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2020年03月10日

平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (C)そなえるコース 活動報告<28>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(C)そなえるコース


【No.28】社会福祉法人 庄原市社会福祉協議会(教訓と経験を活かして備える事業)
       <主な活動地域/庄原市 助成金額/420,000円>

■活動報告

西日本豪雨災害で庄原市内においても甚大な被害が発生しました。庄原市社会福祉協議会では、被災者生活サポートボランティアセンターを立ち上げ、被災された家屋内の土砂撤去、生活ゴミの搬出などを中心に、多くのボランティアの協力により活動しました。災害は、いつ、どこで、どのような規模で発生するか予測できない中、この度の豪雨災害の経験と教訓を活かし、「こんな資機材があったらええのに。」と感じられた資機材の整備を行いました。



■活動を通じて感じている課題

発災害時、災害ボランティアセンターを立ち上げ運用しようとするも、資機材が整っていなかったため、土砂撤去等の作業が効率よく行えなかったことが課題ととらえている。




■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

災害は、いつ、どこで、どのような規模で発生するか予測できない中、この度の豪雨災害の経験と教訓を活かし、「こんな資機材があったらええのに。」と感じられた資機材の整備を行いました。
発災時には、この資機材を皆様に活用していただき、早期の復旧に努めていければと考えています。貴重なご寄付ありがとうございました。







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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (C)そなえるコース 活動報告<26>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(C)そなえるコース


【No.26】船木地域支援センター(船木地区の防災拠点としての整備と自主防災組織強化のための活動)
       <主な活動地域/三原市本郷町船木地区 助成金額/500,000円>

■活動報告

船木地域支援センターが開設されている三原市本郷町船木地区は、昨年の豪雨災害以前から土砂災害や洪水の際の避難所が地域内に指定されていませんでした。指定の避難所までは車でも10分程度かかるため、高齢化が進む地域においては、昨年の大雨の際にも避難のタイミングがわからず逃げ遅れて自宅に取り残された方も多くいました。また、自宅2階に避難することができなかった高齢者3名の尊い命が奪われました。
その後、地域の中に避難できる場所の確保をと行政と地域において話し合いが重ねられていますが、課題が多く住民の要望通りの進捗にはなっていません。しかし災害は全国でも頻発しています。そこで船木地域支援センターでは自主避難してこられる方が安心して避難できるよう自主避難所を開設できる備蓄品の補充、復旧作業に必要であった備品の補充、夏場の暑さ対策として冷風機を完備して暑さをしのぐことのできる環境づくりを行いました。



■活動を通じて感じている課題

地域内に安全な避難場所を設けたいという住民の希望はありますが、浸水から逃れる高台は土砂災害警戒区域であったり、十分な広さが確保できなかったりと、場所の選定には時間がかかる。
船木地域支援センターを自主避難所として開設するための備蓄品や備品の確保はできても、それを適切に管理していく運営メンバーを選定し、いつ起こるかわからない災害に対して迅速に対応できる態勢づくり、運営の継続性を検討していく。




■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

全国の支援者の皆様、船木地域支援センターの運営に際し多大なるご支援を賜りましてありがとうございました。被災した人も、していない人も、支援者も支援を受ける人も、みんなが笑顔で集まることのできる場所、安心して駆け込むことのできる場所となるよう整備を進めるにあたり、今回のご支援は本当に大きな力となりました。皆様の応援に感謝し、これからも地域の防災拠点として役目を果たすことができるよう頑張ります。




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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (C)そなえるコース 活動報告<25>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(C)そなえるコース


【No.25】特定非営利活動法人障害者生活支援センター・てごーす(防災対策用品整備事業)
       <主な活動地域/広島市全域 助成金額/660,000円>

■活動報告

応募用紙にリストアップした防災用品を、Amazonをはじめとするインターネット通販やホームセンターにて、すべて購入した。購入した物品には、全て当センターのラベルを貼付した。そのうち、車載用正弦波インバーター(シガライター電源仕様で、300W)については、人工呼吸器ユーザーのご家族の方から、出力が低すぎて、モーターを使う痰の吸引器などを併用するには無理があるとのご指摘を受け、より出力の高い機種で、バッテリーから直接給電するタイプのものを追加購入し、それに対応したディープサイクルバッテリー及びバッテリー充電器も新規購入した。その結果、購入金額が助成金額を上回ることが危惧されたが、申請時の見積額を下回る価格となっていた物品が複数あったこともあり、上回った金額はわずか(3,228円)であった。



