2014年11月28日
平成26年度 第2回県民活動ネットワーク会議を開催しました。
2014年11月27日(木)13:30〜
今年度第2回目の県民活動ネットワーク会議を
行いました。
参加者:市町職員(6)、県職員(1)、きらめき財団(1)、
県内支援センタースタッフ(12) 計20名
議事の最初に、2015年1月15日開催予定
「協働力パワーアップセミナー(第5回協働環境調査報告会)」
についての案内、および
「第5回 協働環境調査」の
山口市の資料に添って、09年以前からの数値と比較して示しました。
「第5回協働環境調査」ブログ↑↑
「第4回協働環境調査」(09年)から5年。指定管理者制度施行から11年。
◆各自治体の協働を推進するしくみは、どれだけ進化したか?
◆協働を推進する制度は、本当に活用されているのか?
◆しくみづくりが進んでいる自治体は、どこが違うのか?
◆多様なステークホルダーとの「総働」をどう進めるか?
協働のしくみを可視化した世界初の調査 第5弾!
都道府県・県庁所在地市・政令市+中核市・小都市 255自治体分
の協働のしくみを可視化しました!
自治体とNPO等との協働に取り組む
自治体関係者、およびNPO関係者はもちろん、
地域ぐるみの「総働」「小規模多機能自治」に関心のある方、
地域のステークホルダーの一員として自治体との協働・総働に
取り組む方々に参加していただきたい報告会です。
次に、県民活動に関する各種セミナー受講後の報告・情報共有として
今年度センター主催「7つのマネジメントセミナーT」
資金調達セミナーstep4の「助成金活用セミナー」の
内容をセンター長 伊藤がご報告させていただきました。
→NPO法人 CANPANセンター 山田 泰久さん資料
そして、県センターではNPOや地域コミュニティの
、統計データの活用について、総務省のe-Stat
(政府統計の総合窓口)など無料で利用できる
ツールやデータについて少しだけご紹介させて
いただきました。
http://www.e-stat.go.jp/
写真は統計GISを活用した画像です。山口県と、
山口市の中心地の高齢化率(赤は高い、青が低い)
インターネットで無料で利用できますので、のぞいて
みてくださいね。
http://e-stat.go.jp/SG2/eStatFlex/
12月5日、島根県益田市で「地域を元気にするGIS」
シンポジウムがあります。GISの普及・啓発を図るために、
市町村・学校・NPO等の団体を対象にGISモデル事業を
実施するなど支援を行ってきた島根県中山間地域研究センターさん
主催の勉強会など、各地で行われているようです。
NPOがミッションや地域課題をより分かりやすく
啓発するのに統計データをどう使うか、地域コミュニ
ティが地域の特性を視覚的に住民に伝えて計画づくりに
どういかすか、実際の活用について深めていきたいです。
また、e-StatやGIS、MANDARAの活用法についても、
より詳しくお示ししていけたらと思っています。
第3回ネットワーク会議は年度末の3月に開催予定です。
2014年11月25日
NPOマネジメントV
NPO・コミュニティ団体のための会計税務講座
step 2 「税務の基礎」ご報告
NPOマネジメントセミナーV
『NPO・コミュニティ団体のための会計税務講座
STEP2 「税務の基礎」 』
日時 2014年11月21日(金)13:30〜16:30
講師 白石 京子さん(税理士)
場所 山口市男女共同参画センター(ゆめぽぽら)視聴覚室
参加者数 23名
NPO法人(2) 任意団体(2・NPO法人申請中)
コミュニティ団体(10)行政(2)公益財団法人(1)
支援センタースタッフ(6)
まず、法人と任意団体の違いについての解説。
任意団体には様々な形態や規模がありますが、実態として、
任意団体=いい加減、
法人化=きちんとした組織、とは限らないことを確認され
ました。
権利能力なき社団=法人格を持つと考えられる任意団体に
なると、「定款その他の基本約款で定められた目的の範囲
内において、権利を有し、義務を負う」
という民法34条が適用されるため、任意団体にも権利や
義務が発生してきます。
参考:任意団体のメリット・デメリットの図
次に会計について。
「任意団体には拠るべき会計基準はないが、団体の構成員
に対して明確な説明ができるように、公正で明確な会計処理を
しておかなければならない」
団体の活動内容に応じて、他の法人の会計基準を採用するか、
行政からの補助金で活動している団体の場合は、
報告書の書式に合わせて財務諸表を作成する という
方法もあるようです。
大切なのは団体の中で会計処理方法を明文化し、
帳簿の書式も決めること。
経費に関しても精算所や請求書を作成し、それに基づいて支給する
など、ルールを決めておくことが大切になってきます。
参考:
◆ 多ケタ式現金出納帳(エクセルでもテンプレートをダウンロードできます)
◆ 『みんなで使おうNPO法人会計基準』
後半は本題の税金について。
人格のない社団等は法人と見なされ法人税法の規定が適用されます。
よって、収益事業を行う場合は法人税申告の義務が発生!
