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2020年01月21日

平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (A)ありがとうコース 活動報告<28>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(A)ありがとうコース


【No.28】三原アレルギーの会ひだまり(災害を生き抜くアレルギー講演会)
       <主な活動地域/三原市、尾道市、福山市、東広島市 助成金額/100,000円>

■活動報告

2019年2月11日、三原市市民福祉会館において当会主催「災害を生き抜くアレルギー講演会」を行いました。昨年の西日本豪雨において甚大な被害を受けた折、アレルギーを持つ子の親として何が出来たのかを改めて考え、知り、備えておく事の大切さを学ぶとともに、当事者のみならず、有事に助けを乞うことになるであろう方々にもアレルギー疾患患者が安全に避難生活を送れるよう知っていただきたく開催しました。第一部は、岡山大学の池田政憲医師によるアレルギー対応食品の配布方法、災害時のためにも日々の治療で出来ることを学び、エピペン体験講習も行いました。第二部は、チームアレルギー鉄穴森代表によるアレルギーがあっても食べられる炊き出しのポイントを教わり、実際にみなさんと三種類の対応食を試食しました。当事者家族、保健師、管理栄養士、行政職員、一般の方、80名の参加がありました。



■活動を通じて感じている課題

・当会は当事者が運営を行っています。講演会当日も当事者が進行を進めていかなければならない状況でした。本来、講演を聞き、学びたい方をスタッフとして配置せず、他の協力者にスタッフ依頼が出来れば良かったと感じました。
・より多くの方々にアレルギーについて知っていただきたく、地域広報・新聞・SNSでの情報の提供、園・学校関係にチラシ配布を行いましたが、もっとより良い告知方法・集客方法があったのではないかと考えます。




■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

この度は皆様より寄せられた大切な寄付金による本基金の採択をいただき、誠にありがとうございます。現在3人に1人が何かしらのアレルギー性疾患を持つと言われています。当会はアレルギーに関して自己啓発、周知啓発を今後も行ってまいります。周りに悩んでいる方がおられましたら、お声かけください。1人で抱え込まず、語り合い、少しずつ良き方向へむかえるよう、アレルギーがあっても楽しい生活が送れるよう、一緒に考えていきましょう。





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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (A)ありがとうコース 活動報告<27>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(A)ありがとうコース


【No.27】遊ぼう会ぷらす(被災者の心のケアを目的とした交流ルームの整備)
       <主な活動地域/三原市本郷町 船木地区 助成金額/100,000円>

■活動報告

遊ぼう会ぷらすはH30 年7 月豪雨で甚大な被害を受けた三原市本郷町船木地区の廃校になっていた旧船木小学校を支援拠点に、7 月24 日よりコーディネーターとして活動を行いました。
家屋の普及作業や生活再建支援、船木地域支援センター内の整備を中心に活動。秋以降は業者による自宅の修繕が始まる家も多く、忙しさが一段落してくると「被災後の心のケア」が重要なりました。そこで支援センターでは交流サロンの場を作り、かろうじて被害を免れた体育館のピアノを移動。発表会前の子どもが練習に使用したり、これまでに4回のコンサートを開催したり有効に活用されています。
その他整備した交流ルームでは、地元の人が講師となりドールハウス作りや折り紙雛人形、ネクタイネックレス作りなどを開催。このような手作りの会をきっかけに地域を超えて友達ができ、交流ルームで開催される催しものに誘い合って参加してくださる方も増えました。