■活動を通じて感じている課題

防災用品の選定に際しては、限られた期間の中で、できる限りの情報収集をした上で購入したつもりであったが、車載用正弦波インバーターに関しては、知識が足りず、人工呼吸器ユーザーが使用するには大幅にスペック不足の機種を購入してしまった。事前にもっとユーザーサイドからの助言を得ておくべきで、この点は大いに反省したい。また、ただ備蓄するだけでは意味がないので、避難訓練など、発災時を想定したシミュレーションを行い、実際に使用して扱いに慣れておく必要があるので、早期に計画したい。





■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

災害が起こり、ライフラインが絶たれてしまった際であっても、障害者は、一般の避難所に逃げることが大変困難な現実があります。したがって、当センターのような障害者の地域での生活支援を行っている団体が、いざという時に被災障害者を支援できる体制を整えておく必要があります。そのための防災用品の購入・備蓄は、当センターのかねてからの課題でしたが、多額の支出を伴うこともあり、なかなか着手できずにいました。このほど、みなさまのあたたかいご協力により、念願を果たし、体制づくりの大きな一歩を踏み出すことができました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。






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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (C)そなえるコース 活動報告<22>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(C)そなえるコース


【No.22】社会福祉法人 尾道市社会福祉協議会(災害に備えた資機材の保管)
       <主な活動地域/尾道市 助成金額/300,000円>

■活動報告

災害時に迅速な復旧支援ができるよう、スコップやブルーシートなどの資機材おw保管する倉庫3台を、令和元年9月に尾道市社会福祉協議会が購入・設置した。設置場所は、尾道市社会福祉協議会の事務所がある尾道市総合福祉センターの駐車場。倉庫3台の購入金額は、317,424円(税込)でした。




■活動を通じて感じている課題

在庫管理の徹底。運用ルールを決めて、倉庫管理をしっかりとしていきたいと思います。





■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

今回の倉庫整備によって、尾道市で災害が発生した場合の災害復旧支援が今までよりスムーズに行うことができます。ありがとうございます。







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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (C)そなえるコース 活動報告<21>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(C)そなえるコース


【No.21】広島市防災士ネットワーク(今年の土砂災害・南海地震に備える)
       <主な活動地域/広島市(安佐北区)、坂町小屋浦 助成金額/350,000円>

■活動報告

広島市防災士ネットワークは、坂町小屋浦地区の住民に対して、今後自然災害による犠牲者をゼロにすることを目標として、活動を始めた。
@5月8日(水)〜役員等30名を対象に防災講演会「災害から命を守る〜平成30年7月豪雨災害の教訓〜」を柳迫代表世話人が実施
A5月22日(水)〜DIG(災害図上訓練)
B7月31日(水)「ワークショップ〜呼びかけ避難体制について」他、非常持出し品や避難カードの説明
C9月17日(水)〜防災まち歩きその後防災マップの作成 
D11月4日(祭日)9:00〜12:00 避難訓練〜連絡網の再整備と防災フェアを開催し防災コミュニテイの情勢を図る(予定)
参加団体:兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科、広島県など10団体
ここで、カレーの炊き出しを行い、助成金を使って購入した釜を利用します。




■活動を通じて感じている課題

@被災住民は、「早く元の生活に戻りたい。」と思っているが、家族構成や経済状態から計画通りに進まない。しかし心まで荒まないように、親しい友達や家族での会話を絶やさないこと。さらにお腹がすくと、いい考えが浮かばなくなるので、この両面を満たすために炊き出しを準備しました。
A私達のグループは、被災者に寄り添うために何ができるか?何をしたらいいか?を考え、「平成30年7月号で被災した経験を広島県の住民や被災した小屋浦などの住民を対象に、防災研修会や防災訓練を提案し、これからやってくる災害に備えていただきたい。」と思っています。そのために住民の皆様とのきっかけ作りに今回購入させていただいた炊き出し用釜を利用させていただきます。