収益事業課税の判定・・・4つの要件
@事業としての性質A34業種に該当するかB継続性があるか
C事業場を設けているか
一旦収益事業に該当しても非課税となる規定もあるため、判定は
専門家に相談し慎重に行うようアドバイスいただきました。
法人税の申告を行う場合は発生主義が大原則。1事業年度の収益と
費用を正しく計算(期間損益計算)する必要があることを強調され
ました。
その後、資料に添って法人住民税、消費税、源泉所得税、印紙税な
どについての解説は、様々な税金についての知識を深める良い機会
だったのではないでしょうか
また、決算書の書式や計上の仕方、また注記の重要性についても解
説があり、例)貸借対照表の未収金や未払い金は活動計算書の事業
収益に反映される・・・など、細かい計上の仕方も学び、理解を深
める必要性を感じました。
「任意団体とNPO法人の違いが理解できた」
「団体の中で会計のルールを作ることが大切だと分かった」
「税金に関する正しい知識を持たないといけないと思った」
etc.アンケート結果は概ね好評でしたが、
「税務のことをもっと詳しく聞きたかった」
「質疑応答の時間がほしかった」・・・というお声もあり、講座の
時間配分や参加者のニーズを事前になるべく聞き出しておく等、
今後の工夫点として反映していきたい部分です。
また、翌日には、「やまぐち県民活動支援センター
交流コーナー」にて、
税理士 白石さんを50分間独占できる!
『会計税務個別相談会』を行いました。
日時 2014年11月22日(金)10:00〜1団体 50分
講師 白石 京子さん(税理士)
参加者数 4団体
NPO法人(3) NPO法人申請中(1)
会計の専門的な内容から、基礎の部分まで、それぞれの団体内の
会計税務部分の疑問点をしっかり相談されていました。
団体さんの今後の会計税務の明文化が進み、団体内でも情報や
方法を共有できる良い流れができるよう期待しています。
ミヤウチ
2014年11月21日
第9回!しゅうなん元気もの交流フェスタ!
2014年11月16日(日)10:00〜15:00
周南市総合庁舎にて、「しゅうなん元気もの交流フェスタ(第9回)」が
開催されました。
センターからは3名のスタッフで、「おでかけ相談会」に伺いました
例年に比べると、会場の変更などのためか、参加団体は若干少なめの
27団体でしたが、周南・下松・光地域で活動している団体さんの活動PR,
手作り品の販売や劇などの様々な催しで賑わっていました。
親子連れの参加も多く見られ、こどもさん向けの「おもちゃの病院」や、
キャラクター(ちょるるやバカ殿)は大人気ジャグリングや折り紙教室なども
盛り上がっていました!
安くて美味しい!「虹のかけ橋」さんのお漬け物。
センタースタッフもおみやげにたくさん購入させていただきました
センター「おでかけ相談会」ブースでは、5名の方からNPO相談を
お寄せいただきました。
NPO法人設立について、また助成金とは?などの質問や、これから
活動を始められたい分野の団体さんをご紹介させていただいたり、
センター長はしゃべりっぱなしでした
◆NPOの活動を始めると、自動的に国からお金がもらえるの?
◆公益の活動なら、すぐに多額の助成金がもらえるんですよね?
◆NPO法人なら1人でも運営できるかな?
などなど・・誤った情報が飛び交っている昨今・・
センターでは、NPOに関する正しく最新の情報をご提供します!
