も吹っ飛ぶようなセミナー開催をご案内申し上げます。
「地域づくり 2025年までに“待ったなし”セミナー」と題し、東京都より講師の川北秀人さん(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表)をお招きして、コミュニティ学習会を開催します。
県内各地で取り組まれている地域づくり、こんな問題が出ていませんか?
・コロナ禍で、地域に出る機会が減り、地域のことがわからない
・このままじゃマズイと思っているが、みんな忙しくて事態が変わらない
・地域づくりの必要性について、どこか他人事に感じる人が結構多い
・まちづくりに対する思いや姿勢が各々違っていて、取り組みがまとまらない
このセミナーでは、「明日以降の私たちのまち・地域づくり」の第一歩が踏み出せることを目指します。
私たちのまち・地域が「待ったなし!」の状況であることや「現状をどう変えていくか」ということについて解説を聞き、行政職員や中間支援組織の果たす役割など、地域づくりについて理解を深めます。
行政と住民、中間支援組織それぞれが、持続可能な地域のために、何をどのように進めていけばよいかについての講義の後、参加者からの質問にお答えいただきます。
お忙しいこととは存じますが、またとない機会ですので、ぜひ1団体より複数名でご参加くださいますようお願い申し上げます。
詳細は、こちらをご覧ください。
お申込みフォームはこちら
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日時:2022年4月21日(木)13:00〜16:30
講師:川北 秀人さん(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表)
全体講演会(13:00〜15:00)
・説明「地域づくり支援のこれまでとこれから」について(やまぐち県民活動支援センター)
・講義「行事から事業へ、役から経営へ、現場づくりからひとづくりへ」(講師:川北秀人さん)
・ふりかえりと質疑応答
対象:
行政担当課(地域づくり、市民活動)、地域づくり協議会などコミュニティ機関、中間支援組織、市民活動センター、地域づくりに関心のあるNPOまたは個人
会場:パルトピアやまぐち 3階 中ホール(山口市神田町1-80)
※オンライン(Zoom)参加もできます。
申込方法:FAX、Eメールまたは申込フォームにて(折返し、参加決定をお知らせします)
申込締切:2022年4月20日(水)
定員:50名(会場でのご参加は先着30名まで)
その他:「ソシオ・マネジメント」第6号をお持ちの方は、当日ご持参ください。
当日会場にて販売もありますが、事前購入を希望の方は、こちらより購入をお願いします。
みなさまのご参加を心よりお待ちしています。
お申込みフォームはこちら
2022年04月07日
2022年04月03日
【報告】学びの共有会「研修の受けっぱなし」を改善する
昨年度末に開催した「学びの共有会」について報告します。
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開催日:2022年3月29日(火)14:00〜15:00
場所:オンライン(Zoom)
参加者:6名(任意団体1名 センタースタッフ5名)
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オンライン参加型の研修プログラムが増え、遠方から簡単に受講できるようになったものの、そこで学んだ内容が自身の血肉になっているかどうか怪しい、、、という状況を踏まえ、「より効果的な研修の受け方」について、センタースタッフが参考図書を読んで学んだことを「おすそわけ」する会を開きました。
■足りないのは「できる感」?
・学びには、段階がある。
・知っている →わかる(他人に説明できる)→ できる(活用して何かしら話しができる、他人に理解させることができる)
たしかに、研修で知ったことを同僚や仲間に伝えるとき、相手がポカンとしていることがよくあります。話をしながら、わかった気になっていたけど、やっぱりよくわかっていなかったなと感じることもしばしば。
■「しぼる」
学ぶことは増える。でも、時間は限られている、、、だから、学ぶことを「しぼる」。
では、いかに「しぼる」か。
・これまで/これから
・10年前/今/10年後
・プレイヤーマップで自分のポジションを確認 など
■あてはめる
・学んだことを「あてはめる」時間をとる。
・他人のあてはめ内容に質問や助言をする。
・全員で話し合う機会を設ける。
・取り入れた方がよいと判断されたものは計画を立てて定着させる。など
講座を受けた後の小グループでの話し合いはやはりとても大切。
個人的には、すぐにはじめること、責任者、目標、コストなどを決めたあと、スケジュールに落とし込むために研修の報告書を作成する、というのが目からうろこでした。
■研修後のアクションがとれないときは