■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

この度、私達にご理解ご支援いただきましてありがとうございました。私達は、「住民の皆様と親しくお話しする機会が増えていったらいいなー」と思っている時、今回の「平成30年豪雨災害広島復興支援基金」の情報を得ることができました。とてもラッキーです。
これまで防災について考えていなかった方たちを対象に、防災について考えていただき、次に来る災害への備えを行ってもらうために、是非とも防災研修会や防災フェアを開催させてください。今回の助成を受けたことで、楽しい防災ゲームや炊き出しも可能となりました。







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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (C)そなえるコース 活動報告<19>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(C)そなえるコース


【No.19】和木自主防災協議会(そなえるコース)
       <主な活動地域/三原市大和町和木 和木、箱側 助成金額/1,000,000円>

■活動報告

2018年7月6日に三原市全域に土砂災害危険情報が発令され続いて避難指示が発令された。
和木自主防災協議会では市危機管理課からの要請を受けて、和木地域交流センターを自主避難所として開設し運営にあたった。直ちに区長を招集し、危機管理課、消防隊と今後の対応について検討を行った。最初に避難行動要支援者のリストを元に各地区区長により要支援者の避難救出を車で行った。 
同時に避難所では床へブルーシートを張り、座布団、毛布、飲料水、暑熱対応用の扇風機などの準備を整え一般避難者も含めて、受け入れと対応を行った。また体調不良者の支援、濁流による避難者の洗浄、手当、見回り、声掛けなど巡回を実施した。自主防災組織とボランティアG計25名により、非常食搬入と食事の炊き出し提供を行った。またドクターによる回診を依頼し高齢者の精神的ケアにも努めた。更に施設に入所されている身体の不自由な方が27名避難された。しかしフロアーの床へ横たわるのは体が痛くて眠れない状況であった。倉庫から備蓄してあった布団や畳を運搬提供し「ありがたい」との意見を頂いた。しかし備蓄場所が雨の中遠くて重労働であり、『重い物は近くに移動しないといざという時に間に合わない』との意見が出された。
また河川の増水による氾濫、裏山や庭が鉄砲水で流出し土嚢設置の依頼が3件あった。
自主防災隊が11名出動し土嚢を設置して回り被害の拡大を防止できた。
7月6日から9日までの避難者総計は139名。和木自主防組織としても発足以来、初めての自主避難所開設の経験となった。ほとんどの人が着の身着のままで避難されており、身の回り品や薬など避難用品を持ち出す余裕がなかった。平常時より非常持出し品を用意しておき、発災時にはすぐに持ち出せるよう準備を整えておく必要性の啓蒙活動を実施していきたい。




■活動を通じて感じている課題

@自主防災組織の中で実際に活動を行ったのは区長とボランティアGがほとんどであった。
A避難所で寝泊まりする際に、フロアーへ横になるのは身体が痛くて眠れない状況であった。
B備蓄品の置き場所が周知徹底されておらずまた遠い場所であり緊急時に慌てた。
C停電時の水の確保や、トイレの水が流せないなど水の供給に非常な時間と労力を要した。
D自主防組織としてきちんと機能させるには組織の再編が必要と感じた。



■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

このたび基金により防災倉庫を設置して頂き本当にありがとうございました。避難所に設置した防災倉庫を最大限活用できるよう備蓄品のリストアップと準備を行い、発災時には迅速に対応できるよう現在進めています。昨年度のひろしま豪雨災害や台風時には、経験したことの無い避難所の自主開設を行いました。今後区民へは平常時より非常持出し品の準備を整えて頂くように、また早めの避難を行うよう啓蒙活動を実施していきます。
更に自主防災組織の再編計画を進めており今後の防災活動に活かしていきます。大切な人命を失うことがないよう今後も防災活動を継続実施していきますので、ご指導よろしくお願いします。
大切な基金を活用させて頂きありがとうございました。






