唐破風を葺くには『面皮・つらかわ』と言って、長さ8寸(約24?)、幅3寸(約9?)以上の皮を生包丁で木口を丸く切った皮を使います。
(屋根の大きさによって面皮の寸法は変わります。)
左右より葺き上がった所は、『1.2.3』と言われる三段の軒を付け、『鏡皮・かがみかわ』と言って、面皮と同等の皮質の箱皮を使用して鬼が添えられる位置まで葺き上がります。
今回、唐破風を左側を龍福寺でもお世話になった滋賀県の職人さんに、右側を私が別れて葺きました。
始めて葺くので、先に葺き上がっていく左側を参考にして葺く形で行いましたが…自分でも思っている以上に綺麗に葺くことが出来ませんでした。
今まで、年輩者の方々が葺いているのをみていましたが、やってみないと全然ダメだと言うことが大変良く分かりました。