裏板です。
0.3mmの銅板を使用しています。屋根には0.35mmを使用します。
屋根より薄いものを使うのは、加工のしやすさを考えているためです。(直接雨水もあたらない箇所です)
裏甲と軒野地のすきまに裏板を差し込み、裏板の完成です。
ボランティアガイドの皆さんにも裏側を見ていただきました。
行きの軒付完成です。
小さい軒ですが1枚の銅板を貼るのではなく、3段付けにしてかっこよくしてあります!
破風軒仕上げをしているところ。
破風軒は曲線の線の通り、バランス、ゆがみなどを気にしながらつけていきます。
天場に「いちょう」をつけました。桧皮葺につけるもようと同じです。
他には3段付などいろいろな施工方法があります。
この天場や軒付の施工方法は、銅板の屋根を見るときのちょっとした見どころです。
軒付完成です。
これから屋根葺きが始まります。
防水シート施工→平葺き→箕甲葺き の流れです。
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