■活動を通じて感じている課題

難所の備蓄食料の絶対的不足、避難所の環境の不備を痛感した。今後、三原市と連携しながら、避難所の決定や環境改善、食糧時間の経過とともに必要な支援が変わり、関わり方も変わってきます。発災直後の支援活動は、必要な支援が見えやすく反応もはっきりしていますが、だんだんと求められることが見えにくくなったり「心のケア」ということはわかっていても、実際に何をすれば良いのか難しくなります。
ボランティアに参加している人にとっても、求められるものや反応が見えにくくなっていくと、自分が何をすれば良いのか迷う人も多く、長期的な支援を行うには資金面だけでなくボランティアとして関わる側の精神面を保つことも大きな課題だと思いました。
また、時間の経過とともにボランティアが支えるだけの支援ではなく、ともに歩む伴走型の支援が必要だと思いますが、切り替え時期や住民が参加しやすい環境づくりはどのようにしていくのが良いかは、課題だと思います。
今回も「交流サロン」という場作りや「コンサート」などを企画することで参加しやすい機会作りをおこなってきましたが、いつでも気軽に参加できる、日常の中の交流サロンになるためには、これからも支援者と利用者がしっかりと交流しながら進める必要があると思います。



■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

この度は平成30 年7 月豪雨さいがい広島復興基金へのご協力、並びに私たちの団体の活動を採択していただきましてありがとうございました。災害が発生した直後は、資金面の不安を抱えながらも「まずは1 日も早い生活再建を」と、地域の中で活動してまいりました。おかげさまで交流サロンは毎月様々な活動が行われ、地域の皆さんの笑顔が絶えない場となりました。本当にありがとうございました。





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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (A)ありがとうコース 活動報告<26>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(A)ありがとうコース


【No.26】沼田東連合町内会(豪雨災害避難所支援)
       <主な活動地域/三原市 沼田東町 助成金額/80,000円>

■活動報告

昨年、7月6日に受けた未曾有の豪雨災害を受け、避難所に避難した沼田東町民約200名分のカップ麺、飲料水、お菓子等を購入し各人に配った。
また、8月に2回に渡って南方コミセンにおいて、被災地に来られたボランティアの方々にかき氷約200人分をつくり、各人に配布した。



■活動を通じて感じている課題

難所の備蓄食料の絶対的不足、避難所の環境の不備を痛感した。今後、三原市と連携しながら、避難所の決定や環境改善、食糧数及びその内容の改善に努めていく必要があると感じた。
 また、ボランティアの方々を支援していく具体的な方策を今後も継続して考えていく必要がある。



■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

今回は支援をいただきありがとうございました。みなさんの温かい心が伝わり、人の和はなんてすばらしいのだろうと改めて痛感しました。人と人がつながり、辛い思いをされている人に対して、少しでも力になれる存在にもならなければならないと思いました。
「お互いがつながり合える広島県」このことばを本地域にも広めていきたいと思います。





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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (A)ありがとうコース 活動報告<25>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(A)ありがとうコース


【No.25】広島大学ボランティア団体 アイリス(広島県呉市安浦町を中心とした大学生によるこころの支援)
       <主な活動地域/呉市安浦町 安登地区など 助成金額/30,000円>

■活動報告

弊団体は発災の直後,安浦町のボランティアセンター立ち上げ補助(10名)広島大学の学生(計1,300人以上)を被災地に派遣する活動をした。10月以降は,できたつながりを大切にしたい思いで,心の支援を行った。10月20,27,11月11,18日と安登の仮設住宅を訪問し,住民の方と交流をした。大学生の私たちは,時間や体力,活力が十分にあるため,被災者を支援している地域の団体が人手や力等で困っている際に協力することで復興に貢献していく活動の方針を立てた。1月11,25日に安浦こどもひろばたけちまるの活動に2名が参加,2月11日(5名),3月3日(2名)に被災地支援こどもフリーマーケットの運営補助,3月17日に安浦出張保健所によるイベントで足湯ブースを担当(1名),安登の仮設住宅では2月18日に沖縄からのボランティア団体によるソーキそばを食べる会(2名),3月30日にお花見に参加した(3名)



