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『認知症理解啓発フォーラムin北海道 医療・介護とNPOの連携』報告 [2012年03月22日(Thu)]

2012年2月18日(土) 13:00〜17:00北農健保会館3F大会議室において、エーザイ株式会社とNPO法人北海道NPOサポートセンターの共催により、52名の参加者を集めて『認知症理解啓発フォーラムin北海道 医療・介護とNPOの連携〜地域コミュニティを活かした認知症啓発に向けて〜』が開催されました。
P1010935.jpg当日は、エーザイ株式会社の豊田恵美さんが、2008年に新設されたコミュニティ・ネットワーク支援室のまちづくり支援活動について説明し、今年度エーザイの支援金を得て認知症予防啓発事業を行ったNPO法人ねおす理事長・高木晴光さんが「医療・介護と自然体験活動の協働プロジェクト」を、NPO法人エコ・モビリティ サッポロ代表・栗田敬子さんが「ベロタクシーを活用した回想法」事業を報告しました。そして、寿都診療所所長・医師の中川貴史さん、砂川市立病院・精神保健福祉士の大辻誠司さん、グループホーム福寿荘総合施設長の武田純子さんという医療介護連携のキーパーソン3人による、医療・介護連携レクチャーが行われました。そして最後に発表者5人で「医療・介護とNPOの連携」をテーマにしたパネルディスカッションが行われました。
 中川貴史さんは、行政・医療・介護に比べたときのNPOのフットワークの軽さ、多職種連携の重要性、医療・介護のキーパーソンを見極め巻き込んでいく積極的な姿勢を説明され、さらに地域コミュニティの無限の可能性にも言及されました。大辻誠司さんは、砂川市立病院と「NPO法人中空知・地域で認知症を支える会」での取り組みを中心に、上砂川町、赤平市、滝川市、当別町などの認知症を市民が支える仕組みを紹介されました。武田純子さんは、介護現場における認知症の方との接し方、グループホームでのボランティアコーディネートの難しさ、NPO法人が認知症予防啓発事業に参入するうえで、認知症当事者の視点を失ってはならないことなどをお話されました。
 会場からは、認知症の方との接し方や、介護施設との具体的な連携、事業資金をいかに得るか、自身の団体で取り組んでいる認知症予防の療法などについて多くの質問が寄せられました。パネリストのみなさんは、時には現実の厳しさを率直に伝えながらも、NPOが地域コミュニティにおいて果たす役割への期待を表明され、後半に進むに従って熱気に包まれたフォーラムが終了しました。(地域コミュニティを活かした認知症啓発事業 北海道事務局)
Posted by npohokkaido at 15:26 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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