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2020年03月10日

平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (C)そなえるコース 活動報告<19>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(C)そなえるコース


【No.19】和木自主防災協議会(そなえるコース)
       <主な活動地域/三原市大和町和木 和木、箱側 助成金額/1,000,000円>

■活動報告

2018年7月6日に三原市全域に土砂災害危険情報が発令され続いて避難指示が発令された。
和木自主防災協議会では市危機管理課からの要請を受けて、和木地域交流センターを自主避難所として開設し運営にあたった。直ちに区長を招集し、危機管理課、消防隊と今後の対応について検討を行った。最初に避難行動要支援者のリストを元に各地区区長により要支援者の避難救出を車で行った。 
同時に避難所では床へブルーシートを張り、座布団、毛布、飲料水、暑熱対応用の扇風機などの準備を整え一般避難者も含めて、受け入れと対応を行った。また体調不良者の支援、濁流による避難者の洗浄、手当、見回り、声掛けなど巡回を実施した。自主防災組織とボランティアG計25名により、非常食搬入と食事の炊き出し提供を行った。またドクターによる回診を依頼し高齢者の精神的ケアにも努めた。更に施設に入所されている身体の不自由な方が27名避難された。しかしフロアーの床へ横たわるのは体が痛くて眠れない状況であった。倉庫から備蓄してあった布団や畳を運搬提供し「ありがたい」との意見を頂いた。しかし備蓄場所が雨の中遠くて重労働であり、『重い物は近くに移動しないといざという時に間に合わない』との意見が出された。
また河川の増水による氾濫、裏山や庭が鉄砲水で流出し土嚢設置の依頼が3件あった。
自主防災隊が11名出動し土嚢を設置して回り被害の拡大を防止できた。
7月6日から9日までの避難者総計は139名。和木自主防組織としても発足以来、初めての自主避難所開設の経験となった。ほとんどの人が着の身着のままで避難されており、身の回り品や薬など避難用品を持ち出す余裕がなかった。平常時より非常持出し品を用意しておき、発災時にはすぐに持ち出せるよう準備を整えておく必要性の啓蒙活動を実施していきたい。




■活動を通じて感じている課題

@自主防災組織の中で実際に活動を行ったのは区長とボランティアGがほとんどであった。
A避難所で寝泊まりする際に、フロアーへ横になるのは身体が痛くて眠れない状況であった。
B備蓄品の置き場所が周知徹底されておらずまた遠い場所であり緊急時に慌てた。
C停電時の水の確保や、トイレの水が流せないなど水の供給に非常な時間と労力を要した。
D自主防組織としてきちんと機能させるには組織の再編が必要と感じた。



■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

このたび基金により防災倉庫を設置して頂き本当にありがとうございました。避難所に設置した防災倉庫を最大限活用できるよう備蓄品のリストアップと準備を行い、発災時には迅速に対応できるよう現在進めています。昨年度のひろしま豪雨災害や台風時には、経験したことの無い避難所の自主開設を行いました。今後区民へは平常時より非常持出し品の準備を整えて頂くように、また早めの避難を行うよう啓蒙活動を実施していきます。
更に自主防災組織の再編計画を進めており今後の防災活動に活かしていきます。大切な人命を失うことがないよう今後も防災活動を継続実施していきますので、ご指導よろしくお願いします。
大切な基金を活用させて頂きありがとうございました。






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posted by わたる at 12:45| Comment(0) | 助成・寄贈
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