開かれ循環する場として [2010年04月09日(Fri)]
ほっぷの森事務局長の後藤です。
4月に入り、就労支援センターほっぷにも新しいスタッフ(利用者さん)が加わりました。 支援学校を卒業したばかりのお二人と社会経験のあるお一人。 3名の方が新しく利用を開始されました。 支援学校からのお二人は、とっても初々しく、 ひとつひとつのカリキュラムにチャレンジしています。 お二人の影響か、 人生のベテランが多い高次脳機能障害のスタッフたちの笑顔も増えたようです。 社会経験のあるお一人も、 そのやさしい笑顔とまじめな人柄で、 すでに場になじんで活動されています。 新しくスタッフが加わると、場の雰囲気がいい意味で変化します。 一般就労してスタッフが卒業していくときにも感じます。 その変化がスタッフのみなさんに何かしらの気づきや洞察や成長をもたらしているように思います。 その意味でも、ほっぷはつねに外に開かれ循環する場でありたい。 移行支援の場であり、一般就労を目指していることや利用に2年間の枠があるという意味だけではなくて、 ここがたんなる居場所や終着点であってはならないと思っています。 私たちパートナーが一生その方の生活を全てサポートできるわけじゃない。 スタッフのみなさんは地域社会の中で ご自分の人生を様々な方に関わりながらご自分の足で生きていくことを念頭において、 パートナーはサポートを行う必要を感じています。 スタッフのみなさんの人生が豊かなものとなるように、 そのためにはどんなサポートが的確なのか、 その問いかけをほっぷのパートナーは大切にしています。 |
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事務局
at 10:43