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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (C)そなえるコース 活動報告<18>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(C)そなえるコース


【No.18】市飯田区(災害対応必要資機材の整備)
       <主な活動地域/東広島市黒瀬町市飯田区 助成金額/100,000円>

■活動報告

平成30年7月豪雨災害では市飯田区の洋国団地では土石流の発生により甚大な被害を受けた。この災害復旧に際して、倒木除去のためのチェーンソー及び家屋の洗浄のための高圧洗浄機が災害復旧に非常に有効であったので支援基金に応募し認められたので購入した。
災害対応必要資機材の整備後の活動報告
@防災会議および機材の運転訓練
令和元年7月14日に市飯田老人集会所(地区避難所に指定)で市飯田区役員(14人)による防災会議を行い、その後購入機材の運転訓練を行った。
A市飯田区の防災訓練
令和元年10月6日に市飯田区老人集会所で市飯田区の防災訓練を行った。参加人員は40名であった。
訓練内容は、消防署による指導の下のAED及び人口呼吸の実施訓練及び市危機管理課によるハザードマップの講義であった。その際、購入機材の説明も行った。



■活動を通じて感じている課題

災害後、購入機器の運転訓練、AED及び人工呼吸の十進訓練、ハザードマップの講義、早めの避難の呼びかけ、市飯田区の平成30年豪雨災害マップの作成等の活動を行ってきましたが、現在最も感じています課題は、避難行動要支援者への避難支援です。東広島市にも避難行動要支援者避難支援プランがありますが、有効に機能しているとは思えません。非常に難しい課題ですが、民生委員さんとも相談し何とか対応したいと考えております。




■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

本基金へのご寄付どうもありがとうございます。購入機器は今後の災害対応に役立てたいと考えています。今回の最大で一番感じたのは早めの避難です。洋国団地の土石流でも、一人の女性が10月6日から避難していたために、自宅は全壊しましたが命は助かっています。市民の皆様も、早めの避難を実行していただけたらと思っています。






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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (C)そなえるコース 活動報告<16>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(C)そなえるコース


【No.16】NPO法人 きらら会(非常災害時の受入設備の充実 (災害時・避難用テント(レスキューテント)及びクイックテントの設備補強対策))
       <主な活動地域/安芸郡熊野町新宮・初神地区 助成金額/500,000円>

■活動報告

 復興支援金を頂き、早速非常災害時に備えて避難用テント(レスキューテント1台・クイックテント4台)をテントメーカー(葵製作所)見積依頼すると共に最終的に538,000円で価格決定し発注を行った。その後、令和元年7月23日に商品が入荷した。7月以降熊野町では豪雨に伴う自主避難指示が2回発令されたが1回目は44名、2回目は3名と避難者も少なく、大きなトラブルや問題は発生しなかった。少人数の避難者であったため、テント使用迄には至ってない。
 テント使用の実績としては、8月10日(土)にイベント「第3回夕涼みの集いin深原公園(復興イベント)を開催時にテント5張りを使用した。約3000人の来園を頂き大盛況であった。




■活動を通じて感じている課題

今回は、災害時の受入設備の充実に伴うテントの購入支援金であったが、地域の防災意識向上と定着に向けた活動をより長期的・具体的に推進する必要があると考える。




■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

災害はいつ起こるか判りません。昨年の災害以降、当センターも地区の皆様から安心安全の施設(場所)として重要になっています。緊急対応時の設備として今後有効に活用させて頂きたいと思っています。有難う御座いました。






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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (C)そなえるコース 活動報告<15>

ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜




ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(C)そなえるコース


【No.15】川上小学校区住民自治協議会(防災用具備品の整備)
       <主な活動地域/東広島市川上小学校区内 助成金額/500,000円>

■活動報告

平成30年7月豪雨災害において、我々の居住する川上小学校区住民自治協議会(以降、自治協と言う)の区内で大きな土石流が三か所で発生しました。東広島市八本松飯田地区清滝川付近、八本松飯田九丁目、正力地区東部保育所付近です。又山陽道側道の法面、河川の氾濫、道路の崩壊水路の埋没、崩壊等、今までに経験したことのない大きな災害になりました。
 当初の普及作業は、人とスコップ・くわ等各家庭で使っている道具及び防災倉庫で自治協が管理している道具が中心でした。
 この様な大きな災害の発生を目の当たりにして、機材の不足の重要性を痛感しました。
そんな時、『平成30年7月豪雨災害ひろしま復興支援基金』による『(C)そなえるコース』において復興支援をして頂けることをしりました。自治協内でこの災害復旧作業を通じて機材の重要性を協議し
・電源のない場所での作業のために発電機
・汚泥の排出の為にエンジンポンプ
・床下浸水、道路の汚泥処理の為にエンジン高圧洗浄機
・倒木、流木等の撤去作業のためにエンジンチェンソー
上記、機材を支援して頂く事を申請させて頂き、7月下旬購入することができました。
当自治協では、地区内5か所に防災倉庫を設置しています。北部地区の防災倉庫に1セット4台、中央区防災倉庫に1セット4台、管理、保管し活用することとしました。
 この様な多くの機材の購入に、ご支援を頂き感謝申し上げます。災害発生時は勿論のこと地域で作業、啓発活動等で有効に活用させて頂きます。




■活動を通じて感じている課題

今までに経験したことのない大きな災害に直面し、対応が遅れたこと。作業のための道具が不足、各自が持って来たスコップ・くわと、自治協で15ほんあまりのスコップ(防災倉庫で保管)を準備しましたが、絶対数が不足。流木・倒木の撤去、床下の汚泥の搬出、洗浄等機材の必要性を痛感しました。




■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

このような大きな災害に接し、何をするにしても、先ず、どこから資金を調達するかが直面する課題でした。ボランティアのマンパワーに頼るにしても真夏の日差しのもと、熱中症対策(定期的に作業を中断し一斉に日陰で休憩)をしながら、お茶はいつでも飲めるようにしました。又、昼食用にパンを準備しました。ほとんどが有志による持ち出しでした。
このような状況のもと、『平成30年7月豪雨災害ひろしま復興支援基金』から。支援していただける情報を頂き、(C)そなえるコースに応募させていただきました。趣旨と現状をご理解頂き採用して頂きありがとうございました。
今後、災害時は、勿論のこと、地域の作業、啓発活動等に有効に、大切に活用させていただきます。
この様な大きな支援を頂き地域で非常に喜んでいます。一重にご寄付を頂いた皆様のお陰と感謝申し上げます。ありがとうございました。






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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (C)そなえるコース 活動報告<14>

ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜




ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(C)そなえるコース


【No.14】三原市小坂町防災会(避難所充実事業・避難者誘導安全確保事業)
       <主な活動地域/三原市小坂町町内全域 助成金額/330,000円>

■活動報告

令和元年7月30日に復興支援金で避難所床敷き用にレジャーマット135枚と安全反射ベスト100枚を購入して防災倉庫、避難所予定の沼北小学校体育館に保管をし災害にそなえました。
令和元年8月14日18時、台風10号の接近に伴い沼北小学校体育館に小坂町防災会災害対策本部を設置し同時に避難所を開設しました。
 三原市災害対策本部より「避難準備・高齢者等避難開始」「避難勧告」が発令され町内全域に避難を呼びかけました。
 避難所は8月15日19時まで2日間開設し避難者は8名、対策本部役員15名で運営しました。
 今回の災害への備えの活動で今回整備した床敷マット、安全ベストを活用しました。




■活動を通じて感じている課題

避難所予定場所が公共の施設の為、床敷マットの保管場所に課題
避難者の安全確保にむけて安全ベストをどの時点で配布するかが課題




■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

 災害に強い地域づくりの取り組みで「自助・共助」そして「近助」をより強化して「自分たちの地域は自分たちで守る」を実践していきます。
 今回のご支援をしっかりと生かして安心・安全な地域づくりに取り組みます。
ありがとうございました。






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