■活動を通じて感じている課題

私たちが支援をする中でもっとも課題に感じたことは,コミュニティ形成をする際,縦のつながりをつくるということが難しいということです。仮設住宅や様々なイベントで,子どもは子ども,お年寄りの方はお年寄りの方で交流をしているという姿がよくみられました。高齢者の方の支援をしている施設へのイベントは若い人たちがあまり集まらないという話も伺いました。次にくる災害などを考えた際,高齢者の方や子どもたちといった弱者が孤立する状況を生み出さないためにも,今から世代を超えた交流を通して助け合いができる環境を整えていくことは必須なことだと感じました。支援をしている中で,大学生がご高齢の方とも,子どもたちともどちらも行き来することで繋げられる可能性を感じることがあり,大学生がボランティア活動をすることで果たせる役割は大きいのではないかと感じます。大学生の中でボランティアをしたい気持ちがある人たちが大勢いますが,大学生が支援活動に参加するためには,支援は金銭的な面,交通的な面で課題があります。大学生と被災地とつなぐためのアプローチを充実させていくことも必要だと感じました。
また,今回の助成金を申請した活動期間よりも後に行った活動ですが,各被災地で梅雨に向けた対策が万全であるのかというところに課題を感じました。小屋浦では土のうを積みなおす活動や土のうステーションをつくるという活動があるのを目にしました。しかし他の地域・地区をみると,まだ大雨が続くと反乱の危険の高い土砂がつまっている側溝等が見られます。梅雨に向けた対策は今後早急に私たちの団体でも考えていきます。



■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

今回は貴重なご寄付をいただき,誠にありがとうございます。活動を始めて1年目の団体で,大学生の団体ですので経験も浅いです。しかし活動を通して多くの方々に出会い,温かさに触れるなかで,復興に向け私たちにできることをこれからもしていきたい,地域の方ともっと関わりたいという思いが強く芽生えました。大学生ならではの明るさやパワーを活かし,これからも精進してまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。





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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (A)ありがとうコース 活動報告<24>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(A)ありがとうコース


【No.24】えがおのまちづくりステッキ(『「被災地の子どもたちに大道芸で笑顔を!」)
       <主な活動地域/東広島市安芸津町、三原市本郷町、岡山県倉敷市真備町 助成金額/100,000円>

■活動報告

平成30年7月西日本豪雨の被災地では、小学校の体育館などが避難所となり、子ども達もとても我慢を強いられる生活であった。そんな被災地の子ども達に、大道芸を通じて笑顔を届ける活動を行った。
活動1:岡山県倉敷市真備町
事業名:夏の夕べ
日時:8月18日(土)
場所:倉敷市立薗小学校(〒710-1305 岡山県倉敷市真備町市場4338)
出演者:performer akiyo(バルーンアーティスト)ほか   スタッフ:2名

活動2:三原市本郷町
事業名:夏祭り
日時:8月19日(日)
場所:三原市立本郷西小学校(〒729-0413 広島県三原市本郷町南方4003)
出演者:performer akiyo(バルーンアーティスト)ほか スタッフ:1名

活動3:三原市本郷町
事業名:元気出そう会
日時:8月25日(土)午前
場所:船木地域支援センター(〒729-0411 広島県三原市本郷町船木1949)
出演者::performer akiyo(バルーンアーティスト)ほか   スタッフ:1名

活動4:岡山県倉敷市真備町
事業名:箭田の祭り
日時:8月25日(土)午後
場所:岡山県倉敷市 真備公民館/箭田分館 (〒710-1301 岡山県倉敷市真備町箭田1684)
出演者::performer akiyo(バルーンアーティスト)ほか   スタッフ:1名




■活動を通じて感じている課題

被災地の子ども達は、外に遊びに行く機会が減り、不安やストレスを抱える状況にあった。そんななか外にでて大道芸を見る機会をつくった。結果として多くの子ども達が大道芸のパフォーマンスを楽しみ笑顔にあふれ、解放される時間となった。また、バルーンのプレゼントをし、体を使って一緒に遊んだ。これらの活動を通し、子ども達のこころと体の健康を支えることが出来た。一方で、被災当事者ではない我々のような団体が、そのようなこころのケアが必要な場所・対象をリサーチする事は限界があり、被災地とのネットワークを強化することが必要と感じた。



