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2013年06月10日

「原発事故子ども・被災者支援法」広島フォーラム

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2013年6月9日(日)

東日本大震災、東京電力福島第一原発事故を受け、広島に避難されている方々が中心となって設立された「ひろしま避難者の会『アスチカ』」主催による、「原発事故子ども・被災者支援法」広島フォーラムが「ゆいぽーと」で開催されました。
当日は関係者も入れて約60名の方が参加し、「福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク(SAFLAN)」の丹治泰弘司法書士による【基調講演】「原発事故子ども・被災者支援法を知ろう」、前・広島市被災者支援ボランティア本部本部長の鈴川千賀子さんによる広島の避難者の現状のご紹介、そしてファシリテーター(堀口ヤスロウさん、山根弘和さん)をお招きしたワークショップを行いました。

「原発事故子ども・被災者支援法」は議員立法によって制定され、公布の日から施行されています。しかし、理念法と呼ばれており、残念ながらいまだに基本方針すら立てられていない状態です。
同法律は、被災者のための法律と思われがちですが、支援者のための法律でもあります。
一人でも多くの方にこの法律を知ってもらい、被災された方の実情に寄り添った取り組みが成されるよう、できる事をやっていきます!

フォーラムのワークショップでは、『支援法を知って自分がこれからできる事はなんでしょうか?』を問いに、ワールドカフェスタイルで進行し、沢山の意見が出ていました。
【主な意見抜粋】
・知ったことを発信する(伝える)
・伝えるテクニックを磨く
・避難者の方との交流などで学ぶ
・継続する

フォーラムは無事終了しましたが、ここがキックオフ。
最後に丹治司法書士の言葉をご紹介します。
「原発事故子ども・被災者支援法」は、日本人が、未来の「低線量長期被ばく」に対して向き合う「覚悟」(=「未来世代への責任」)が問われる法律である!