ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜
(A)ありがとうコース |
【No.28】三原アレルギーの会ひだまり(災害を生き抜くアレルギー講演会)
<主な活動地域/三原市、尾道市、福山市、東広島市 助成金額/100,000円>
■活動報告
2019年2月11日、三原市市民福祉会館において当会主催「災害を生き抜くアレルギー講演会」を行いました。昨年の西日本豪雨において甚大な被害を受けた折、アレルギーを持つ子の親として何が出来たのかを改めて考え、知り、備えておく事の大切さを学ぶとともに、当事者のみならず、有事に助けを乞うことになるであろう方々にもアレルギー疾患患者が安全に避難生活を送れるよう知っていただきたく開催しました。第一部は、岡山大学の池田政憲医師によるアレルギー対応食品の配布方法、災害時のためにも日々の治療で出来ることを学び、エピペン体験講習も行いました。第二部は、チームアレルギー鉄穴森代表によるアレルギーがあっても食べられる炊き出しのポイントを教わり、実際にみなさんと三種類の対応食を試食しました。当事者家族、保健師、管理栄養士、行政職員、一般の方、80名の参加がありました。
■活動を通じて感じている課題
・当会は当事者が運営を行っています。講演会当日も当事者が進行を進めていかなければならない状況でした。本来、講演を聞き、学びたい方をスタッフとして配置せず、他の協力者にスタッフ依頼が出来れば良かったと感じました。
・より多くの方々にアレルギーについて知っていただきたく、地域広報・新聞・SNSでの情報の提供、園・学校関係にチラシ配布を行いましたが、もっとより良い告知方法・集客方法があったのではないかと考えます。
■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ
この度は皆様より寄せられた大切な寄付金による本基金の採択をいただき、誠にありがとうございます。現在3人に1人が何かしらのアレルギー性疾患を持つと言われています。当会はアレルギーに関して自己啓発、周知啓発を今後も行ってまいります。周りに悩んでいる方がおられましたら、お声かけください。1人で抱え込まず、語り合い、少しずつ良き方向へむかえるよう、アレルギーがあっても楽しい生活が送れるよう、一緒に考えていきましょう。