また、「山口県県民活動スーパーネット」でも、各種の情報を
ご覧いただけます。
お気軽にご相談をお寄せいただけると幸いです。
ミヤウチ
2014年11月18日
センターもみじ便り♪
2014年11月13日
県民活動推進フォーラム&きらめき交流フェスタ2014
10月22日(水)(10時〜16時)に秋吉台国際芸術村で「きらめきジョイントフォーラム」が開催されました。
当日は気温も低い上、雨も降るという悪条件の中、300名にも及ぶ方々が参加されました。会場では団体同士の交流や展示・写真展といった催し、団体によるバザー等が行われていました。
当センターからは4名のスタッフが会場に向かい、おでかけ相談会のコーナーを設け、4件の相談を受けました。
☆式典
村岡 嗣政知事(山口きらめき財団理事長)
「県民活動きらめき賞」の表彰式が行われ、団体の部で14団体・個人の部で5名の方が受賞されました。
☆活動団体による発表
「子育て支援ネット 親鳩会」さんの活動発表、山口県立大学「地域共生演習」による「山口県立大学×とくぢ健康茶企業組合」コラボ・(BlendしてBland化)について、学生たちの発表が行われ、最後は「Angelic Shout!秋吉台」の方々による、ゴスペルのミニライブが行われました。
☆基調講演
「地域を巻き込み、自立・発展するためのヒケツ
〜資金調達や人材確保などの課題解決に向けて〜」
講師:寺尾 明人 氏 ファシリテーター:船ア 美智子 氏
講演では、寺尾さんご自身が「2ヶ月間のインド旅行」で体感したことが、ユネスコでの仕事の原点になっていると熱く語られていました。
講演の最後では、アメリカでのファンドレイジングの現状を話されながら、団体の具体的な夢に向かって共感ストーリー(物語)を持ちながら、ソーシャルメディアを利用し、ファンドレイザーがその団体の魅力を伝えて資金を調達を行い、より良い活動が継続的に発展して行くことを話されました。
同じ壇上におられた ファシリテーターの船アさんも「椹野川連携促進事業」等の具体的な例を挙げられながら「My StoryをOur Story」に変換して人々のニーズや企業、地域との連携・働きかけを多角的に生み出すことの大切さを話されました。
交流会では和気あいあいと意見交換ができ、講演ではとても貴重なお話しが聞けた今フォーラムですが、帰り際の参加団体の皆さまはとても満足されていたように思えます。
ミヤザキ
当日は気温も低い上、雨も降るという悪条件の中、300名にも及ぶ方々が参加されました。会場では団体同士の交流や展示・写真展といった催し、団体によるバザー等が行われていました。
当センターからは4名のスタッフが会場に向かい、おでかけ相談会のコーナーを設け、4件の相談を受けました。
☆式典
村岡 嗣政知事(山口きらめき財団理事長)
「県民活動きらめき賞」の表彰式が行われ、団体の部で14団体・個人の部で5名の方が受賞されました。
☆活動団体による発表
「子育て支援ネット 親鳩会」さんの活動発表、山口県立大学「地域共生演習」による「山口県立大学×とくぢ健康茶企業組合」コラボ・(BlendしてBland化)について、学生たちの発表が行われ、最後は「Angelic Shout!秋吉台」の方々による、ゴスペルのミニライブが行われました。
☆基調講演
「地域を巻き込み、自立・発展するためのヒケツ
〜資金調達や人材確保などの課題解決に向けて〜」
講師:寺尾 明人 氏 ファシリテーター:船ア 美智子 氏
講演では、寺尾さんご自身が「2ヶ月間のインド旅行」で体感したことが、ユネスコでの仕事の原点になっていると熱く語られていました。
講演の最後では、アメリカでのファンドレイジングの現状を話されながら、団体の具体的な夢に向かって共感ストーリー(物語)を持ちながら、ソーシャルメディアを利用し、ファンドレイザーがその団体の魅力を伝えて資金を調達を行い、より良い活動が継続的に発展して行くことを話されました。
同じ壇上におられた ファシリテーターの船アさんも「椹野川連携促進事業」等の具体的な例を挙げられながら「My StoryをOur Story」に変換して人々のニーズや企業、地域との連携・働きかけを多角的に生み出すことの大切さを話されました。
交流会では和気あいあいと意見交換ができ、講演ではとても貴重なお話しが聞けた今フォーラムですが、帰り際の参加団体の皆さまはとても満足されていたように思えます。
ミヤザキ