忙しくてそのままにしている。研修内容だけを扱うための勉強会を開くことが難しい。そんなときは、
・定期的に「外部の」人が進捗を確認する機会を組み込む
・ザッソウ(雑談+相談) が有効。
など、たくさんのアイデアを「知る」ことができました。
次は、学んだことを「他人に説明できる」ように、まずは自分に「あてはめて」みようと思います(勉強会では「あてはめ」のコツについても学びました)
さらに、実際に今後のセンター事業の実施や計画に活かせるよう「できる」状態をめざします
めざす状態がイメージできて、今自分がどのあたりをうろうろしているのかがわかると、何をすればいいのか、次第にわかってきますね。現状を知るというのはとても大事です。
センタースタッフも、研修で学んだことを「あてはめる」時間が大切ということを再確認でき、今後の企画づくりで役立てることを意識できました。
今回参考にしたテキストは、貸出も行っています。(1人2冊まで、2週間)
関心のある方は、ぜひ読んでみてください。
●NPOマネジメント 第36号 特集
「自ら学ぶ人と組織を育てる<前編>日常の現場で、組織の風土を育てる」
●NPOマネジメント 第37号 特集
「自ら学ぶ人と組織を育てる <後編>研修を活用して、チカラを育てる」
●NPOマネジメント 第63号 Q&A
「他団体や研修・書籍などで学んだことを、自分たちの活動に生かすには?」
●NPOマネジメント 第62号 ロジを究める
「実施が目的になっていませんか?講座・研修の効果を高める5つのヒント」
●NPOマネジメント 第69号 ロジを究める
「前回と同テーマの講座・研修で、成果をさらに高めるには?」
●NPOマネジメント 第21号 ツールボックス
「番外編 研修のデザイン―研修の効果を高めるために」
●川北英人・川嶋直(単行本)
『プロが教える実践ノウハウ 集合研修とOJTのつくり方』
●牧田幸裕(新書)
『教わる力』
●永谷研一(単行本)
『人材育成担当者のための絶対に行動定着させる技術』
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開催日:2022年3月29日(火)14:00〜15:00
場所:オンライン(Zoom)
参加者:6名(任意団体1名 センタースタッフ5名)
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オンライン参加型の研修プログラムが増え、遠方から簡単に受講できるようになったものの、そこで学んだ内容が自身の血肉になっているかどうか怪しい、、、という状況を踏まえ、「より効果的な研修の受け方」について、センタースタッフが参考図書を読んで学んだことを「おすそわけ」する会を開きました。
■足りないのは「できる感」?
・学びには、段階がある。
・知っている →わかる(他人に説明できる)→ できる(活用して何かしら話しができる、他人に理解させることができる)
たしかに、研修で知ったことを同僚や仲間に伝えるとき、相手がポカンとしていることがよくあります。話をしながら、わかった気になっていたけど、やっぱりよくわかっていなかったなと感じることもしばしば。
■「しぼる」
学ぶことは増える。でも、時間は限られている、、、だから、学ぶことを「しぼる」。
では、いかに「しぼる」か。
・これまで/これから
・10年前/今/10年後
・プレイヤーマップで自分のポジションを確認 など
■あてはめる
・学んだことを「あてはめる」時間をとる。
・他人のあてはめ内容に質問や助言をする。
・全員で話し合う機会を設ける。
・取り入れた方がよいと判断されたものは計画を立てて定着させる。など
講座を受けた後の小グループでの話し合いはやはりとても大切。
個人的には、すぐにはじめること、責任者、目標、コストなどを決めたあと、スケジュールに落とし込むために研修の報告書を作成する、というのが目からうろこでした。
■研修後のアクションがとれないときは
忙しくてそのままにしている。研修内容だけを扱うための勉強会を開くことが難しい。そんなときは、
・定期的に「外部の」人が進捗を確認する機会を組み込む
・ザッソウ(雑談+相談) が有効。
など、たくさんのアイデアを「知る」ことができました。
次は、学んだことを「他人に説明できる」ように、まずは自分に「あてはめて」みようと思います(勉強会では「あてはめ」のコツについても学びました)
さらに、実際に今後のセンター事業の実施や計画に活かせるよう「できる」状態をめざします
めざす状態がイメージできて、今自分がどのあたりをうろうろしているのかがわかると、何をすればいいのか、次第にわかってきますね。現状を知るというのはとても大事です。
センタースタッフも、研修で学んだことを「あてはめる」時間が大切ということを再確認でき、今後の企画づくりで役立てることを意識できました。
今回参考にしたテキストは、貸出も行っています。(1人2冊まで、2週間)
関心のある方は、ぜひ読んでみてください。
●NPOマネジメント 第36号 特集
「自ら学ぶ人と組織を育てる<前編>日常の現場で、組織の風土を育てる」
