今年3月、「北勢線の魅力を探る会」のメンバー8人がJR関西本線の加太地区に残るレンガ作りの隧道や橋梁など現役の鉄道遺産を見学しました。その時に詳しい説明で親切に案内して頂きました「加太鉄道遺産研究会」の坂会長はじめ9人の会員さんと亀山市役所の稲冨さんが、貨物鉄道博物館、軽便鉄道博物館、めがね橋・ねじり橋を視察研修のため、いなべ市に来訪されました。
〇三岐線で丹生川駅へ

JR富田駅に到着された皆さんは近鉄富田駅から三岐線に乗車して丹生川駅に向かいました。JR富田駅の駅舎が鯨船を、三岐鉄道富田駅が鯨を模して作られていることをお話ししましたが、反応は「関の祇園なつ祭りの山車は世界遺産にならんのか?」でした。
〇貨物鉄道博物館

丹生川駅西側の貨物鉄道博物館は平成15年に貨物鉄道専門の博物館として開館しました。全国の鉄道事業者などから寄贈・貸与された貨車や貨物輸送に関わる収蔵品が展示されていて、さすが鉄道遺産研究会の皆さんは綿密に(特に変圧器輸送用のシキ160形を)見学されていました。
〇軽便鉄道博物館

北勢線阿下喜駅まで庭箱バスで出て、阿下喜温泉あじさいの里で昼食、軽便鉄道博物館を見学しました。一行をモニ226形電車の車内に招じ入れられた安藤館長さんから、廃線の危機にあった北勢線の存続活動のために開館された経緯をお聞きしました。13時39分発の西桑名駅行きに乗るため、ちょっと駆け足の見学でしたが「CARNEGIE 1914」のレールと転車台はしっかりと見てきました。
〇ねじり橋とめがね橋

楚原駅まで北勢線に乗って移動、すでに駅前でお待ちになっていた「ふるさといなべ市の語り部」の出口さんのご案内でねじり橋とめがね橋、おまけの八幡神社を見学しました。工事中の古い写真を回覧して頂くなど出口さんの熱の入ったお話しで、特にねじり橋には皆さん感心しきりでした。しかし、八幡神社で出口さんのうんちくを伺っているうち、ねじり橋を通る北勢線の写真を撮ることができませんでした。
〇楚原駅から北勢線に乗って

楚原駅からほとんど貸し切り状態の北勢線に乗車、西桑名駅15時56分に到着しました。加太の皆さんは16時40分発の亀山行きのJRに乗車のため、ここで解散しました。皆さん、お疲れ様でした。