笹岡秀人広島県環境県民局総務管理部長の開会挨拶では、広島県における“協働社会”実現への強い期待が表明されました。
金谷信子広島市立大学国際学部准教授より「“協働力”を高めて地域社会を元気にする」というテーマで @“協働”は定着したか、A“協働”“NPO”をめぐるすれ違い、B今後の“協働”の可能性、という3つの柱で基調講演をいただきました。また、NPO法人及び市町担当課を対象とした「アンケート調査結果」に関する報告を、ひろしまNPOセンターの毛利葉事務局長が行いました。
倉員伸明呉市地域協働課地域協働係長、山本和子NPO法人呉こどもNPOセンターYYY理事長のお二人のパネラーより、呉市の協働事例を報告いただき、「協働をふり返る〜地域のパートナーシップの確立を目指して」というテーマで、金谷信子先生をコーディネーターに、パネルディスカッションを行いました。
最後に、NPO法人ひろしまNPOセンター代表理事の安藤周治より、「NPO活動自体が活動の現場として抱えている地域社会を、これからどうしていくかが一番大きな課題、私たちが住みたいところで、住みたいような仕組みを、やりたいような形でできるという積極的なとらえ方をすれば、いい時代が来始めたと理解して行政との協働をすすめていける。」とNPO へエールを送りました。
広島県とともに行った「NPOと行政等との協働環境に関する調査報告書」を、9月末に発行する予定です。