●NPOマネジメント 第37号 特集
「自ら学ぶ人と組織を育てる <後編>研修を活用して、チカラを育てる」
●NPOマネジメント 第63号 Q&A
「他団体や研修・書籍などで学んだことを、自分たちの活動に生かすには?」
●NPOマネジメント 第62号 ロジを究める
「実施が目的になっていませんか?講座・研修の効果を高める5つのヒント」
●NPOマネジメント 第69号 ロジを究める
「前回と同テーマの講座・研修で、成果をさらに高めるには?」
●NPOマネジメント 第21号 ツールボックス
「番外編 研修のデザイン―研修の効果を高めるために」
●川北英人・川嶋直(単行本)
『プロが教える実践ノウハウ 集合研修とOJTのつくり方』
●牧田幸裕(新書)
『教わる力』
●永谷研一(単行本)
『人材育成担当者のための絶対に行動定着させる技術』
【報告】学びの教室「ガバナンス編」ふりかえり会
桜が満開を迎えています。春ですね
新年度が始まり、センターもあいかわらずバタバタしていますが、、、
昨年度末に開催した「学びの教室 ガバナンス編 ふりかえり会」の報告をします。
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日時:2022年3月23日(水)13:30〜14:45
場所:オンライン(Zoom)
参加者:1名(NPO法人)
内容:学びの教室 ガバナンス編のふりかえり
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今年度の「学びの教室(全6回)」のうち、「理事・監事の役割」(全2回)の講座を受講された団体さんにその後の変化や、講座を受けての感想を伺いながらふりかえり、団体運営について少し踏み込んだところもヒアリングさせていただきました。
参加の動機:
組織体制の見直し、強化、NPO法人としての役割の再確認」のため
講座の感想:
講師の山田さんの言葉で「NPO法人の人は、託されている人間」というワードが胸に響いた。ビジョンを持ち、事業を行っていきたいと思うようになった。
受講後の変化:
・理事会はそれまで半期に一度だったが、講座を受けてみて色々見直しをしなければならないことに気が付き、毎月理事会を開催するようになった。
・定款の見直し、事業の見直しや計画に着手した。
・組織評価をチャレンジしながら、基盤を整えていきたい。
・資料もすぐに理事と共有した。
など、センターでの講座を受講したことが、団体の運営が良い方向に変わるきっかけになったというお話が聞けて、私たちもとてもうれしくなりました。
団体さんが、どういう思いで講座に参加されているのかが少し分かり、やる気も出てきました
今年度も「学びの教室」は開催予定です。今回のふりかえりでも、来年度とりあげてほしいテーマなどを具体的にお伺いしました。団体さんのつまづきやすい点、悩んでいることなどを中心としてテーマごとに学びを深めていきますので、みなさまぜひご参加ください
新年度が始まり、センターもあいかわらずバタバタしていますが、、、
昨年度末に開催した「学びの教室 ガバナンス編 ふりかえり会」の報告をします。
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日時:2022年3月23日(水)13:30〜14:45
場所:オンライン(Zoom)
参加者:1名(NPO法人)
内容:学びの教室 ガバナンス編のふりかえり
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今年度の「学びの教室(全6回)」のうち、「理事・監事の役割」(全2回)の講座を受講された団体さんにその後の変化や、講座を受けての感想を伺いながらふりかえり、団体運営について少し踏み込んだところもヒアリングさせていただきました。
参加の動機:
組織体制の見直し、強化、NPO法人としての役割の再確認」のため
講座の感想:
講師の山田さんの言葉で「NPO法人の人は、託されている人間」というワードが胸に響いた。ビジョンを持ち、事業を行っていきたいと思うようになった。
受講後の変化:
・理事会はそれまで半期に一度だったが、講座を受けてみて色々見直しをしなければならないことに気が付き、毎月理事会を開催するようになった。
・定款の見直し、事業の見直しや計画に着手した。
・組織評価をチャレンジしながら、基盤を整えていきたい。
・資料もすぐに理事と共有した。
など、センターでの講座を受講したことが、団体の運営が良い方向に変わるきっかけになったというお話が聞けて、私たちもとてもうれしくなりました。
団体さんが、どういう思いで講座に参加されているのかが少し分かり、やる気も出てきました
今年度も「学びの教室」は開催予定です。今回のふりかえりでも、来年度とりあげてほしいテーマなどを具体的にお伺いしました。団体さんのつまづきやすい点、悩んでいることなどを中心としてテーマごとに学びを深めていきますので、みなさまぜひご参加ください