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エラー: Failed to synchronize cache for repo 'updates' [2017年09月25日(Mon)]
エラー: Failed to synchronize cache for repo 'updates'


 このエラーを直して、一晩置いても大丈夫のようなので、経緯を書きます。

1 不具合発生までの経緯
(1)Windows10のデスクトップパソコンで、「Windowsの設定」→「更新とセキュリティ」→「バックアップ」→「[バックアップと復元]に移動(Windows7)」→「ファイルのバックアップまたは復元」に移動して作業していると、バックアップ用HDDの容量は、最低でも「1TB」、普通でも「2TB」が欲しくなります。
 つまり、SATA接続で容量「1TB」未満のHDDは、Windows10では使いづらくなりました。
※私が持っている、SATA接続で容量「1TB」未満のHDDは、次の物です。
2007年12月購入 SEAGATE ST3250310AS 232.88GB
2008年06月購入 WESTERNDIGITAL WDC WD5000AAKS-00A7B0 465.76GB

(2)Fedora26サーバーでは、次のIDEA接続のHDDを使っています。
2003年06月購入 IBM IC35L120AVV207-1 115.04GB
2005年04月購入 MAXTOR Maxtor 6Y160P0 152.67GB


(3)CentOS6では、次のIDEA接続のHDDを使っています。
1998年12月購入 IBM IBM-DTTA-371010 9.41GB
2003年07月購入 IBM IC35L060AVV207-0 57.27GB


(4)玄箱HGでは、次のIDEA接続のHDDを使っています。
2001年06月購入 SEAGATE ST340824A 37.27GB
2004年04月購入 HITACHI HDS722540VLAT20 38.34GB


 Windows10では使い道のない(?)「SEAGATE ST3250310AS 232.88GB」を、Fedora26サーバーで使って見ることにしました。

 Fedora26を「SEAGATE ST3250310AS 232.88GB」にインストールするときに、「パーティションレイアウト」を自動設定にしました。

 自動設定にした理由は、このHDDで「/boot」や「swap」などの最適容量がわからないためでした。

 インストール後の「dnf update」も終わり、下のブログを参考にして細部設定をしていたときに、突然不具合が起こりました。


2 不具合の内容

dnf update
エラー: Failed to synchronize cache for repo 'updates'

yum update
エラー: Failed to synchronize cache for repo 'updates'

エラーの細部を確認
dnf -v update
Loaded plugins: builddep, config-manager, copr, debug, debuginfo-install, download, generate_completion_cache, needs-restarting, playground, repoclosure, repograph, repomanage, reposync
DNF version: 2.6.3
cachedir: /var/cache/dnf
Cannot download 'https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=updates-released-f26&arch=x86_64': Cannot prepare internal mirrorlist: Curl error (6): Couldn't resolve host name for http://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=updates-released-f26&arch=x86_64 [Could not resolve host: mirrors.fedoraproject.org].
エラー: Failed to synchronize cache for repo 'updates'


 「wget」コマンドもエラーになるため、直接「rpm」ファイルをダウンロードすることもできません。

 数回、OSをインストールしなおしたのですが、「dnf update」が正常に終わったにもかかわらず、細部設定をしていたときに、突然不具合が起こります。


3 不具合の解消

 諦めて散歩をしているときに、あるアイデアが閃きました。

 そのアイデアとは、「HDDが、Fedora26のファイルシステムに対応していないのではないか。」ということです。

 早速帰宅して、OSをインストールするときに、「パーティションレイアウト」を手動設定で実行しました。

 つまり、「/boot」や「swap」などの容量は同じにして、ファイルシステムを「ext4」にしました。

 一晩置いても大丈夫のようなので、解消できたと思います。

参考
HDDのUUIDを確認
blkid

自動設定
/dev/sda1: TYPE="ext4"→「/boot」
/dev/sda2: TYPE="LVM2_member"
不具合の解消のために手動設定
/dev/sda1: TYPE="ext4"→「/boot」
/dev/sda2: TYPE="swap"→「swap」
/dev/sda3: TYPE="ext4"→「/」


4 おわりに

 信頼できる「ext4」が一番だと思いました。

 「Fedora Workstation」をインストールしてみましたが、ネットにつなぐところで挫折しました。
※「Fedora Server」では、インストールするときに、ネットにつながっていることを確認できます。


参考
「Create Live USB」するための「Fedora Media Writer」を紹介します。

Fedora 26 Workstation のダウンロード
Windows 用の 23.8 MB Fedora Media Writer

 ダウンロードして、「Fedora Media Writer」をインストールして起動すると、「Fedora Workstation」とともに「Fedora Server」でも「Create Live USB」することができます。

 私は、4GBのUSBメモリーを問題なく使っています。

Fedora-Workstation-Live-x86_64-26-1.5.iso(1,526,784 KB)
Fedora-Server-dvd-x86_64-26-1.5.iso(2,344,960 KB)

Posted by 山田 雄一郎 at 10:19
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