■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

この度は、昨年行った「被災地の子どもたちに大道芸で笑顔を!」の支援活動にご寄付いただき、誠にありがとうございました。今年は三原市の船木地域支援センターにて、復興1年の市民・支援団体への感謝の気持ちを込めた夏のイベントで大道芸のお届けをします。被災地の大人から子どもまで地域の多くの人々が笑顔になりますよう、今後も活動を続けてまいります。どうぞ今後とも当団体の活動を見守っていただけますと幸いです。





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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (A)ありがとうコース 活動報告<23>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(A)ありがとうコース


【No.23】一般社団法人パパフレンド協会(『子ども達の笑顔を守る』の延長戦!回数を重ねて地域の元気へ 〜みんなで遊ぼう!考えて動いてストレス発散&免疫強化&防災・減災学習!〜)
       <主な活動地域/広島市、東広島市、呉市 助成金額/100,000円>

■活動報告

 平成30年7月豪雨では、河川の氾濫による浸水 や土砂崩れが相次いだ。 公園や空き地は、がれき等の仮置き場になり、安心して遊べる場を奪われた子ども達はストレスを抱え、情緒不安定となっている事例も多数聞いていた。子どもにとって『遊び』とは学びや生活そのもので自発的なものであるため、子どもに対するケアの重要性を感じ「子ども達の笑顔を守る プロジェクト 」として積み木やダンボール迷路等を使った遊び場の提供を行った。
被災地域を対象とし、2018年8月に呉市天応地区(120名)、12月に呉市安浦地区(100名)で支援イベントを実施。非被災地域を含めたイベントは、12月に東広島市(800名)、2019年2月に広島市(2,220名)で、遊びの中で減災も意識付ける場の提供を実施した。
また、土砂災害や森林環境から減災意識を高める事業として、3度の学習会を実施し、延べ3,289名の親子に対して遊びと学びの場を届けた。



■活動を通じて感じている課題

今後も、継続的に 子ども達の心のケアに対する支援を実施する中で、『減災に対する意識付けや行動』を無関心層に発信していく仕組みを確立していくことが重要であると感じている。
子育て、森林環境、地球温暖化(省エネ)を軸とし、「 木育」をツールに、遊びの中から啓発を行っていく。そのための発信者を育成することが急務であり、イベント時のスタッフ確保のため、他の支援団体と協力していくネットワークを構築することが課題であると考える。



■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

非営利活動を行う組織として、災害を風化させず継続的に支援を行っていくためには、実施するための資金の問題が大きく関わってきます。元号が変わり新しい時代に向けて 社会が変動する中で、子ども達に対して社会が気にかけていること、本基金にてご支援を頂いた皆様のお気持ちを、今後の災害支援活動を通して伝えていきたいと思います。この度はご支援いただき誠にありがとうございました。





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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (A)ありがとうコース 活動報告<22>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(A)ありがとうコース


【No.22】みやじま未来ミーティング(事務局と近隣住宅の土砂かき復旧支援活動&宮島の海岸調査・清掃活動)
       <主な活動地域/広島市/廿日市市 安芸区中野(事務局)/宮島 助成金額/100,000円>

■活動報告

 7/6の19:00頃、山中から流出した土砂が水路をふさぎ、当会の事務局を含む地域が水害被害にあいました。会の関係者に協力呼びかけ、会の装備を利用して、事務局のある自治会班24戸の家庭の復旧作業を支援しました。発災翌日から8月にかけて、20日間、延べ40人が床下の泥かきや廃棄物の搬出。逆性石鹸の使い方や噴霧器の貸し出しなどを行ないました。
また、イベント運営経験を活かし、お預かりしたボランティア約80人の作業指揮なども行い、安全で、スムーズな作業環境の構築をお手伝いしました。
 また、7/7に予定していた宮島の腰細浦海岸清掃は10月に延期とし、海岸やアクセス道路が落ち着いた後に活動を行ないました。海岸に打ちあがった災害ごみや漂着ごみを一般公募の150人で清掃し、環境保全や温暖化防止を呼びかけました。



