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活動紹介 [2018年07月18日(Wed)]
こんにちは!Soraです!

今回も前回の投稿に引き続きSoraで行っている活動について載せていきたいと思います。

Soraでは日本財団様より助成を受け、行っているスヌーズレン、感覚統合という二つの活動があります。
そもそもスヌーズレン、感覚統合とは何なのか聞きなれない言葉だと思います。

スヌーズレン (Snoezelen) とは、1970年代にオランダで重度の知的障害者のための余暇活動として始まったもので、「視覚」「聴覚」「触覚」「嗅覚」「味覚」の五感を刺激しながら行われます。(Snoezelen)とはオランダ語の「鼻でくんくん臭いをかぐ」という意味の『snuffelen』と、「うとうと居眠りをする」と言う意味の『doezelen』を掛け合わせた言葉で、五感で周囲の様子を感じ取る要素と、リラックスをする目的があります。
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続いて感覚統合とは、人間が持っている五感、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚、から情報を入手して、脳の中でそれらの情報を統合することで身体を動かすというものです。
その中で感覚統合療法というものがあり、米国の作業療法士ユアーズが提唱した「子どもの神経学的プロセスに応じて、感覚刺激を与え、適応反応を引き出す」療法です。訓練では、ブランコ、吊り下げ遊具、スクーターボード等を使い、子どもに前庭刺激を与えます。
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難しい説明はここまでで、要はリラックスした状態で様々な刺激を得て楽しむという事です。

Soraでも感覚を刺激する活動を目的として日々の活動に取り入れています。
児童に限らず、Soraを利用されている多くの利用者様が一人ひとり違う感覚を受けてリラックスされたり、楽しまれています。
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スヌーズレンでは光を目で追ったり、音楽を楽しむ方もいればクッションに横になってリラックスされている利用者様もいます。筋緊張の強い利用者様の体の力が抜けて落ち着いた様子も見られます。
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感覚統合ではブランコを使い仰向けになりながらゆっくり揺らすことで気持ちよさそうな表情をされる方や、揺れたまま気持ちよさそうに眠っている方もいれば大きく揺らすことで笑顔が見える利用者様もいます。
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今回は少し長めの投稿となりましたが、このような効果をより多くの方々に体感していただくことをSoraでは目指しています。
地域の方々や関係法人の方々に広く利用してもらえるような場所を作って参りますので、興味のある方はぜひお立ち寄りください。
Posted by syahuku-hop at 09:40 | sora | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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