初詣の思い出 (Michiyo. I )[2013年01月03日(Thu)]
初詣の思い出
2013年になりました明けましておめでとうございます。
皆様にとって2013年が良き年となりますように。
皆様にとって2013年が良き年となりますように。
お正月と言えば….もう初詣には行かれましたか
お願い事はされましたか?
私の初詣の思い出です。
10代の時、妹と二人で大晦日の深夜に
北海道神宮まで歩いて行った時のこと
1時間ちょっとの距離ですが、寒さに耐えるため
温かい物のしりとりをしようと思いついたものの
あまりの寒さに、ツララ!とか、カキ氷!とか
寒〜いものばかり思いついて、爆笑しながら行った
思い出があります
20代前半までは、毎年年末になると
来年の抱負は何にしよう…
なんてお願いしようか...と
楽しみで、そしてとても真剣に考えました。
しかも願い事は初詣までに暗記しなければなりません
なぜそんなに 楽しく真剣なのかと言うと、
ほとんど 必ずと言ってもいいくらい、叶っていたからです
毎年必ず叶う と 弟に話したら
「…たいした願い事じゃないんだな」と言われました
確かに、そうたいした事ではなく、いつ起こっても
不思議ではないような現実的な事です。
たとえば、
「今年は○○の試験に合格して○○な環境へ入れますように。」
「今年は○○について学びたいから、
それに詳しい人と知り合えますように。」
「今年は○○な自分に変わって行きたいから、
影響を与えてもらえるような人に出逢えますように。」
など、けっこう詳しく 具体的にお願いしていました。
たしかに、あってもおかしくないこと。
でも、努力や計画だけでは叶わない、
ラッキーな偶然がなければ起きないことです。
それがその年に叶うのだから、やはり神業
叶った瞬間にはいつも「神様!ありがとう」と
心の中で叫んでいました。
そんなことが年に何回もありました。
ある年
自分のおかれている境遇に どうしても納得できず、
自分の力ではどうにも出来なくて、北海道神宮へ行き、
「神様、教えてください。なぜ今こんな目にあっているのでしょう。
もしこれに意味があるのなら、どんなことでも受け入れますから、
どうか私に教えてください。」と、強く強く 願いました。
今も はっきり 憶えています…
一瞬、空がうねったような 色が変わったような、
不思議な空気になり、
「ならば教えよう」
という ゆっくりと 低く 響く声を 心で聞いたような気がしたのを…
…それから数年かけて、私はその意味を知ることになりました。
自分が覚悟してきていたことも、
神様が 絶妙なステージを セッティングしてくれたことも、
すべて解りました。
…それから更に年月が過ぎ、
初詣のお願いは 具体的なものから受け身的なものへ
変わっていきました。
「どうか私の成長のための学びを与えて下さい。」
「私をお役に立てることに使って下さい。」
そして今は… 何もお願いしません。
すべては成るように成っていて、
何をしたらいいのかは自分の心に聴けばいい、
そう感じています
またこの先 変わっていくかもしれません。
それも楽しみです
今年の年末年始は いろんな物を整理して手放しながら、
昔のこと…自分の小さな歴史 を思い出しました。
(Michiyo. I )