■活動を通じて感じている課題

・責任の所在
 多数の情報が交錯し、被災現場では、何が正解で、何が不確実なのか確かめる間がないままに物事が進みました。ボランティアとして、こうしましょうと助言する際、その瞬間は最善であっても、後々あの時ああすればという話が必ず出てきます。自治会長や役員さんは自身も被災し、決断もしなければならない重責を感じておられました。
 情報は伝える。でも、最終的には自己責任といえる場作りが必要と感じました。
・作業進捗の差
 支援に入った地区では、地域の中では早めに初期復旧が完了しました。回りからなぜ早いのか、個々だけがボランティアを独占しているなどの僻みも発生していました。ボランティアを受け入れるにもニーズ調査が必要など、手順があるので、現場現場のリーダーの室を上げる必要があると思いました。



■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

あたたかいご支援、ありがとうございました。
おかげさまで、会の活動を継続することが出来ました。また、地域と共にの視点で復旧作業の協力をすることで、会のファンを増やすことが出来ました。出会いを通じて、連携事業に発展するなど災い転じて・・・と前向きに1歩踏み出しています。





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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (A)ありがとうコース 活動報告<21>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(A)ありがとうコース


【No.21】非営利活動法人 宅老サービス事業所ぴっぱら(講談独演会 〜元気いっぱい大笑い〜)
       <主な活動地域/三原市大和町大草地区 助成金額/90,000円>

■活動報告

 平成三十年七月豪雨による甚大な被害が出た三原市大和町。この被災地を少しでも元気づけることができれば、と以前よりぴっぱらにご縁のあった千葉県の講談師 鈴木晴夫氏に声をかけ、平成31年3月30日(土)午前10時より、NPO法人ぴっぱらの母体であります大和町の徳正寺というお寺の本堂に於いて、「講談独演会 〜元気いっぱい大笑い〜」を開催するにあたりました。午後からは、町内の東森智恵美氏による「ストレスマネージメント ヨガ教室」を行いました。
対象は町内の利用者に限らず、被害の大きかった三原市本郷町舟木地区や、福山市などにも広く広報活動をしました。その結果、当日は100席用意した席は満席となり、利用者だけで107名の大盛会となりました。利用者は皆さん大笑いで一同に「元気が出た」「本当に楽しかった」と笑顔が見られてホッと一安心でした。午後からのヨガ教室も、60名近くが残りみなさんがリラックスして帰られました。



■活動を通じて感じている課題

イベント自体はおかげ様で盛会に終わったが、事実それだけで町が元気になるわけではありません。豪雨災害による被害の大きさ、復旧復興の道のりの遠さを肌身で感じます。昨年7月の豪雨災害は、土砂崩れや冠水による家屋の被害だけではなく、田畑への土砂流入によって農業をやめてしまった方や、若い世代が将来帰ってくるはずだった世帯が「災害がおそろしいから帰るのをやめた」というような将来的な被害も含め、中山間地域の当町の過疎や高齢化に拍車をかける大きな被害となりました。
 一法人ができることは微々たるものですが、すこしでも元気な町づくりに貢献することができればと気持ちを新たにしたこの度のイベントでした。



■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

このたび市民の皆さまのご協力により、当NPO法人のイベントにたいして大きな助成金をいただきました。本当にありがとうございました。
復旧、復興への道はなかなか難しいことも多く、険しい道のりになりそうですが、多くの方のお気持ちをいただきながら、当NPO法人も少しでも力になれたらと細々と活動を続けさせていただきます。このたびは本当にありがとうございました。





