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2020年06月15日

平成30年7月豪雨災害ひろしまコミュニティ支援基金 (A)常日ごろの活動応援コース 活動報告<20>


ひろしまNPOセンター復興支援活動平成30年7月豪雨災害ひろしまコミュニティ支援基金




(A)常日ごろの活動応援コース



【No.20】福地町内会(「ひまわりサロン」)

<主な活動地域/三原市 助成金額/50,000円>




■活動報告


7月7日の災害直後は、30軒の世帯が他地区公民館に避難して生活するなど、町内は甚大な被害を被った。約2ヶ月はボランティアさんの助力のもと、各家は土砂出しに追われた。町内に住めなくなった13軒が他町に移り住むことになり、地域は火が消えたように寂しくなっていた。
こうした状況で、町内会で気持ちが明るく前向きになるような集会をということで三原市社協の支援もあり、平成30年10月頃から集会を持ち、市内業者さんボランティアによる炊き出しなど町民が気楽に参加し、笑顔を取り戻す集会を2か月に1回の割合で行った。災害で滅入っていた人、アパートに住まざる得ない人、独居の高齢者など、集会を通して皆さん元気になり、町内の絆も深まっていった。
2ヶ月に1回の集まりが町民にとって貴重な会となり、常時30人前後の参加者となっている。平成31年2月に、名称を「ひまわりサロン」と名付け2か月に1回ずつの定期開催とすることとした。内容については、三原市社会協議会さんからも多くアイデアをいただきながら、今日まで続いている。




■地域づくり・コミュニティづくりにつながる、常日ごろの活動を継続していくための『あったらいいな』


2ヶ月に1回集まることで、町民は互いの情報交換をし、楽しい時間を過ごすことで、地域のコミュニケーションは以前より深まっている状態である。2か月に1回の開催も、長く続けていくためには、丁度よいペースに思われる。三原市社会福祉協議会の支援があるから、次のサロンの内容についてあまりサロンの世話役が悩まず、スムーズな運営となっている。




■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ


7月7日の豪雨災害は地域に甚大な被害をもたらした。現在、砂防堰堤工事、河川、道路改修工事など、復興に向けて地域も前に進みつつあります。災害発生以降いただいた多くの義捐金やボランティア活動は大変ありがたいもので、復興への大きな力をいただきました。地域が一つになって復興を目指すためにも、「ひまわりサロン」の活動は欠かせないものです。NPO法人よりいただいた支援金で購入した低い椅子は、高齢者の多いサロン運営において、大変好評です。末永く地域のコミュニケーションを深めるため、活用させていただきます。


■活動写真等





福地町内会.JPG


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