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2020年03月10日

平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (B)これからもコース 活動報告<23>

ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜




ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(B)これからもコース


【No.23】広島大学学生ボランティア団体OPERATIONつながり(農地復旧ボランティア及び仮設住宅支援)
       <主な活動地域/廿日市市宮島町 助成金額/360,000円>

■活動報告

 平成30年7月豪雨災害の復興支援活動として、主に農地の復興支援と仮設住宅での心の支援を行ってきた。農地の復興支援では、機械では出来ない手作業による農地や水路の土砂撤去を実施した。活動は4/14に安芸津町、4/20に黒瀬町、5/11、6/16、7/6、8/8、9/8、9/16、9/26、9/30に八本松町にて行った。この活動には当団体メンバーと有志の広島大学学生が参加し、計114名を派遣した。仮設住宅での心の支援では、坂町平成ヶ浜応急仮設住宅集会所にて月に一度イベントを開催し、炊き出しや住民の方々との制作活動を行った。4/29、5/26、6/23、7/21、8/31、9/29にイベントを開催し、当団体メンバーが計63名参加した。また、そのほかの活動として6/20、7/18、9/19には小屋浦町で行われている「カフェつながり」へ当団体メンバーが計7名参加した。
 当初の予定では本基金を使用する旨を申請していなかったが、使用許可をもらったため7/28に呉市安浦町での保育所駐車場整備を計16名で行った。




■活動を通じて感じている課題

 平成30年7月豪雨に対しての支援活動として、主に坂町平成ヶ浜応急仮設住宅での心の支援と豪雨で被害を受けた農家の方への農地ボランティアの2つを行ってきた。活動の中で感じた課題に関し、この2つの活動に分類して記載する。
1)心の支援において感じた課題
 仮設支援では、主に仮設住宅の集会所においてイベントを催して住民の方との交流を行った。
 課題の一つは、信頼関係の構築である。定期的なイベント開催という点は達成できたが、参加する当団体メンバーが流動的であったこともあり、住民の方との信頼関係を十分に築けたとは言えない。信頼関係を築くことは心の支援において最も重要なことの一つであるため、今後の目標とも言える。また、この課題に付随して当団体メンバーのコミュニケーションスキルや会話の受け止め方に、より向上できる部分があったと感じる。これも重要な課題である。これらは、変に気負わず会話を楽しむことや傾聴することに意識を置いたりすることで改善できる部分と言えるだろう。
 また、イベントの開催がボランティア側からの一方向のみの働きかけになってしまっていたことも課題である。これからは,住民の方の趣味・特技を活かすなどした住民の方主体のイベント企画による自立支援を行っていきたい。
 最後に、大きな課題として仮設住宅での支援終了後、心の支援をどのように行うかという問題がある。仮設住宅の入居は最長二年であり、多くの住民の方が来年の夏頃から転居される。その際、当然これまでのような活動は行うことはできない。可能な活動として考えられるのは、仮設住宅に入居する住民の方の転居先の大きな選択肢として挙げられる災害公営住宅での活動等である。だが、仮設住宅とは異なる恒久的なコミュニティであることも踏まえつつ、活動を行うべきか、行うのならどのような活動を行うべきかなど、様々な角度から検討しなければならない。
2)農地ボランティアにおいて感じた課題
 農地ボランティアでは、田畑に被害を受けた方を対象に、手作業でできるニーズを募集した。
 最も大きな課題は、メンバーの知識不足である。農業に関する知識や農地復興の諸制度への知識など、これらをもっと知っていればより適切で効率的な支援ができたように感じる。また、この知識不足に関連した課題として、団体として可能な作業なのか、可能ならばどのような作業まで行うべきかという線引きについて曖昧な部分があった。専門的な作業を行うことはできないという前提を再確認し、その後の農家の方の生活も視野に入れながら作業する範囲を判断していきたい。
 農地復旧のニーズと団体の活動できるキャパシティーのバランスも大きな課題の一つである。当団体が農地ボランティアとして活動できる頻度は月に1回が限度である。そのような中で,どうしても一つのニーズにかかりきりになってしまっていたのも事実である。このような現状により,東広島に残されているニーズの調査・募集に割く余裕がなくなっていた。団体のキャパシティーを超えないような無理のない活動と,ニーズ等の把握や活動を両立していくことが理想である。
 以上、2つの活動における課題をまとめた。挙げた課題の中で、現在の活動において克服できるものは改善を試みたい。今後は、移り変わる現状に合わせ、今行っている活動を振り返り、時には柔軟に活動を変えていく必要もあるだろう。



■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

この度は、当団体の活動に御寄付をいただきありがとうございました。当団体は西日本豪雨災害を受け、農地復旧ボランティアや仮設住宅支援を行ってまいりました。皆様からの御厚意をいただき、これまで活動を継続して行うことができました。心より感謝申し上げます。今後も、多くの皆様に寄り添った支援ができるよう、メンバー一同精一杯活動してまいります。今後とも活動へのご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。





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posted by わたる at 12:33| Comment(0) | 助成・寄贈
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