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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (A)ありがとうコース 活動報告<20>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(A)ありがとうコース


【No.20】チーム踏ん張る(H30 年7 月豪雨における三原市本郷町船木地区の復旧作業)
       <主な活動地域/三原市本郷町船木地区 助成金額/100,000円>

■活動報告

 チーム踏ん張るは三原市在住の代表を中心に、H30 年 7 月豪雨災害後に三原市本郷町船木地区を中心とした復旧活動を支援するための災害ボランティア団体として結成され、発災直後に船木に住む知人を救出したのち、すぐにメンバーが集まり活動を開始。
 発足当初は被害を受けたお店の復旧作業、その後そこを拠点として水の支援や全国から送っていただいた支援物資の配布、8 月からは三原市災害ボランティアセンターとも連携し船木地区のサイボラサテライトの役割を担わせていただきました。また「温かいものを食べていただきたい」という思いから、毎日焼きそばを焼いてお届けする活動も行い、これまでに 8500 食をみなさまに食べていただきました。
 またチームメンバーの美容師によるヘアカットサービスを毎月1 回船木支援センターにて行い、延 200 人の方にカットサービスをさせていただきました。



■活動を通じて感じている課題

・活動を通じて、行政、災害ボランティアセンター、一般のボランティア、私たちのような、ボランティア団体が線引きをすることなく、共に手を繋ぎ、被災地に力を注ぐまでに、協働することの難しさ、隔たりを強く感じました。
同じボランティアですが、一線を画していては、せっかく集まった人の力を存分に発揮することは難しいので、行政、災害ボランティア、NPO、内外のボランティアを繋げる、コーディネーターが居れば、色んな問題もクリア出来ると思います。
・発災直後の混乱期にはデマのニュースやSNS でボランティアを装う窃盗団が出没していると流れて被災者を不安にさせた時期もあり、個人情報を全て提出して公式の腕章などをつけるなどすることで、被災者の方の不安を少しでも取り除くことができるのではないかと思いました。
・全国から届いた支援物資の保管にも、最初の頃は苦労しました。できれば行政や自治会などで、備蓄される場所や、スペースを開放してくだされば助かります。
・高齢化が進む中、被災された方にも歩くことが困難な方が多くもよりの物資提供場所に行く事が出来ず、飲まず食わずの状態が続いた方もいらっしゃいます。かといって、しかし被災直後では、孤立民家、孤立集落への、支援物資の配布は、困難を極めます。
食料・飲料を運ぶ手段も数量も限られるので各地域でチームを作る、自治会で仕組みを作るなど、お互いに連絡を取り合ったり物資提供場所まで一緒に行ったり、食料・飲料を近所の人の分も取りに行って渡したりというコミュニティがあれば、配布場所が少なくなるのでボランティアとして調達や製造に集中できて被災者の方はもっと充実した生活ができるのではないかと思います。
・ハード面では、土砂かきや、床下のヘドロかき、必要な資材をどのように入手するのか?
自分たちでというと、必要な資材を準備する時間も、金銭的にも困難な場合が多いです。
また、浸水被害の地域の壁土や竹の撤去も、マニュアルになるような、見本が欲しかったのを覚えています。災害が起きたときに、集まるボランティアの指針となるような、ものが、今の時代、Q&A で、やり取り出来るような、コンパクトなSNS の窓口があれば、悩むことも少ないかと思います。



■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

この度は被災地、被災者に思いをかけてくださり、有難うございました。
豪雨災害により生活の根底から失うた被災者を目の前で、一緒に泣くことしか出来ず、人間の無力さも感じましたが、この度のご寄付によりどれだけ多くの被災者の方々の力になったかしれません。
これからも当たり前の生活に感謝をしながら、今、まだ、不安を抱え、先が見えない被災者の方々に「出来ることを出来る人が」の気持ちで寄り添うていけたら嬉しいです。





