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2009年12月20日

千木・鰹木の飾金具

千木や鰹木に付いていた飾金具の金箔は月日たちなくなっていたので…新しく金箔を張り替えました。

離れて見ると、とても綺麗です。







2009年12月19日

千木・鰹木の取り付け

前回の鰹木の取り付け方は棟から出たホゾに鰹木のホゾ穴に差し込むだけでした。

これでは、多少ぐらぐら揺れるので今回は、ボルトとビスを併用して、しっかりと固定することにしました。

ボルトとビスで固定したのちに、銅板で蓋をします。
ボルトとビスの止め加減で、大棟にある五本の鰹木の並びを水平にする役目もあります。

千木の取り付け方は、鰹木に直接ボルトを打ち込んで取り付けします。

千木の立ち加減ですが、少しだけ傾けてあります。垂直に立てると…目の錯覚で内に傾いて見えてしまうことがあるので…私の場合は少しだけ傾けて取り付けます。







2009年12月17日

箱棟銅板包施工

品軒施工後、箱棟のアオリ板を取り付けます。

箱棟の寸法を計り、形状にそった銅板を施工し取り付けします。

しばらくは太陽に照らされピカピカ光りますが…2、3回雨が降れば赤茶色になり、長い月日たつと緑青色になります。







2009年12月14日

鬼の銅板施工

側面と裏目の銅板施工後は、頭に付いている三本の角みたいな物を『経の巻・きょうのまき』の銅板施工です。

『経の巻』の言われは、お経の巻物に似ているからだそうです。







2009年12月09日

品軒

箱棟の幅を考慮し、品軒の位置を決め、葺詰めます。墨坪(すみつぼ)で印をした後、薄いベニヤ板を設置します。

箱棟のあおり板が納まる高さを決め、この上に品軒を竹釘で打ち止めて積み上げます。

積み上がった品軒は箱棟の幅より中に納まる様に、記して、ちょうなで切り揃えます。
ベニヤ板はちょうなで切る時に桧皮の屋根を切らない為です。以前はギリギリまで切り、残った所を出刃包丁などの刃物で切り揃えてましたが…ベニヤ板の設置で作業効率は格段にアップしました。
ベニヤ板設置は、滋賀県の現場で応援で行った時にやっていたので、早速採用しました。
これも職人の知恵の一つです。

今回は棟の中に品軒が納まるので『入品・いりじな』と言います。
逆に棟より品軒が出て仕上がっている場合は『出品・でじな』と言います。







2009年12月08日

境内整備工事

東側控え所の瓦屋根替え工事も始まりました。

新しい瓦になり黒光りし、綺麗になりました。

今は壁板の張り替え工事も始まっています。





2009年11月28日

福岡より…職人さん

火曜日に福岡県より職人さんが来られてます。

以前、解体した千木と鰹木は工期的に心配だったのでので福岡にある、同業者の所に発注しました。

その千木と鰹木の銅板施工をしていただいた職人さんに来て頂き、棟の端にある鬼の銅板施工をしていただいています。

木材の鬼の状態は良いので、古い銅板を剥がし新しく銅板を貼り替えます。







2009年11月27日

境内整備工事

拝殿の両側にある、東側控え所の屋根替え工事も始まりました。

瓦、野地板、タルキなど屋根組まで替える大掛かりの工事です。

本殿の仮設足場より撮った写真です。







境内整備工事

気が付けば棟も完成され、足場も撤去され手水舎の瓦屋根完成です。

本瓦葺から桟瓦葺に代わり屋根が軽い感じになりました。

建物的には、屋根の重量が軽くなり建物の負担は軽くなったと思います。



2009年11月23日

境内整備工事

あっという間に瓦が葺かれいき、鬼瓦が設置されました。

桧皮葺に比べると…兎と亀です。

後は、棟瓦を設置するだけです。