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桧皮葺師の徒然日記
「桧皮葺」(ひわだぶき)をご存知ですか?
桧皮葺とは、桧の皮を精製した材料を、
竹釘を使って打ちとめていく屋根建築の工法です。
例えば京都御所、清水寺、厳島神社などがそれにあたります。
このブログを通じて、伝統的な桧皮葺の工法や文化財、ひいては
あなたの街の神社・仏閣・歴史に興味を持っていただけると幸いです。
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平戸和蘭商館倉庫〜完成〜
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2010年03月16日
平戸和蘭商館倉庫〜棟納め〜
屋根の頂上となる棟の納めは、棟折板を使います。
長さは尺2寸(約36cm)、厚みは土居板の半分の5厘(約1,5mm)です。
巾は3寸ぐらいから5寸ほどの板を同じ所に継ぎ目がいかないようにし、2枚重ねで針釘で打ち止めます。
板が棟の角度に沿って曲がり良くするために一晩ほど水に浸けたり、屋根の野地板の角がないように大工さんにしていただきました。
今回は丸くして頂き施工が大変スムーズでした。
これで土居葺き屋根の完成です。
【平戸和蘭商館倉庫(長崎県平戸市)の最新記事】
平戸和蘭商館倉庫〜完成後〜
平戸和蘭商館倉庫〜周辺〜
平戸和蘭商館倉庫〜完成〜
平戸和蘭商館倉庫〜現場にて3〜
平戸和蘭商館倉庫〜現場にて2〜
posted by
ササキマコト
at 21:20 |
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平戸和蘭商館倉庫(長崎県平戸市)
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