入札参加のため出雲を訪れたので、出雲大社にお参りしました
出雲大社は檜皮葺の建物としても有名です。
出雲大社本殿は専用の長さの屋根材を使います。
ふだんの長平(2尺5寸)より長いサイズで、特別にあつらえるものです。
社殿の多くは檜皮葺ですが、銅板やクリのこけら葺き、杉皮葺きも見ることができます。
最近修復が終わった建物。
真新しくすがすがしいです。
現在はこの建物の工事をしていて、同業者に見せていただくことができました。
クリのこけら葺きをこれから葺いていくところで、化粧板が施工されています。
2015年07月20日
2015年05月06日
福岡天神 警固神社にやってきました
GW、博多どんたくでにぎわう5月4日。
同業先輩の施工されたガルバリウム合板の施工例を見学するため、福岡天神の警固神社に案内していただきました!
最近お問い合わせの増えてきたガルバの透塀(すきべい)の施工例。
銅板に比べると固いので、曲線を表現するのは困難ですが、このような直線的な仕上がりには対応可能です。
神門は築10年くらいになるそう、銅板が黒色に変化しています。
本殿は美しい緑青!
この日は骨董市も開かれていました。
都会の中の心のオアシスのような存在です。
すぐ裏には西鉄天神駅、三越があります。ご参拝の方も多くありました。
私は主に伝統的な社寺建築を施工していますが、新しい建材についても、施主さんのご意向をお聞きしながら、選択肢の中に入れていく時代がきています。その時でも、「社寺建築に携わっているからこそできる仕上がり感」を追求しなければならないと思っています。
先輩の施工を見学させていただき、大変勉強になりました!
同業先輩の施工されたガルバリウム合板の施工例を見学するため、福岡天神の警固神社に案内していただきました!
最近お問い合わせの増えてきたガルバの透塀(すきべい)の施工例。
銅板に比べると固いので、曲線を表現するのは困難ですが、このような直線的な仕上がりには対応可能です。
神門は築10年くらいになるそう、銅板が黒色に変化しています。
本殿は美しい緑青!
この日は骨董市も開かれていました。
都会の中の心のオアシスのような存在です。
すぐ裏には西鉄天神駅、三越があります。ご参拝の方も多くありました。
私は主に伝統的な社寺建築を施工していますが、新しい建材についても、施主さんのご意向をお聞きしながら、選択肢の中に入れていく時代がきています。その時でも、「社寺建築に携わっているからこそできる仕上がり感」を追求しなければならないと思っています。
先輩の施工を見学させていただき、大変勉強になりました!
2015年04月11日
2011年08月20日
染羽天岩勝神社・本殿
同じく島根県益田市にある神社で染羽天岩勝(そめばあまのいわかつ)神社・本殿も桧皮葺きで国指定重要文化財です。
平成11年に所属している会社が屋根葺き工事を下請けし、私を入れて5人で作業したのであっという間に終わったのを記憶しています。
回りの木の枝が多く良く見ることが出来ませんが、こちらも激しく傷んでいる箇所はなさそうです。
宮司さんが留守みたいでご挨拶が出来なかったことが残念でした。
2011年08月17日
柿下神社・本殿
島根県益田市にある柿下神社は本殿が桧皮葺きで県指定有形文化財です。
祭神は歌人・柿本人麻呂様です。
平成6年に師匠と師匠の従兄弟にあたる職人さんと三人で葺きました。
5月の連休明けからお盆休みまでかかったので、今日のような暑い日は懐かしく感じます。
遠くから見た所、激しく傷んでいる箇所はなさそうでしたが、風当たりの強い場所に建っているので大きな台風などが心配です。
2011年07月29日
築山神社
八坂神社の西側に築山神社があります。
共に史跡築山館跡地にある神社です。
拝殿と本殿の屋根はトタン葺きですが、柿(こけら)軒付けです。
屋根の状態は大変悪く応急対策として10年前ぐらいに丸太で組みシート養生をしましたが、年数も経ち丸太自体も傷んでる状態です。
近隣の町内で再建委員会などが立ち上がっているみたいですが、思うように進んでいない状態みたいです。
このまま朽ち果てて逝くしかないのでしょうか…?
何か良い案があればと思います。
2011年07月26日
山口・八坂神社
山口・祇園祭が行われる八坂神社です。
場所は大殿地区の竪小路にあり、大きな朱色の鳥居が目印です。
江戸時代後期に築山館跡地に社を移したそうです。
本殿は桧皮葺きで国指定重要文化財です。
前回の葺き替えは昭和53年ぐらいなので、葺き替え時期であります。
拝殿は銅板葺きで平成2年に桧皮葺きから銅板葺きに、手水舎は12年に新しく銅板葺きに私が葺きました。
境内には、公園があり子ども達の楽しい声が聞こえます。
次男が生まれる前は近くに住んでいたので長男と2人で遊んでいたことを懐かしく思います。
参道両側には桜の木が沢山あり、春には周辺住民の花見の席の隠れスポットであります。
27日の御還幸で神さまは御旅所から八坂神社へ再びお帰りになります。
2011年04月29日
石清水八幡宮・本殿
山口市平川にある石清水八幡宮・本殿は国指定・重要文化財です。
昭和12年の解体修理の際に茅葺き屋根から銅板葺きに変更されました。
蛙股に特徴があり、山口市内で現存する社殿で一番古い社殿になります。
2011年04月16日
極楽寺・本堂
極楽寺は標高660mの極楽寺山山頂にあります。
展望台があり瀬戸内海に浮かぶ宮島や小さな小島が見えてとても綺麗です。
本堂の左側には紅葉の木が何本かあるので秋の紅葉の季節に行ってみたいです。
2011年04月15日
極楽寺・本堂
広島県廿日市市市原にある県指定・重要文化財の極楽寺の本堂です。
住職さんの話では、数年前に台風災害で、こけら葺きから銅板葺きに葺き替えをされたそうです。
他に、こけら葺きの前は桧皮葺きだったそうです。
その名残でしょうか…軒付けの上軒はこけら軒付で下軒は桧皮軒付になっています。