2015年6月26日パルトピア山口にて、やまぐち県民活動支援センター主催で、NPO法人事務局基盤強化セミナー「NPO法人の会計実務」を開催しました。
講師はNPO法人岡山NPOセンター NPO事務支援センター 加藤彰子さん。
朝方は県内で大雨警報や注意報が発令されていましたが、雨足が弱まり予定通り13時30分から16時30分での開催となりました。
欠席もありましたが、岩国・萩・長門・周南・宇部など県内各地から33名の参加がありました。
最初に「NPO法人の会計とは」ということでNPO法人が年に1度提出しなければならない会計に関する書類それぞれについて説明がありました。
続いて、ワーク3つとそれぞれの説明がありました。
■ワーク1.勘定科目に慣れよう!
借方
- ボランティア評価費用
- 施設等評価費用
借方
- ボランティア受入評価益
- 施設等受入評価益
などNPO法人独自の勘定科目あり。
会議用のお茶は、消耗品なのか会議費なのか、その他か、科目は法人が違えば会計も違うので一貫した処理をしましょう。
■ワーク2.現金出納帳に記入してみよう!!
決算を簡単にするには、日々の入力が大切。
誰が見ても分かるものをつけておくことが大切。
■ワーク3.よく使う仕分けを実際にやってみよう!!!
40分かけて20の仕分けにチャレンジ。20の事例について1つ1つ説明がありました。
ボランティアへの支払いは要注意。
「管轄されている税務署に確認するのが一番。説明できる状態にしておきましょう。」
ということでした。
実際法人で経理を担当している事務スタッフの方の参加が多く、休憩時間や終了後も参加者から時間をオーバーしてたくさんの質問がでました。
参加したみなさん、持ち帰って実務に生かしてくださいね。
今回はNPO法人の事務局向けに連続3回の講座の1回目。
2回目は7月24日金曜日「NPO法人の労務」開催です。
定員30名のところ、すでに18名の申し込みがあります。まだ申し込みしていない方、詳しくはやまぐち県民活動スーパーネットをご覧ください。