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2020年01月21日

平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 (A)ありがとうコース 活動報告<3>


ひろしまNPOセンター&コミュニティ未来創造基金ひろしま 復興支援活動
平成30年7月豪雨災害 ひろしま復興支援基金 〜ひろしまにともす、希望の灯り〜



(A)ありがとうコース


【No.3】三原市防災士ネットワーク(防災士による各地域に於ける支援活動)
       <主な活動地域/三原市 助成金額/100,000円>

■活動報告

 私と町内の防災士を中心に発災前後から各地域に於いて避難所運営や要支援者の救助、炊き出しを行う。
 発災後、社会福祉協議会と連絡を取り、被災地の現状把握とニーズ調査の要望があり防災士4名が1週間程度参加。
 市内断水後、地域によっては7月8日から7月末迄断水の間、各地に於いて防災士を中心に給水支援活動(行政の給水サポートやペットボトルの水配給)を行った。他地区に於いても地区の被害を把握後家屋の泥出しや炊き出しを行った。
 その後市医師会会長から、ある避難所の環境が劣悪であるが改善されないので何とかして欲しいとの連絡が入り、15日昼からその避難所に行き状況把握後、毎夕方三原市福祉保健課が行っている会議に参加し、環境改善を求めると共に、他の避難所への移動も提案し改善された。この状況では他の避難所の状況把握が必要と考え、市内の避難所を毎日巡回し、避難所を運営している方への聞き取りを行い、その避難所が抱えている問題点や要望を市の会議に於いて提案、改善を9月末迄毎日行った。
 市内に入っているボランティア団体と行政(保健福祉課、社会福祉課、社会福祉協議会)の連携を図るため、貴団体が行っていたボランティア会議に参加し、行政の会議への参加を求め、情報の共有を行った。




■活動を通じて感じている課題

 ボランティアの内容によっては、中学生や高校生の力がこれほど力強く、大切だと思い知らされました。
 他市町の被災地に於いても彼らの活躍を目の当たりにしてきましたが、改めて彼らの力を今後発生するであろう大災時に速やかに協力して頂けるシステム、ネットワーク作りの必要性を感じました。また、他市町から参加して頂きました多くのボランティアの皆様には感謝申し上げます。しかし、中にはボランティア自身のための活動を行っている方もみられ、地域が自立するための意欲、活動を阻害している活動もみられたことは残念に思います。
 地域の皆様が一日も早く自立できる支援をお願いしたく、今後も宜しくお願いいたします。




■寄付者(市民の皆様)へのメッセージ

 今回ご寄付を頂いたことに感謝申し上げます。今後の三原市防災士ネットワークの活動のための勉強会の資金に使わせて頂きます。
 次の災害に備える事の大切さの啓発活動を主体に、会員一同のスキルアップを図り、災害死ゼロを目指していく所存ですので、今後ともご支援頂きたく宜しくお願いいたします。




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posted by わたる at 17:10| Comment(0) | 助成・寄贈
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