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平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (A)ありがとうコース 活動報告<18>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(A)ありがとうコース


【No.18】チーム踏ん張る(H30 年7 月豪雨における三原市本郷町船木地区の復旧作業)
       <主な活動地域/三原市本郷町船木地区 助成金額/100,000円>

■活動報告

 チーム踏ん張るは三原市在住の代表を中心に、H30 年 7 月豪雨災害後に三原市本郷町船木地区を中心とした復旧活動を支援するための災害ボランティア団体として結成され、発災直後に船木に住む知人を救出したのち、すぐにメンバーが集まり活動を開始。
 発足当初は被害を受けたお店の復旧作業、その後そこを拠点として水の支援や全国から送っていただいた支援物資の配布、8 月からは三原市災害ボランティアセンターとも連携し船木地区のサイボラサテライトの役割を担わせていただきました。また「温かいものを食べていただきたい」という思いから、毎日焼きそばを焼いてお届けする活動も行い、これまでに 8500 食をみなさまに食べていただきました。
 またチームメンバーの美容師によるヘアカットサービスを毎月1 回船木支援センターにて行い、延 200 人の方にカットサービスをさせていただきました。



■活動を通じて感じている課題

・活動を通じて、行政、災害ボランティアセンター、一般のボランティア、私たちのような、ボランティア団体が線引きをすることなく、共に手を繋ぎ、被災地に力を注ぐまでに、協働することの難しさ、隔たりを強く感じました。
同じボランティアですが、一線を画していては、せっかく集まった人の力を存分に発揮することは難しいので、行政、災害ボランティア、NPO、内外のボランティアを繋げる、コーディネーターが居れば、色んな問題もクリア出来ると思います。
・発災直後の混乱期にはデマのニュースやSNS でボランティアを装う窃盗団が出没していると流れて被災者を不安にさせた時期もあり、個人情報を全て提出して公式の腕章などをつけるなどすることで、被災者の方の不安を少しでも取り除くことができるのではないかと思いました。
・全国から届いた支援物資の保管にも、最初の頃は苦労しました。できれば行政や自治会などで、備蓄される場所や、スペースを開放してくだされば助かります。
・高齢化が進む中、被災された方にも歩くことが困難な方が多くもよりの物資提供場所に行く事が出来ず、飲まず食わずの状態が続いた方もいらっしゃいます。かといって、しかし被災直後では、孤立民家、孤立集落への、支援物資の配布は、困難を極めます。
食料・飲料を運ぶ手段も数量も限られるので各地域でチームを作る、自治会で仕組みを作るなど、お互いに連絡を取り合ったり物資提供場所まで一緒に行ったり、食料・飲料を近所の人の分も取りに行って渡したりというコミュニティがあれば、配布場所が少なくなるのでボランティアとして調達や製造に集中できて被災者の方はもっと充実した生活ができるのではないかと思います。
・ハード面では、土砂かきや、床下のヘドロかき、必要な資材をどのように入手するのか?
自分たちでというと、必要な資材を準備する時間も、金銭的にも困難な場合が多いです。
また、浸水被害の地域の壁土や竹の撤去も、マニュアルになるような、見本が欲しかったのを覚えています。災害が起きたときに、集まるボランティアの指針となるような、ものが、今の時代、Q&A で、やり取り出来るような、コンパクトなSNS の窓口があれば、悩むことも少ないかと思います。



■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

この度は被災地、被災者に思いをかけてくださり、有難うございました。
豪雨災害により生活の根底から失うた被災者を目の前で、一緒に泣くことしか出来ず、人間の無力さも感じましたが、この度のご寄付によりどれだけ多くの被災者の方々の力になったかしれません。
これからも当たり前の生活に感謝をしながら、今、まだ、不安を抱え、先が見えない被災者の方々に「出来ることを出来る人が」の気持ちで寄り添うていけたら嬉しいです。





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