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2010年03月07日

平戸和蘭商館倉庫〜他工事2〜

左官屋さんが内壁のレンガの上に土壁を塗っている作業です。

仕上げは、白の漆喰仕上げです。

ここにも、洋建築と和建築の集合です。







2010年03月04日

平戸和蘭商館倉庫〜他工事1〜

外壁のレンガを石屋さんが組み積んでいる作業です。
大きく重いレンガを吊りながら、真っ直ぐ積む為に水糸をはって微調整をしながら積んでいます。



2010年03月03日

平戸和蘭商館倉庫〜谷葺き〜

桧皮葺と同じ様に、野地板の上に三角計の谷板を取り付けます。

谷の真(真ん中)に墨で記しをした後、小幅と大幅の谷板を真に沿って交互に取り付けます。

先に取り付けた谷板に沿って平板に馴染む所まで谷板を回します。

今回の谷葺き施工の仕様は『込み足回し葺』なので、谷の葺足の間に2寸(約6cm)の巾の谷板を1枚入れ葺いています。

土居葺きで、谷板を使用した葺き型は珍しく貴重体験をさせて頂きました。







2010年03月01日

平戸和蘭商館倉庫〜土居葺施工〜

葺き出しをした後、2寸5分(約7,5cm)間隔で土居板を並べ2枚毎に、長さ8分(約24mm)の竹釘と同じくらいの長さ24mmの針釘を併用で打ち止めます。





2010年02月24日

平戸和蘭商館倉庫〜安全パトロール〜

本日は、月1回の現場パトロール及び安全衛生協議会と月間工程会議の日でした。

前者を簡単に言えば、工事現場内の工事に参加して方や次に参加する色々な職種の代表者や代理人が現場内をみんなで視察し注意点を話し合う日です。

自分や同業者同士では気が付かなかった注意事項が分かる良い機会だと思います。

2010年02月22日

平戸和蘭商館倉庫〜休憩中〜

我々も使う・電動丸型ノコギリ・通称『丸ノコ』 今日は休憩中に、大工さんが、丸ノコの刃『チップソー』を研磨機を使って研磨している作業を私自身が初めて見る光景だったので…思わず写真に撮ってしまいました。 私の場合、作業工程で丸ノコを使いますが…切れ味が落ちる前に釘などを切ってしまいチップソーの刃を痛め交換していました。 頻繁に使う大工さんは、切れ味を追求するところが『職人』だと思う1日でした。

2010年02月21日

平戸和蘭商館倉庫〜職員さん〜

平戸和蘭商館倉庫の土居葺工事には、島根県より2人の職人さんに手伝って頂いております。

1人は、私と同じように家業の屋根屋を継ぎ職人としても1流な方です。私の目標とする職人の1人です。

もう1人は、昨年の春より屋根葺き職人に転職した新人さんです。
まだまだ、空回りしている点もありますが…一生懸命やっています。
今度、どこかの現場にあって成長しているのが楽しみです。





2010年02月20日

平戸和蘭商館倉庫〜見学会〜

本日は、午前と午後の二回に別けて現場見学会がありました。

大勢の見学者が来られていたようです。

定期的に工事の進行状況などを一般の方かに紹介しているそうです。

興味のある方は、平戸市教育委員会 文化遺産課 和蘭商館復元推進室 に問い合わせ下さい。

連絡先は
TEL 0950-22-4111
(内線 2636・2637)
E-mail:bunka@city.hirado.lg.jp
です。

2010年02月19日

平戸和蘭商館倉庫〜検査〜

本日は、平戸市の職員の方の検査がありました。

施工に関して多少の注意事項がありましたが…大きな問題点がなく良かったです。でも、指摘された点は、肝に命じて施工します。

2010年02月17日

平戸和蘭商館倉庫〜葺き出し〜

葺き始めの位置は瓦座の後ろより二枚重ねで葺き始めます。

瓦座の取り付けが間に合わなかった為、茅負に瓦座の取り付け位置を大工さんに記しをしてもらい葺き始めました。

今回の現場の葺き足は2寸5分(約7,5cm)なので、2寸5分間隔で葺き上げていきます。