蛇腹台と裏甲に合わせながら『蛇腹板・じゃばらいた』を二枚ずつ斜め角度で裏甲に釘で打ち止めます。
蛇腹板は厚み3分(約9mm)、高さ1寸2分(約36mm)、長さ1尺(約30?)です。
蛇腹板の寸法は、軒の厚み、裏甲からの出や幅などで大きく変わります。
取り付けた後は、蛇腹板の出の線が綺麗に通るように吟味し電動式丸ノコなどで切り落とし、木口と厚みを鉋で削り仕上げします。
仕上がった蛇腹板の上に『台皮・だいかわ』(割れや歪みなどない素性の良い少し厚めのしっかりした桧皮)を打ち止め軒付けになります。
蛇腹板の名前の由来は下から見ると蛇のお腹に似ているからだそうです。