5年程前からやろうとしていた「いなべのお寺88ヶ所めぐり」を映像での紹介という形で企画しました。まず、第1弾の11月2日に立田地区を撮影予定です。その下見を10月26日(火)に行いました。
Iバスの時刻表と地図をもって、8:32阿下喜駅からIバス立田線に乗車。7人ほど乗車していて、すごい利用率だなと感心していたら、皆さん篠立きのこ園で下車され(この時間のみここに立ち寄るコースとなっている)、終点古田までは私一人でした。
9:12古田到着。バスを降りて、少し戻ると最初の寺、善行寺がある。
境内の写真とトイレを確認して、バス路線を戻ると旧立田小学校の向かい側に清水神明社があった。横に歌碑立田の村の歌がある。
さらに戻り明行寺を目指していると、その前に長楽寺参道の看板があり(9:45)、そちらに進む。少し坂になっていて、運動不足の私にはちょっときつい。長楽寺(9:57)に着くと駐車場に途中で追い越していった車が止まっていた。
境内を見て、トイレを確認し、さらに上にある馬頭観音に足を向けると、先客があった。訊くと久留倍官衙遺跡公園のボランティアで、「今、多くの人がアサギマダラを目当てに来てくれているが、数匹しかいない。この長楽時に来る道のところに数10匹が来ていつということで見に来たが、場所がわからなかった」とのことで、この地域のことをよく知っている山びこの店主に聞いてみればと伝えた。
次は今度こそ明行寺に向かう。自動車は通れない林の中の真っすぐな道を下っていくと、駐車場に出る。
境内に行くと(9:20)、地元の方が子どもを遊ばせていた。自然に恵まれたいい遊び場だと思った。トイレを確認し、石段を下りて、山びこに向かう。途中に句留孫というソバ屋がある。以前から一度行きたいと思っていたお店である。開店は11時半、今は10時半前ということで、そのまま山びこに下る。すると、フジバカマが植えてあるところがあった。地元の人が見えて、尋ねると、「アサギマダラが好む花ということで半信半疑で今年初めて植えてみたら、少し前に50匹ほど飛来したのでびっくりした」とのこと。今はいないため、そのまま進んで山びこで休憩を取る。すると先ほど長楽寺で会った方も見えた。この後、フジバカマを見に行くとのこと。
おいしいコーヒーをいただいて、ご主人高橋さんに馬頭観音の御開帳はいつかと尋ねると、2023年5月、20年に1回の事と教えてくれた。ご開帳にはぜひ来たいと思った。また、奥さんからは早い目に行けばお蕎麦が食べられるかもという情報を得て、再度句留孫に向かうと、フジバカマのところで、先ほどの方が、アサギマダラが2匹飛んで来ていると教えてくれて、写真に収める。
お昼に蕎麦ランチ(ざる蕎麦、てんぷら、小鉢、蕎麦寒天)を食して満足し、次の目的地の立田公園に向かう。(12:15)
立田公園に到着(12:30)。横の坂を上って展望台に向かう。その手前に、地域おこし協力隊の加藤さんの炭焼き小屋がある。残念ながら留守である。
その横に、山びこの高橋さんが教えてくれた新たなパワースポット「恋れ松跡の碑」がある。ハート型の恋人スポットである。
その上の展望台は、句留孫が岳が展望できる。
ここから趣のある石段の方を下って、高松宮碑や白石恒二像を見て、公園の駐車場に降りてくる。さらに、道の反対側に渡り、篠立の風穴に向かう(13:00)
風穴の駐車場から(13:15)、白石工業の跡地が山肌に沿って見える。下には水源地があり、鈴鹿から一時間半ほどかかって水を汲みに来ているという方がいた。二ヶ月分200ℓを汲んでいくそうです。私もお茶のペットボトルに汲んでみた。
水源地を(13:30)後にして立田公園に戻る。行は下りで楽だったが、帰りは上りでちょっと大変。立田公園のIバス乗り場に着く(13:50)。次のバスは14:22、ふじの市という建物の前に藤棚があり椅子があったのでそこでバス待ち休憩をする。
22分を少し過ぎてバスが来たので乗り込む。乗客が1人乗っていた。阿下喜駅に14:45到着した。