ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜
ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜
【No.15】川上小学校区住民自治協議会(防災用具備品の整備) <主な活動地域/東広島市川上小学校区内 助成金額/500,000円>
■活動報告
平成30年7月豪雨災害において、我々の居住する川上小学校区住民自治協議会(以降、自治協と言う)の区内で大きな土石流が三か所で発生しました。東広島市八本松飯田地区清滝川付近、八本松飯田九丁目、正力地区東部保育所付近です。又山陽道側道の法面、河川の氾濫、道路の崩壊水路の埋没、崩壊等、今までに経験したことのない大きな災害になりました。
当初の普及作業は、人とスコップ・くわ等各家庭で使っている道具及び防災倉庫で自治協が管理している道具が中心でした。
この様な大きな災害の発生を目の当たりにして、機材の不足の重要性を痛感しました。
そんな時、『平成30年7月豪雨災害ひろしま復興支援基金』による『(C)そなえるコース』において復興支援をして頂けることをしりました。自治協内でこの災害復旧作業を通じて機材の重要性を協議し
・電源のない場所での作業のために発電機
・汚泥の排出の為にエンジンポンプ
・床下浸水、道路の汚泥処理の為にエンジン高圧洗浄機
・倒木、流木等の撤去作業のためにエンジンチェンソー
上記、機材を支援して頂く事を申請させて頂き、7月下旬購入することができました。
当自治協では、地区内5か所に防災倉庫を設置しています。北部地区の防災倉庫に1セット4台、中央区防災倉庫に1セット4台、管理、保管し活用することとしました。
この様な多くの機材の購入に、ご支援を頂き感謝申し上げます。災害発生時は勿論のこと地域で作業、啓発活動等で有効に活用させて頂きます。
■活動を通じて感じている課題
今までに経験したことのない大きな災害に直面し、対応が遅れたこと。作業のための道具が不足、各自が持って来たスコップ・くわと、自治協で15ほんあまりのスコップ(防災倉庫で保管)を準備しましたが、絶対数が不足。流木・倒木の撤去、床下の汚泥の搬出、洗浄等機材の必要性を痛感しました。
■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ
このような大きな災害に接し、何をするにしても、先ず、どこから資金を調達するかが直面する課題でした。ボランティアのマンパワーに頼るにしても真夏の日差しのもと、熱中症対策(定期的に作業を中断し一斉に日陰で休憩)をしながら、お茶はいつでも飲めるようにしました。又、昼食用にパンを準備しました。ほとんどが有志による持ち出しでした。
このような状況のもと、『平成30年7月豪雨災害ひろしま復興支援基金』から。支援していただける情報を頂き、(C)そなえるコースに応募させていただきました。趣旨と現状をご理解頂き採用して頂きありがとうございました。
今後、災害時は、勿論のこと、地域の作業、啓発活動等に有効に、大切に活用させていただきます。
この様な大きな支援を頂き地域で非常に喜んでいます。一重にご寄付を頂いた皆様のお陰と感謝申し上げます。ありがとうございました。